家族を想うとき
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原題:SORRY WE MISSED YOU
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(C)Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation,France 2 Cinema and The British Film Institute 2019 (c)photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
DVD \3,800
(税抜)2020/6/17発売:バップ
2019年製作 英・仏・ベルギー (100 min)
監督:
ケン・ローチ
麦の穂をゆらす風
わたしは、ダニエル・ブレイク
やさしくキスをして
エリックを探して
出演者:
クリス・ヒッチェン
デビー・ハニーウッド
リス・ストーン
ケイティ・プロクター
、
ロス・ブリュースター
、
チャーリー・リッチモンド
、
ジュリアン・アイオンズ
あらすじ:
イギリスの工業都市ニューカッスル。 ターナー家の父リッキーはフランチャイズの宅配ドライバーとして独立することを決意。 そのためにはパートタイムの介護福祉士である妻アビーが移動に使う車を売らねばならなかった。 両親が仕事に追われる中、高校生の長男セブと小学生の長女ライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく…。 社会派ドラマ。 ≪毎日、抱きしめて。≫
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リッキーとアビーは、勤勉で家族思いの優しい両親。 なのに必死で働けば働くほど家族が壊れていってしまうのは、なぜ? 近年、ブラック企業での過剰労働や、フランチャイズのオーナー制度の弊害が注目を浴びています。 ただ真面目に働いているだけでは、生活も世の中も変わらない。 いったい何と闘えば、家族を幸せにできるのでしょうか…。
<スタッフ厳選 超お薦め映画作品!>
★★★★★
近年、ブラック企業(と言っても普通の会社)での労働基準法を無視した過剰労働や、本部との無理な契約に苦しむフランチャイズのオーナー制度が注目を浴びている。会社や上司に掛け合ったり訴えたりできるならいいが、誰にも相談できず過労死や自殺したというニュースは後を絶たない。いくら人手が足りなくても、限られた売り上げの中でアルバイトを増やすのは厳しい。かといってベテラン店員の給料が上がったかというと、そうでもない。景気が良くなりつつあり、就職率が上がったと言われる今、職場環境は以前より良くなっているだろうか。
本作の舞台は、イギリスの工業都市ニューカッスル。主人公はフランチャイズの宅配ドライバーとして独立することにした中年男リッキー・ターナー(クリス・ヒッチェン)。妻アビー(デビー・ハニーウッド)は、介護訪問の仕事をしている。夫婦の夢は、マイホームを手に入れることだが、安い給料で雇われていては到底無理だった。だが個人事業主とは名ばかりで、仕事の割り振りは本部の上司(ロス・ブリュースター)が決めているし、どんな事情があろうと自分で代わりを見つけないと休めない。まるでブラック企業で働いているようなものだ。リッキーもアビーも長時間労働で疲れ果て、夫婦間にも、16歳の息子セブ(リス・ストーン)、12歳の娘ライザ・ジェーン(ケイティ・プロクター)との間にも、溝が出来ていく…。
フランチャイズ事業のオーナーでなくても、仕事に追われた経験がある方なら、この夫婦の状況が理解できるはずだ。まともな時間に食事したり、ゆっくりトイレに行くヒマもない。そんな時でも仕事や家庭で不測の事態は起こり得るものだが、きちんと対処する時間がないので、各方面に不義理を重ねてしまう。そこまで身を粉にして働いても収入はたいして増えないし、トラブルや病気で逆に出費が増えたりもする。家の中もギスギスしてきて、いったい何のために働いているのか分からない。しかし責任感が強いターナー夫妻は、どんな時でも仕事を投げ出したりしないのだ。
主人公リッキー役の俳優は20年以上も配管工として働き、40歳過ぎてから俳優を目指したのだという。妻アビー役は映画での大役は初めてだという女優で、子役も映画初出演。彼らには地元の一般的な家族の一員という雰囲気が、演じる前から漂っていたのだろう。演技も見事で、それぞれの言葉に出来ない無念の表情に引き込まれる。
真面目に働いているだけでは、生活も世の中も変わらない。声を上げたくても、職場環境や社会制度を変えるために闘う時間や気力がない。では、いったいどうすればいいのか? 真面目な一般市民がバカを見る社会を何とかしたいという思いから、ケン・ローチ監督は引退を撤回し本作を製作したのだろう。家族を幸せにするはずの仕事が家族をバラバラにしてしまう悔しさと、不遇の状況に屈しない粘り強さと希望を描く、社会派ヒューマンドラマ。お薦め作品だ。
(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)
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