刑事コロンボ 完全版11


★★★★★
[ストーリー]

作品を観た感想 (2)

監督:リチャード・クワイン 刑事コロンボ 完全版7 純金のキャデラック パリで一緒に 女房の殺し方教えます
出演者:
ピーター・フォーク 刑事コロンボ 完全版3 刑事コロンボ 完全版4 刑事コロンボ 完全版21 刑事コロンボ 完全版8

ロバート・カルプ 刑事コロンボ 完全版2 刑事コロンボ 完全版6 魔性の女

ジャック・キャシディ 刑事コロンボ 完全版2 刑事コロンボ 完全版18 アイガー・サンクション マダムと奇人と殺人と

ジョン・チャンドラーマリエット・ハートリー

あらすじ:
『意識の下の映像』 『第三の終章』 前半で犯人の犯行を予め見せて、後半でコロンボが謎を解いていくという独特のスタイル、ピーター・フォーク演ずるコロンボの強烈な個性で1972年に日本でTV放映が始まって以来、根強い人気を誇る本格的推理サスペンスシリーズVol.11。

『意識の下の映像』:DOUBLE EXPOSURE
73分 1973年 監督:リチャード・クワイン
見えない欲望、1/24秒の殺意!
<サブリミナル効果による殺人を描いて斬新。それを逆利用するコロンボ警部の作戦また秀逸。>
サブリミナル効果というのは、人間の潜在組織に訴える、広告的な効果のこと。 ここでは、1956年にニュージャージーの映画館でテストされて、すぐに禁止されたことで有名な、映画フィルムの中に一こま、1/24秒の別カットの挿入で、観客に気付かれないままメッセージを伝えるという方法が、ロバート・カルプ演ずる広告宣伝家によって使われている。 それまでは広告関係者にしか知られていない手法だったが、しかしきわめて「映画」的な機能の一面をも語っており、映画ファンにとっていろいろと話題豊かなエピソードとなった。 ちなみに「指輪の爪あと」などのカルプは、その理知さと狂暴性の不思議なブレンドで、シリーズ屈指の犯人役者のひとりといえる。

『第三の終章』:PUBLISH OR PERISH
74分 1974年 監督:ロバート・バトラー
スピレーン特別出演、役割は被害者?!
<探偵マイク・ハマーで有名な、ハードボイルド作家ミッキー・スピレーンが、意外にも被害者役での出演に、ミステリー・ファン騒然!>
スピレーンの役どころは、もっとシリアスな作品を書きたいと願っているベストセラー作家で、これは彼の実像となんとなく重なる。 一方、編集者=犯人は、事実上のシリーズ第1作「構想の死角」で、作家=犯人を演じていたジャック・キャシディ。 このエピソードはそういう虚実被膜がいろいろと面白い、かなり知的な一篇といえるだろう。 知的といえば編集者の代理犯人=第2の被害者ジョン・チャンドラー、作家を理解する女性編集者をマリエット・ハートリーと、「サム・ペキンパー西部劇」組に演じさせていることも、ハードボイルドと西部劇のアメリカ的関連を感じさせ、なかなかの雰囲気!間違いなくシリーズ屈指のアメリカン・ミステリー!

≪刑事コロンボ 完全版≫シリーズ
Vol.1Vol.2Vol.3Vol.4Vol.5Vol.6Vol.7Vol.8
Vol.9Vol.10Vol.11Vol.12Vol.13Vol.14Vol.15
Vol.16Vol.17Vol.18Vol.19Vol.20Vol.21Vol.22

1973年製作 米 (147 min)
原題:COLUMBO

作品を観た感想 (2)

1.画像

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: