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配給:ロングライド
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2020年製作 仏・スペイン・ベルギー (74 min)
監督:オーレル
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あらすじ:1939年、スペイン内戦により大勢の難民が隣国フランスに押し寄せた。 彼らは難民強制収容所に閉じ込められ、劣悪な環境のもとで寒さ、飢え、病魔に苦しむ生活を送ることに。 若きフランス人憲兵セルジュは、地面に絵を描いていた難民の青年画家ジュゼップに、密かに鉛筆と紙を手渡した。 そして、ジュゼップに消息不明の婚約者がいることを知る…。 アニメーション。
セザール賞長編アニメーション賞、ヨーロッパ映画賞長編アニメーション賞、他多数受賞
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劣悪な待遇を受けていた難民に同情する憲兵と不屈の精神で絵を描き続ける難民画家の、知られざる戦時下の友情と、次世代に真実を語り継ぐ精神を描きます。 イラストレーターでもあるオーレル監督が、「レジスタンスとジャーナリストの精神を持ち合わせた」画家ジュゼップの絵に感銘を受けて生まれた作品です。
【ジュゼップ・バルトリとは】 スペイン・バルセロナ生まれの画家(1910〜1995)。 スペイン内戦(1936〜39)時代に共和国軍(左派・反ファシズムおよび共産系)の一員としてフランコ軍(右派・ファシズム系)と戦う。 風刺漫画家としても活躍していたが、1939年2月にファシストから狙われ逃亡し、辿り着いたフランスで難民強制収容所へ連行される。 脱走を繰り返した後、1942年に共和国軍を支援していたメキシコへ亡命し、女性画家フリーダ・カーロの愛人となる。 1945年にニューヨークに渡り雑誌『ホリデイ』や『サタデー・イブニング・ポスト』のイラストなどを手がけ、芸術家としての名声を確立。 難民強制収容所の克明な記録は、その真実を後世へと伝える貴重な“証言”にもなった。 ≪資料提供:ロングライド≫
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