象のロケット特色オレンジ ALPS MDプリンタ用インクカセット

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2018年6月14日更新:【使い方】説明文内の600dpiでの印刷方法として、従来のメタリック系インクに加えて、特色ホワイトMFインクベースドホワイト紙用シアン紙用マゼンタとして印刷する方法を追記いたしました。 この方法はオレンジのみならずすべての象のロケット特色インクに共通です。

【品名】:象のロケット特色 オレンジ
【型番】:ZK-MDC-ORMR(3個パック:ZK-MDC-ORM3

花粉症に苦しむ長谷です。今年のバレンタインデー、皆様いかがでしたでしょうか?
象のロケットよりALPS MDプリンタユーザーの皆様へ思いっきりの愛を込めたプレゼントです。
多くのユーザーの皆様より以前よりご要望をいただいておりましたALPS MDプリンタ用の特色オレンジの販売を開始いたします。今後、皆様のご要望にお応えしながら製品化を進めます象のロケット特色カラーインクの第1弾となります。
新色インクは高額な開発費用の問題を含め多くの難題がありましたが、関係各社の多大なる協力による販売開始です。完璧とまではいきませんが、何とか皆様の期待に応えることができるレベルで製品化できていると思います。従来の紙用CMYKに比べるとわずかに印字エッジのシャープ性能は劣りますが、CMYK網点印刷では得られない美しい単色文字が印刷可能です。 あとは皆様の印刷テクニックで使いこなしていただけると幸いです。

【特徴】
1.色合い:マゼンタ58%、イエロー96%の標準的なオレンジ色です。しっかりとした色合いです。透過性の顔料インクです。印刷後の色の安定性に優れています。

2.重ね印刷性能:象のロケット特色インク同士は95%ほどですが重なります。2回、3回と印刷を重ねることで多彩な色を再現したり濃度を上げることができます。プリンタのページ合成機能を使って色を重ねてください。

3.他色との重ね印刷性能:プリンタのページ合成機能を使って、従来の紙用シアンマゼンタイエローやメタリック系のそれぞれのインクの上に重ね印刷を行うことができます。
シアンオレンジ=濃いめのアーミー色(ミリタリー色・アーミーグリーン色・ミリタリーダークグリーン色)、グレーに近い深緑色
マゼンタオレンジワインカラーのような赤色
イエローオレンジ=橙色(だいだいいろ)、ゴールデンオレンジ色、黄色みがかったオレンジ
メタリックブルーオレンジ=濃いめのメタリックアーミー色(ミリタリーダークブラウン色)、メタリックなこげ茶色
メタリックレッドオレンジ=メタリックマゼンタではなくメタリックな赤色
メタリックゴールドオレンジ=メタリックなダークオレンジ
メタリックシルバーオレンジ=メタリックなオレンジ

4.印刷性能:クリアデカールシート、普通紙、各種フィルムへの印刷が可能です。もちろん下地印刷としての特色ホワイトの上に印刷可能です。
また皆様から好評をいただいております『象のロケット クリアデカールシート 半光沢 Z-CDCA4、光沢 Z-GCDA4』『象のロケット ホワイトデカールシート 半光沢 Z-WDCA4』への印刷性能が高くなるように開発を行いました。

5.ALPS MDプリンタを故障させる原因(埃・粉塵)を徹底排除した生産ラインでの製造です。:安心してお使いください。

6.地球に優しいエコロジープロジェクト:使用済みのインクカセットを再利用しています。プラスチックの劣化やカセットのひずみが無いものを選別し、完全洗浄後に再検査を行い利用しています。

模型製作・デカール製作・販売のプロの方々にも検証していただき、二重丸の評価をいただいております。
模型、プラモデル、フィギュア、デコレーション、ネイルアート、ヘルメットや自転車・バイク・自動車の装飾、釣り竿や浮きなどへのマーキング・名入れなど、幅広くご利用ください。

