レンブラントは誰の手に


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レンブラントは誰の手に
(C)2019DiscoursFilm
配給:アンプラグド
2019年製作 オランダ  (101 min)

監督:ウケ・ホーヘンダイク  みんなのアムステルダム国立美術館へ  ようこそ、アムステルダム国立美術館へ
出演者:
ヤン・シックス(11世・画商)、 エリック・ド・ロスチャイルド(男爵) 、ターコ・ディビッツ(アムステルダム国立美術館)、セバスティアン・アラール(ルーヴル美術館)、エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク(美術史家) 、 バックルー(公爵)、マーティン・ベイル(絵画修復家)、トーマス・S・カプラン(美術品収集家)、他
あらすじ:若き画商ヤン・シックスは、ロンドンの競売クリスティーズでレンブラント作と思われる絵画「若い紳士の肖像」を安値で落札し、その真偽を確かめることに。 一方、フランスの富豪ロスチャイルド家が所蔵するレンブラント作の一対の絵画「マールテン」と「オープイェ」が2点で1億6000万ユーロ(約200億円)という高値で売りに出され、アムステルダム国立美術館とルーヴル美術館の争奪戦が勃発する…。 絵画ドキュメンタリー。
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オランダが世界に誇る巨匠レンブラント(1606〜1669)の新作が発見されたというニュースは、世界中を駆け巡りました。 果たして本物なのか? そして、ロスチャイルド家のレンブラントはフランスとオランダのどちらの美術館に収まるのか? 売り手と買い手、そして画商の本音と建前が見えてくる、興味深いドキュメンタリーです。
<スタッフ厳選 超お薦め映画作品!>
★★★★★
先日2021年2月、正体不明の画家バンクシーがイギリス・ノッティンガムの市街地に描いた壁画が購入者によって撤去され、新たな名所を失った地域住民から批判が出ていると報道されていた。公共の場所や私有地に無断で描かれるバンクシーの壁画はオークションで高額取引されるため、所有権や著作権が裁判で争われることもある罪な「落書き」。本作はバンクシー以上の高値で取引される、オランダの画家レンブラント(1606〜1669)の作品をめぐるドキュメンタリーだ。
 
1つ目の絵。2018年、オランダの若き画商ヤン・シックス(11世)は、ロンドンの競売クリスティーズに出品された日付も署名もない無名画家の「若い紳士の肖像」を見て、レンブラントの作品だとピンと来て安値で落札した。シックス家の先祖はレンブラントのパトロンでもあった裕福な貴族で、御曹司の彼は数々の美術品を所蔵する家で育った。本物の名画を日常的に目にしていれば、自然と審美眼も養われる。彼はそんな恵まれた育ちを上回るほどの実績も上げたかったのだろう。シックス・コレクションの理事長を務める父ヤン・シックス(10世)との考え方の違いも見えてくる。果たして、掘り出し物は本物なのか…?
 
2つ目の絵。フランスの富豪ロスチャイルド家が所蔵する「マールテン・ソールマンとオープイェ・コピットの肖像」は、レンブラントによって描かれた一対の全体婚礼肖像画。相続税対策のため2点で1億6000万ユーロ(約200億円)という高値で売りに出され、アムステルダム国立美術館とルーヴル美術館の争奪戦が勃発した。貴重な絵画を国外に出したくないフランスと、レンブラントの故郷に絵を取り戻したいオランダとの国家問題にまで発展するが、なにせ高額。捻り出す予算にも限度というものがある。「マールテン」と「オープイェ」は常に隣同士に並んで飾られるべき絵画で、新郎と新婦を引き離すわけにはいかない。果たして、どちらの美術館に収まるのか…?
 
3つ目の絵。スコットランドの富豪バックルー公爵は、所蔵するレンブラントの「読書する老女」を飾る場所を変えようと思案していた。強盗対策で高い位置に掛けられていたが、彼は家族の一員でもある彼女をもっと身近に感じたいと考えている。果たして、どこに飾れば老女ともっと落ち着いた時間を過ごすことが出来るだろうか…? 絵画そのものの魅力より取引価格の方が大きく報道されがちだが、売り買いを目的としない公爵家の模様替えからは、絵画と所有者の関係や絵画の価値、所蔵することの意味が見えて来る。
 
美術品を買い集める収集家、先祖代々の美術品を受け継ぐ所蔵家、美術館職員、売り手、買い手、画商、美術史家、鑑定家、絵画修復家など、絵画を巡る人々の本音と建前が語られていて興味深い。裏事情は複雑だが、美術館の入場料は数百円〜2千円程度。プラっと気軽に美術館へ足を運び、気に入った絵をボーっと眺めたくなった。世界が注目した名画騒動の真相に迫る美術ドキュメンタリー。お薦め作品だ。
(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)
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