(C)『ダヴィデ』アカデミア美術館 (R) デビッド・ビッカースタッフ
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン/カルチャヴィル
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2017年製作 英 (90 min)
監督:デイビッド・ビッカースタッフ
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あらすじ:誰もが知る偉大な彫刻家・画家で、建築家・詩人でもあったルネサンス期の巨匠ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(1475〜1564:イタリア)。 ヨーロッパ各地の製図室、バチカン、ローマ、フィレンツェの美しい教会、美術館を巡り、彼の波乱の人生を追体験し、本人の言葉や専門家の解説、代表的な傑作を通じて謎めいた人生に迫る、芸術ドキュメンタリー。
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同じルネッサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519:イタリア)と並んで「万能の天才」と呼ばれ、様々な分野で才能を発揮したミケランジェロ。 キリストの亡骸を抱える聖母マリア像「ピエタ」(彫刻)、巨人ゴリアテに挑む「ダヴィデ像」(彫刻)、ヴァチカン宮殿の「システィーナ礼拝堂天井画」(絵画)、フィレンツェの「ラウレンツィアーナ図書館」(設計)等、代表作の解説やその制作秘話を通して、ミケランジェロの性格や志向が明らかになります。 特に映像だからこそ詳細に見ることができる天井画に関しては、美しさもさることながら、無理な姿勢で数年を費やして描き上げた根気に頭が下がるばかりです。
【「アート・オン・スクリーン」とは】 誰もが知る歴史的な美術品を創り出したアーティストに焦点を当て、90分の映像の中で、未来に語り継がれる芸術を生み出すに至ったアーティストそれぞれの境遇や創作動機を紐解き、彼らの人生を感じ、人間が有する可能性を語る映像エンターテインメント。
【関連美術展情報】 『ミケランジェロと理想の身体』 開催期間:2018/6/19(火)〜 9/24(月) 場所:国立西洋美術館(東京・上野公園) 概要:「神のごとき」と称された天才、ミケランジェロ・ブオナローティ。 ミケランジェロによる大理石彫刻の名作は、所蔵する各地で至宝とみなされているため、それらを紹介する展覧会の実現は、これまで日本では不可能だった。 本展では、ミケランジェロの早熟な天才ぶりを示す初期の傑作「若き洗礼者ヨハネ」と円熟した美を堪能できる壮年期の傑作「ダヴィデ=アポロ」を日本で初めて公開するとともに、古代ギリシャ・ローマとルネサンスの作品約70点を比較しながら、両時代に追求された男性美、理想の身体を紹介する。 ≪資料提供:ライブ・ビューイング・ジャパン/カルチャヴィル≫
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