【適合機種】
アルプス電気製 ALPS MD-5500、ALPS MD-5000、ALPS MD-1500、ALPS MD-1300、ALPS MD-1000

【使い方】
1.下記2(1200dpi印刷)または3(600dpi印刷)の印刷設定でご利用ください。

2.インクカセット認識バーコードは紙用ブラックと同じですので、ALPS MDプリンタは本インクカセットを紙用ブラックとして認識します。グレイスケール1200dpiで印刷してください。 紙用ブラック600dpiや2400dpiの設定では綺麗に印刷することはできません。
印刷プロパティで『グレイスケール』+『平滑紙(デカールシートやMD用ビューカルへの印刷時は必ず「裏面印刷」にチェックを入れてカール矯正は止めること)』+『印刷モード:標準』『詳細設定→解像度を1200dpi』を選択してください。この設定により小さな文字などを最もシャープに印刷することができます。 
尚、デカール印刷などでページ合成機能を使いながら特色ホワイトやメタリックカラーなど他のインクも同一シート上に印刷する場合には、選択する「用紙の種類」により「用紙」タブ内の「自動給紙」と「手差し」が自動で切り替わり、直前の印刷と一致していないとページ合成にチェックを入れていても用紙を一旦排紙してしまいます。一連の印刷の間、「自動給紙」と「手差し」は統一するように注意してください。手動で自由に選択できます。

3.600dpiで印刷したい場合は以下のようにインクカセットに貼られている認識バーコードを貼り替えます。

特色ホワイト(MDC-SCWH)のバーコードと張り替えることにより、プリンタは本インクカセットを特色ホワイトとして認識し、600dpiで綺麗に印刷することができます。デカールシートや紙への定着はしっかりとしています。
尚、一度剥がしたバーコードシールを貼り替える際、シールの粘着力が落ちている場合には両面テープを使い確実に貼ってください。紙用ブラック用のバーコード(0番)の上に重ね貼りしても構いません。

MFインクMDC-PREP)のバーコードと貼り替えることにより、プリンタは本インクカセットをMFインクとして認識し、600dpiで綺麗に印刷することができます。デカールシートや紙への定着はしっかりとしています。

●メタリック系インク(メタリックシルバーMDC-METS)・メタリックゴールドMDC-METG)・メタリックレッドMDC-METRMLC-SMTR)・メタリックブルーMDC-METBMLC-SMTB))のバーコードと貼り替えることにより、プリンタは本インクカセットを貼り替えたそれぞれのメタリックカラーとして認識し、600dpiで綺麗に印刷することができます。利用しやすいメタリック系インクのバーコードと貼り替えてください。いずれのメタリック系インクのバーコードであってもデカールシートや紙への定着はしっかりとしています。 但し、他のインクと比べてメタリック系インクの場合は印刷時のリボンとリボンの境目の重なりが大きいため、メタリック系インクのバーコードを利用した場合は境目部分が2度塗りしたような状態となりますのでベタ状などデザインによっては濃い目のラインが目立つ場合があります。
メタリックレッドメタリックブルーのバーコードも販売中です。必要な方は合わせてご注文ください。

ベースドホワイトMDC-OPWH)のバーコードと貼り替えることにより、プリンタは本インクカセットをベースドホワイトとして認識し、600dpiで綺麗に印刷することができます。デカールシートや紙への定着はしっかりとしています。

紙用シアンMDC-FLCC)、紙用マゼンタMDC-FLCM)のバーコードと貼り替えることにより、プリンタは本インクカセットを貼り替えたシアンマゼンタとして認識し、600dpiで印刷することができます。デカールシートや紙への定着は上記ホワイト系インクやMFインク、メタリック系インクのバーコードと貼り替えた場合と比較するとわずかに劣ります。シアンで98%程度、マゼンタで96%程度です。

