インビクタス/負けざる者たち
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原題:INVICTUS
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(C)2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
DVD \3,790
(税抜)2010/7/14発売・ブルーレイ&DVDセット:ワーナーホームビデオ
2009年製作 米 (134 min)
監督:
クリント・イーストウッド
バード
アメリカン・スナイパー
ジャージー・ボーイズ
ミリオンダラー・ベイビー
出演者:
モーガン・フリーマン
ドリームキャッチャー
最高の人生の見つけ方
スパイダー
アミスタッド
マット・デイモン
ボーン・アルティメイタム
オデッセイ
ボーン・スプレマシー
フォードvsフェラーリ
トニー・キゴロギ
ホテル・ルワンダ
マンデラ
自由への長い道
おじいさんと草原の小学校
ロード・オブ・ウォー
ジュリアン・ルイス・ジョーンズ
、
マーガリート・ウィートリー
、
パトリック・モフォケン
、
マット・スターン
あらすじ:
1994年、黒人として初めて南アフリカ共和国大統領に就任したネルソン・マンデラは、アパルトヘイト(人種隔離政策)による人種差別や経済格差が依然として残っていることを痛感する。 スポーツを通してなら人々を団結させられるはずだと信じたマンデラは、ラグビーチームの立て直しを図る。 “不屈の精神”は国民の心を‘ひとつ’にできるのか…。 実話に基づく社会派ドラマ。
原作:ジョン・カーリン
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アパルトヘイトと闘い27年もの間、刑務所暮らしを強いられたマンデラ。 彼が国のトップに立った時、白人は黒人からの全面的な復讐を恐れていました。 しかしそんなことをすれば国が破綻することは目に見えています。 政治的見地から黒人と白人の融合を図り、その象徴となったのがラグビーでした。 ワールドカップ開催国として、新しい南アフリカ共和国を世界にアピールする絶好の機会。 スポーツを通して国民の意識が変わっていく様子を描いています。
≪ネルソン・マンデラ≫関連作品
『マンデラの名もなき看守』
『インビクタス/負けざる者たち 』
『マンデラ
自由への長い道
』
<スタッフ厳選 超お薦め映画作品!>
★★★★★
南アフリカ共和国では長年アパルトヘイト(人種隔離政策)により、少数の白人が黒人を支配する構造が法律上認められていた。国際的に非難を浴びていたこの政策を撤廃するために闘ったネルソン・マンデラは実に27年もの長きにわたる獄中生活を強いられる。
1994年、マンデラは国民(黒人)の熱狂的な支持の下、大統領に就任した。白人からは苦々しさと恐怖感を持って、黒人からは希望と期待感いっぱいに受け入れられた新大統領。本作は、それから1995年、南アフリカ共和国で開催されたラグビー・ワールドカップまでの1年足らずの短い期間を描いている。ラグビーというスポーツが政治的に利用されたことは明らかではあるが、マンデラの政治家としての手腕を示す、輝かしいエピソードとして必要十分な内容だ。
マンデラは前大統領の下で働いていた白人スタッフを慰留し、なんと自分の警備にも元公安部の白人を加える。一番目立つところに白人を配置し、白人と黒人が共に働く姿を国民に、そして世界にアピールしようというのだ。「今まで自分たちを殺そうとしていた」存在であるから、黒人の警備スタッフが驚くのも無理はない。
次の作戦はラグビーである。 ワールドカップ開催地であるため、南アフリカは無条件で参加できる。全世界へ生まれ変わった自国をアピールする絶好の機会なのだ。南アフリカの代表チーム「スプリングボクス」のメンバーはほとんどが白人。ラグビーは白人がやるスポーツだった。国民の大多数を占める黒人は自国のチームより敵方を応援するほど、「スプリングボクス」は、アパルトヘイトを象徴する存在として嫌われていた。しかし、マンデラはこれを逆手に取り、国民がラグビーを通して一つになることを計画する。
計画の右腕となったのが、マット・デイモン演じる「スプリングボクス」主将フランソワ・ピナール。彼はマンデラと短時間、当たり障りのない世間話をしただけで、自分がなぜお茶に呼ばれたのかを一瞬にして理解する。それは「ワールドカップ優勝」という大きな使命であった。
「スプリングボクス」はこの時点では、ワールドカップで準々決勝まで進めば御の字程度の見方をされていた。選手たちもごく普通の白人としての意識しか持ち合わせていない。にこやかに、時には強引に、マンデラは事を進めていく。破綻寸前の南アフリカ大統領には、休む暇も躊躇する余裕もない。この国では白人も黒人も意識を変える必要があった。国民の意識そのものを変えるというのは途方もない計画である。
大多数の黒人にとって、白人への報復は当然の思い。27年の幽閉生活は確かにマンデラを哲学者に変えたが、彼が融和政策を取ったのは、そうしなければ国の収拾がつかなくなってしまうからで、彼の人格以前の問題であったろう。 白人との和解そして許しは、マンデラが言ったからこそ説得力を持つ。誰もが楽しめて、結果的に国民が一つになれること。それがスポーツ。オリンピックで誰もが胸を熱くするのと同じ思いである。そしてオリンピックも同様に政治的思惑が入る。
当初、マンデラの自伝「自由への長い道」の映画化も考えられていたが、マンデラの生涯を映画の時間枠でとらえるのは不可能ということで断念したという。たった一年の出来事に注目した本作は大成功。私たちは、このエピソードだけで、南アフリカのこと、ネルソン・マンデラ、アパルトヘイトについて、大変よく理解できる。
まず、誰にでもわかりやすく。それは政治でも映画でも学校の授業でも優先されるべきことであろう。そして、クリント・イーストウッド監督の年齢(今年80歳!)からすると、考えられないほど精力的な製作活動に驚嘆する。
本作にチラッと見え隠れするのが、大統領の家庭人としての孤独である。家族のことを聞かれて、朝の散歩を取りやめるシーンがある。作品中、多くは語られないが、この時期、マンデラはウィニー夫人と別居状態であった。白人へのソフト路線を娘に批難されるシーンもある。
余談ではあるが、マンデラの最初の妻エブリンはマンデラの闘争生活についていけずに離婚したとも言われている。次の妻ウィニーはマンデラ以上の過激派であったと言われ、その後誘拐事件や公金横領などで訴追されている。現在マンデラはモザンビーク大統領の未亡人グラサ・マシェルと3度目の結婚をしている。
今でも国民に絶大な人気を誇るウィニーについては、ジェニファー・ハドソン主演の映画化が決定したということであるから、マンデラの個人的事情については、この作品で明らかになるのではないだろうか。(美談仕立てでないことを望むが…。)
その後の南アフリカ共和国は、残念ながら、“虹の国”へ飛躍的に発展したとはいいがたい。 しかし、理想を掲げなくては希望もない。カリスマが引っ張らなくてはならない時代も必要だったと言える。さて、今の日本はどうだろうか? 紳士的で偉大な歴史的大統領を演じたモーガン・フリーマン。 スタジアムで観客に嬉しそうに手を振る姿が、ネルソン・マンデラの笑顔そのものに見えた。
本作は1989〜95年にかけてロンドン「インディペンド」紙の南アフリカ支局長を務め、マンデラの釈放ならびに大統領就任式に関する記事を報道し、マンデラと何度も面会したジャーナリスト、ジョン・カーリン原作の、実話に基づく物語である。娯楽作品と言う程にはくだけていないものの、社会派ドラマの割にはユーモアもあり、手に汗握るスポ根ものとしても見ごたえあり。鑑賞後がさわやかなお薦め作品だ。
(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)
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