あらすじ:【「生きがい IKIGAI」監督・脚本:宮本亞門(28分)】 石川県能登の山奥。 土砂災害の被災現場から救出された元教師で「黒鬼」と呼ばれる山本信三は、避難所になじむことができず崩壊した自宅の一角で暮らし始める。 彼の自宅の片づけに訪れた被災地ボランティアは、あるものを捨てようとして激怒した黒鬼に追い出されてしまう…。 【ドキュメンタリー「能登の声 The voice of NOTO」(38分)監督:手塚旬子】 実際に被災地の状況や復興の様子をカメラに収め、能登で「今起きていること」を伝える…。 2作同時上映。
2024年1月1日・元旦の「能登半島地震」では、石川・新潟・富山で死者600名以上、負傷者約1400名、そして同年9月21〜23日の「奥能登豪雨」では死者17名、負傷者約50名という、立て続けに災害に見舞われた北陸地方(災害関連死含む死者・負傷者の数字は未確定)。 多くの建物も倒壊しました。 震災ヒューマンドラマ「生きがい IKIGAI」では、生きる意欲を失った老人と被災者の心情に寄り添うボランティアの姿を、ドキュメンタリー「能登の声 The voice of NOTO」では、伝統を次世代へ繋ぐ復興プロジェクトや、現地の状況、故郷を守り続ける被災者の姿を伝えます。