(C)MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019
配給:イオンエンターテイメント
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2020年製作 英・香港 (85 min)
監督:ホン・カウ
追憶と、踊りながら
出演者:
ヘンリー・ゴールディング
クレイジー・リッチ!
ジェントルメン
G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ
ラスト・クリスマス
パーカー・ソーヤーズ
デイビット・トラン
モリー・ハリス
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あらすじ:両親の遺灰を埋葬すべく、30年ぶりに祖国ベトナムのサイゴン(現ホーチミン)を訪れた男キット。 彼は6歳の時、ベトナム戦争後の混乱を逃れて一家でイギリスへ渡った“ボート難民”だった。 今やすっかり経済成長を遂げたサイゴンでは新世代が活躍しかつての姿は見る影もないが、ハノイでは旧世代が昔ながらの暮らしを営んでいた…。 ヒューマンドラマ。
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命からがら故郷を離れたキットと、ベトナムに残るしかなかった従兄弟のリー。 父がベトナム戦争に従軍した米国人であることを隠していた男ルイス。 互いの苦悩と葛藤は、比べられるものではありません。 ベトナム語もまともに話せないキットの、本当の居場所はいったいどこなのでしょうか…?
「文化的アイデンティティの問題は、私が創作する上での共通したテーマです。 難民として国を離れると、決して帰属意識を得られない場所で、絶え間ない苦難を味わうことになります。」 と語るホン・カウ監督自身は、カンボジア系中国人の両親のもとに生まれ、クメール・ルージュ政権下のカンボジアから逃れてベトナムに渡り8歳まで同国で過ごし、ベトナム再統一後に“ボート難民”として渡英したという波乱の体験の持ち主です。
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