≪プロフィール/ジュリア・ロバーツ≫
【生年月日】1967年10月28日
【生誕地】アメリカ ジョージア州 スマーナ
【性別】女 【身長】約175cm 【職業】女優
【略歴】
- 定職を持たない父ウォルター・ロバーツと、母ベティー・ルー・ブリードマスは決して裕福ではない生活であったが、共に若かりしころ俳優をめざしていたこともあり、自宅の居間を解放して子供を対象にした演劇塾を経営し、将来子供を俳優にしようとする親の人気を集めた。 黒人差別撤廃を唱え、ノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師夫妻も子供を入塾させ、熱心に塾の経営を支援した。
- ジュリア・ロバーツには11歳年上で俳優となった兄エリック・ロバーツ(「パッショネイト/悪の華」、「暴走機関車」などに出演)、2歳年上で女優となった姉リサ・ロバーツ(「愛に迷った時」、「プリティ・ブライド」などに出演)と、9歳年下の異父妹ナンシー・モーツがいる。
- 家族からはジュリー(本名)、友だちからはジュールズと呼ばれる。
- 4歳、両親が離婚。 兄は父に、姉とジュリアは母に引き取られる。
- 9歳、父が喉頭ガンで死亡。 この頃、動物が好きで将来獣医になる夢を持つ。
- 16歳、兄エリック・ロバーツが出演する「パッショネイト/悪の華」の撮影現場を見て、女優になる決心をする。
- 18歳、高校卒業式の3日後、俳優学校に通うためニューヨークの姉リサのアパートに引っ越す。 モデルやTVのCMをしながら演技の勉強を続ける。
- 19歳、兄の主演するサスペンス「ブラッド・レッド/復讐の銃弾」に端役で映画デビュー。
「Crime Story(1986年、テレビドラマ)」にテレビ初出演。
女性ロックバンドを主題にした青春ドラマ「サティスファクション」にベースギター・プレーヤー役で出演。 映画俳優協会に他の女優がジュリアの本名であるジュリー・ロバーツで登録済みであることが分かり、芸名をジュリア・ロバーツとして登録する。 共演したリーアム・ニーソンと恋に落ち、南カリフォルニアで約1年間同棲。
- 20歳、「ミスティック・ピザ」で短気だが魅力的なアルバイトのウェイトレスを初主演。 この役を得るために演ずるキャラクターをイメージして即興で、男物の背広を肌にじかに着て靴クリームで髪の毛を黒く染めてオーディションに挑み、その役づくりの巧みさで合格する。 作品は興行的にも成功し、ジュリアの演技は関係者の注目を集め、1989年度インディペンデント・スピリッツ賞主演女優賞にノミネートされる。
- 21歳、「マグノリアの花たち」のクランク・イン直前、メグ・ライアンの代役として出演が決まり、個性派ベテラン女優と共演。 1989年度ゴールデン・グローブ助演女優賞受賞、同年度アカデミー助演女優賞にノミネートされ、一躍スターダムに。
同作品で夫役を演じたディラン・マクダーモットと愛し合うようになる。
- 22歳、「プリティ・ウーマン」で、街娼がウォール街の実業家に出会い淑女に変身していくさまを演じる。 現代のシンデレラ・ストーリーの設定で、破天荒だが素直なキャラクターを、輝くようなゴージャスな美貌とビッグスマイルで演じ、大ブレイク。 記録的な大ヒットで、世界のトップ・スターの座に着く。 1990年度ゴールデン・グローブ助演女優賞受賞、同年度アカデミー主演女優賞にノミネートされる。
この作品の撮影中、実業家役のリチャード・ギアとジュリアとの親密なうわさが恋人ディラン・マクダーモットの耳に入り、別れることとなる。 しかし、実際にはリチャードとジュリアの仲はうわさのような間柄ではなかった。
- 23歳、サスペンス「フラットライナーズ」で共演し、妻と別居中であったキーファー・サザーランドと恋に落ちる。 1991年4月30日婚約し、6月14日の結婚式を発表。 しかし巨費を投じた式の準備もほとんど終わった6月11日、自分に正直でありたいとの気持ちから結婚式の中止をキーファーと招待客に伝える。 そして6月15日、「愛がこわれるとき」で共演し、キーファーの友人でもある、ジェースン・パトリックとアイルランドへ旅立つ。 旅から帰って数日後、次作「フック」のセットに戻り、撮影にのぞむ。
しかし、この頃から人間関係やマスコミ攻勢に疲れ、さらに「プリティ・ウーマン」を超えるジュリアの演技への期待感にとまどい、その後ながく低迷することとなる。
- 25歳、サスペンス「ザ・プレイヤー」にゲスト出演。
俳優組合が贈った生涯功労賞を、闘病のため直接受けられないオードリー・ヘプバーンの依頼を受け、代理でスピーチ、受賞する。 共演したカントリー歌手のライル・ラヴェット(Lyle Lovett)と93年6月、電撃結婚。
- 27歳、離婚。
- 30歳、「ベスト・フレンズ・ウェディング」でいまだに好きな元恋人が結婚することを知り、なんとかこれを阻止しようとするヒロインを、久しぶりに彼女の持ち味をいかして好演し、1997年度ゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされる。
- 31歳、「グッドナイト・ムーン」で主演するほか、初プロデュース。
- 32歳、「ノッティングヒルの恋人」、ロンドンの小さな街で書店を経営する平凡な男と恋に落ちるスター女優を演じる。 1999年度ゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされる。
1作品の出演料が女優の中でNo.1となる。
- 33歳、「エリン・ブロコビッチ」で巨大企業を相手に、果敢に苦難に立ち向かうヒロインを、そのコメディセンスの良さと天性の役づくりのうまさで演じ、2000年度アカデミー主演女優賞を受賞。
- 34歳、2002年7月、映画カメラマンのダニエル・モダー氏(33歳)と結婚。共に再婚。
- 37歳、2004年11月28日、男の子と女の子の双子の赤ちゃんを無事に出産。
【別れた夫】
ライル・ラヴェット 1957年
カントリー・ウェスタン歌手(1989年グラミー賞受賞、1993年アルバム「ジョシュア・ジャッジズ・ルース」でグラミー賞にノミネート)
≪出演作/ジュリア・ロバーツ≫
ブラッド・レッド/復讐の銃弾(1988年)
Crime Story(1986年、NBCテレビ)
サティスファクション(1988年)
ミスティック・ピザ(1988年)
マグノリアの花たち(1989年)
プリティ・ウーマン(1990年)
フラットライナーズ(1990年)
愛がこわれるとき(1990年)
愛の選択(1991年)
フック(1991年)
ザ・プレイヤー(1992年)
ペリカン文書(1993年)
アイ・ラブ・トラブル(1994年)
プレタポルテ(1994年)
愛に迷った時(1995年)
ジキル&ハイド(1996年)
マイケル・コリンズ(1996年)
世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年)
ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年)
陰謀のセオリー(1997年)
グッドナイト・ムーン(1998年)
デンジャラス・ウーマン(1999年)
ノッティングヒルの恋人(1999年)
プリティ・ブライド(1999年)
エリン・ブロコビッチ(2000年)
ザ・メキシカン(2001年)
オーシャンズ11(2001年)
アメリカン・スウィートハート(2002年)
コンフェッション(2002年)
フル・フロンタル(2002年)
モナリザ・スマイル(兼製作総指揮、2003年)
オーシャンズ12(2004年)
クローサー(2005年5月21日より全国松竹・東急系公開)
Charlotte's Web(原題) (2006年公開)
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