R・シュトラウス ≪ナクソス島のアリアドネ≫ METライブビューイング 2021-2022


★★★★
[音楽ダンス] 笑い ストーリー

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出演者:
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ブランドン・ジョヴァノヴィッチヨハネス・マルティン・クレンツレヴォルフガング・ブレンデル

あらすじ:
18世紀前半のウィーン。 貴族の館で、若い作曲家による新作オペラ《ナクソス島のアリアドネ》の上演が予定されていた。 ところが、パトロン貴族の執事長は「夜9時の花火に間に合うよう、オペラと道化芝居を同時上演するように」との主人の命令を、作曲家の師匠であるオペラ監督に伝える…。 METライブビューイング2021-2022シーズン第6作。 2022年3月12日公演のスクリーン上映。 ドイツ語(日本語字幕付き)

指揮:マレク・ヤノフスキ
演出:エライジャ・モシンスキー

本作は「序幕」と「オペラ」に分かれています。 「序幕」では、本番直前にパトロンから大幅改定を命令され絶望する作曲家(メゾソプラノ)を中心に、てんやわんやの舞台裏が描かれます。 スポンサーのムチャ振りに悩まされる、当時の作曲家や台本作家のボヤキが聞こえてきそうです。 そして劇中劇の本番「オペラ」部分では、シリアスなギリシャ神話劇『ナクソス島のアリアドネ』が上演されます。 恋人テセウスに棄てられ死を覚悟した王女アリアドネ役のプリマ・ドンナ(ソプラノ)に、乱入してきたイタリア風道化芝居の喜劇役者や踊り子ツェルビネッタ(ソプラノ)が茶々を入れ恋愛指南するという、作曲家が卒倒しそうな即興芝居になってしまいますが、ストーリーはテンポ良くしかもちゃんと繋がっていきます。 3人の女性歌手たちの演技と熱唱、そして舞台装置ごと動いて歌う巨大な妖精たち(女声)、歌手との連携に力を入れたオーケストラの響きにも注目です。

【「ナクソス島のアリアドネ」について】
作曲者:リヒャルト・シュトラウス(1864〜1949年:ドイツ)
作曲年:1911〜1916年年
台 本:フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
構 成:序幕とオペラ
言 語:ドイツ語
初 演:1916年10月4日 ウィーン宮廷歌劇場

≪『METライブビューイング2021-2022シーズン』シリーズ≫
第1作 ムソルグスキー ≪ボリス・ゴドゥノフ≫
第2作 テレンス・ブランチャード ≪Fire Shut Up in My Bones≫
第3作 マシュー・オーコイン ≪エウリディーチェ≫MET初演
第4作 マスネ ≪シンデレラ≫短縮・英語版
第5作 ヴェルディ ≪リゴレット≫新演出
第6作 R・シュトラウス ≪ナクソス島のアリアドネ≫
第7作 ヴェルディ ≪ドン・カルロス≫新演出・フランス語版
第8作 プッチーニ ≪トゥーランドット≫
第9作 ドニゼッティ ≪ランメルモールのルチア≫新演出
第10作 ブレット・ディーン ≪ハムレット≫MET初演

2022年製作 米 (休憩1回+170分 min)
原題:ARIADNE AUF NAXOS
配給:松竹

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