4.象のロケット特色インク同士は95%ほどですが重なります。2回、3回と印刷を重ねることで多彩な色を再現したり濃度を上げることができます。プリンタのページ合成機能を使って色を重ねてください。

5.紙用シアンマゼンタイエローブラックなどと重ね印刷をする場合には、本特色インクを最上面に印刷(一番最後に印刷)してください。

6.マークセッターやマークソフターなどのデカール軟化剤、更に水性コーティング、ラッカーコーティング、ウレタンコーティングなど従来お使いいただいている各種コーティング塗装剤との相性も良好で自由にお使いいただけます。

【価格】
象のロケット特色
オレンジ ZK-MDC-ORMR ¥2,000
オレンジ3個パック ZK-MDC-ORM3 ¥5,000 (¥1,667/1個)

【購入方法】
象のロケットクリアデカールシートやインクカセットの購入につきましては、『各種インクカセット・付属品販売中!』ページの「ここからコピー」~「ここまでコピー」をメールに貼り付けて送信してください。午後2時までにご注文メールをいただき、ご入金の方が確認できましたら、当日発送し、伝票番号をご返信いたします。 ご不明なことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。
各種インクカセット・付属品販売中!
お問い合わせ連絡先


象のロケット特色オレンジ ZK-MDC-ORMR
地球に優しいエコロジープロジェクト:使用済みのインクカセットを再利用しています。プラスチックの劣化やカセットのひずみが無いものを選別し、完全洗浄後に再検査を行い利用しています。
インクカセット認識バーコードは紙用ブラックと同じです。


象のロケットクリアデカールシート 半光沢タイプ Z-CDCA4特色ホワイトを下地印刷→特色オレンジを印刷。下段部分は2回、3回と重ね印刷をしています。光沢タイプ Z-GCDA4への印刷結果も同様です。特色ホワイトで下地印刷を行わず、直接特色オレンジで印刷した場合も同様に良好な印刷となります。(申し訳ありません。撮影時の光の関係で他の写真と色合いが違いますが、現物は印刷結果やクリアシート色(薄水色)は全く同じです。)


象のロケットクリアデカールシート特色ホワイトを下地印刷→紙用シアンマゼンタイエローをそれぞれ単色印刷→最後に特色オレンジを印刷。


特色オレンジ印刷部分の拡大です。


紙用シアンマゼンタイエローとの重ね印刷部分の拡大です。
シアン「n + Ora」、マゼンタ「nta + Or」、イエロー「ow + Ora」の部分が特色オレンジを重ね合わせた部分です。


貼ってみましょう! 貼りたい部分をはさみやナイフで切り出します。


水に浮かせます(5秒~10秒程度)。水から引き上げて一呼吸置くと透明フィルム部分が台紙上を滑るようになります。 コツは長く水に入れ過ぎないことと水から引き上げた後ヌルヌルと台紙上を滑るようになるまで慌てずに待つ(10秒~30秒程度)ことです。水の中で台紙とフィルムを分離させてはいけません。


MD-5000i(ボンダイブルー)の筐体上に貼ってみました。 片側を指や濡れた綿棒で押さえて台紙を滑らせながら貼り付けます。


ラッカー系のクリアー(光沢)を吹きました。 対象物への固着強度が上がり、透明フィルム部分が目立たなくなります。 ラッカー系の他、水性クリアーやウレタンコーティングなど各種コーティング塗装剤との相性も良く、まるで対象物に直接印刷したかのような仕上がりにすることも可能です。 研ぎ出し(削り出し)作業も安心して行えます。


その拡大写真です。


更に拡大した写真です。

今後、皆様のご要望に順次お応えしながら象のロケット特色カラーインクの製品化を進めます。
ご要望色がありましたら、以下の情報をお寄せ下さい。
1.ご要望色 DICカラーコードなどでなるべく正確にお願いします。
2.その色が使われる個所の情報など、ご希望される理由。
ご協力をお願いいたします。

(象のロケット 技術センター)