(C)2017 Bidayyat for Audiovisual Arts, BASIS BERLIN Filmproduktion
配給:サニーフィルム
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2017年製作 独・レバノン・シリア・UAE・カタール (88 min)
監督:ジアード・クルスーム
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あらすじ:中東のパリと言われるレバノンの首都ベイルートは、近代建築と歴史的建造物が混在した美しい街並みで観光客を魅了している。 建設ブームに沸く地中海の海岸沿いでは超高層ビルの乱開発が進み、内戦で家を奪われた多くのシリア人移民や難民労働者が作業員として働いている。 建設現場と労働者の実情を映し出す、社会派ドキュメンタリー。
アラブ映画批評家協会賞、TRTトルコ国営放送映画賞、他多数受賞
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シリアと同じく長い内戦(1975〜90年)を経験したベイルートは、復興のための建設ラッシュが続いています。 美しい海辺の風景と街並み、大掛かりなビルの建設現場、作業員の劣悪な労働環境を、静かに淡々と映し出す異色のドキュメンタリーです。 監督は1981年シリア生まれ。 政治的な理由で短編映画の国内上映が禁止となり、2010年に政府軍に徴兵されますが自国民同士の殺し合いに加担することを拒否して2013年にベイルートへ亡命。 現在はドイツ・ベルリン在住です。 (資料提供:サニーフィルム)
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