名刺印刷グレードアップメンテナンス/デカール印刷カッティングシート印刷の耐久性向上!

2010年11月17日『本格名刺作成キット』発売開始!

『アルプス電気製のプリンタを使って、業務用名刺印刷プリンタに負けない本格的な名刺印刷を作成したい!』
これは、弊社の技術センターにおいて同プリンタのサポートサービスを始める際に、どうしても達成したい目標でした。

*印刷はできても、紙づまりが発生してはいけない。
*インクテープが切れてはいけない。
*キャリッジの耐久性能を向上させなければいけない。

これらの問題解決のための試行錯誤の末、本年2010年2月に名刺印刷手法とメンテナンス手法を確立し、その後、約9か月間にわたり印字耐久性能試験を繰り返し、プリンタの心臓部であるキャリッジおよび印字ヘッドの耐久性能が大幅に向上している(*注1)ことを確認致しました。また、名刺印刷時の紙づまりやインクテープの切断に対しても、A4サイズの普通紙印刷とほぼ同レベルまで向上し、実使用上全く問題のないレベルとなっております。
また、本<名刺印刷グレードアップメンテナンス>は、デカールシートやカッティングシートなど普通紙に比べて厚めで、硬さのある特殊用紙に対するキャリッジおよび印字ヘッドの耐久性能の向上や、用紙づまりやインクテープの切断問題解決に対しても極めて有効であることも確認致しました。
もちろん、通常の普通紙印刷や、アルプス純正用紙に対する印刷、更に昇華フォトカラー印刷を含めて、すべての印刷において快適かつ長期にわたって安心してご利用いただけるメンテナンスです。

デカールシートやカッティングシートは普通紙に比べて高価なため、B6サイズやA5サイズ、はがきサイズなどに小さくカットしてシートのエッジ近くまで印刷にご利用される方が多く、A4普通紙印刷に比べてキャリッジや印字ヘッドの損傷・劣化を加速させます。 これらのメーカー推奨使用範囲を超えた印刷においても、<名刺印刷グレードアップメンテナンス>により長期間安定して良好な印字状態を維持することができます。

尚、本<名刺印刷グレードアップメンテナンス>は、初期評価を2010年5月に完了し、2010年6月1日以降に発送の以下のすべての弊社販売品・修理品・メンテナンス品に施しています。 『本格名刺作成キット』をご利用の際には、弊社発行の「納品書兼保証書」の日付が2010年6月1日以降であることをご確認ください。
メンテナンス済みMD-5000/MD-5500販売
MD-5000/MD-1500/MD-1300/MD-1000修理サービス
MD-5000/MD-5500メンテナンスサービス

(*注1)キャリッジの動作不良および印字ヘッド損傷に至るまでの印刷回数を確認する耐久性能試験において、2010年11月1日時点で新品状態の製品および弊社従来のメンテナンス品と比較し、1.5倍以上の耐久性能となっています。(現在試験継続中)

(象のロケット 技術センター)