≪プロフィール/イングリッド・バーグマン≫
【生年月日】1915年8月29日
【没年月日】1982年8月29日 (享年67歳)
【生誕地】スウェーデン ストックホルム
【性別】女 【身長】約168cm 【職業】女優
【略歴】
- 父ユタス・ベルイマン(英語読みではバーグマン)は写真家で画家。 母フリーデルはドイツ生れ。
- 2歳、母死亡。
- 12歳、父死亡。 母代わりの叔母に育てられたが、父の死の6ヵ月後この叔母も死亡、叔父に育てられる。
- 18歳、ストックホルム女学校卒業。 王立演劇学校に入学、演技を学ぶ。
- 19歳、「ムンクブローの伯爵」の脇役で映画デビュー。
- 21歳、「間奏曲」で主演。
- 22歳、歯科医ピーター・リンドストロームと結婚。
- 23歳、長女ピアを出産。
- 24歳、「間奏曲」のバーグマンを評価したハリウッドの名プロデューサー、デイヴィッド・O・セルズニックがこの作品のリメーク版「別離」の主役に抜擢、これを受けて渡米。
- 27歳、「カサブランカ」でかつての恋人(ハンフリー・ボガート)と夫との間で心揺れる妻を感動的に演じ、その美貌と共に絶大な人気を集める。 また「カサブランカ」はこの年、1943年度アカデミー作品賞を受賞。
- 29歳、「ガス燈」で恐怖におびえる妻ポーラを演じ、1944年度アカデミー主演女優賞を受賞。
- 34歳、女優としての新境地を求めるなかで、ロベルト・ロッセリーニ監督を慕い、同監督の「ストロンボリ/神の土地」に主演。 ロッセリーニとの間にできた長男ロベルティーノを出産する一方、ピーター・リンドストロームと離婚、ロベルト・ロッセリーニと結婚する。 一人娘ピアはリンドストロームに引き取られる。 夫と娘を捨て、愛する男に走った禁断の不倫に、ファンは失望を隠さなかった。 アメリカ映画界は良識を超えた振る舞いとしてバーグマンを追放する。
- 36歳、イソッタとイザベラの双子姉妹を出産。
- 42歳、フランス映画「恋多き女」の主役バーグマンを見た20世紀フォックス関係者の推薦で、「追想」のヒロイン役に抜擢、ハリウッドにカムバック。 多くのファンが彼女の仕事への情熱の強さと、愛を求めてやまぬ一人の女性として生き方に理解を示しアメリカ映画界への復帰を歓迎。 この作品で1956年度、2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。
- 42歳、ロベルト・ロッセリーニとの婚姻無効の判決を受ける。
- 43歳、演劇プロデューサー、ラルス・シュミットと3度目の結婚。
- 50歳、舞台劇 "A Month in the Country" がアメリカ、ヨーロッパで大ヒット。
- 58歳、ラルス・シュミットと離婚。
- 59歳、「オリエント急行殺人事件」で1974年度アカデミー助演女優賞を受賞。 歴代俳優の中でオスカー3度目の受賞は同じく3度受賞のジャック・ニコルソンに並び、4度受賞のキャサリン・ヘプバーンに次ぐ快挙。
- 63歳、「秋のソナタ」に出演。 これが映画の遺作となる。
- 66歳、テレビ・ドラマ、「ゴルダと呼ばれた女」でイスラエルのゴルダ首相を演じエミー賞を受賞。 これが最後の出演作となる。
- 1982年8月29日、67歳の誕生日を病床で祝った当夜、乳ガンで死亡。
遺骨はスウェーデン沖の海に散骨。
【晩年の住居】イギリス ロンドン
【子供たち】
長女 ピア 1938年
長男 ロベルティーノ 1950年5月24日
次女 イソッタ 1952年6月18日
三女 イザベラ・ロッセリーニ 1952年6月18日
女優 出演作「ブルーベルベット」、「リストランテの夜」など。
【墓所】
Norra begravningsplatsen (The Northern Cemetery), Stockholm, Sweden
Section Kv 11F, grave 228-11573
(ノーベル賞で有名なアルフレッド・ノーベルも同じ墓地。Section Kv 4A, grave 170)
≪出演作/イングリッド・バーグマン≫
ムンクブローの伯爵(1934年)
ワルプルギスの夜(1935年)
スウェーデンイェルム家(1935年)
間奏曲(1936年)
女の顔(1938年)
ドル(1938年)
一夜かぎり(1939年)
別離(1939年)
六月の夜(1940年)
四人の息子(1941年)
天国の怒り(1941年)
ジキル博士とハイド氏(1941年)
カサブランカ(1942年)
誰が為に鐘は鳴る(1943年)
ガス燈(1944年)
白い恐怖(1945年)
聖メリーの鐘(1945年)
サラトガ本線(1946年)
汚名(1946年)
凱旋門(1948年)
ジャンヌ・ダーク(1948年)
ストロンボリ 神の土地(1950年)
ヨーロッパ一九五一年(1952年)
われら女性(1952年)
イタリア旅行(1953年)
不安(1954年)
恋多き女(1956年)
追想(1956年)
無分別(1958年)
六番目の幸福(1958年)
さよならをもう一度(1961年)
訪れ(1964年)
黄色いロールスロイス(1965年)
サボテンの花(1969年)
春の雨の中を(1970年)
オリエント急行殺人事件(1974年)
秋のソナタ(1978年)
ゴルダと呼ばれた女(1982年、テレビドラマ)
イングリッド・バーグマン 出演人気作品一覧
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