ウォンカとチョコレート工場のはじまり : 象のロケット≪映画DVD総合ナビゲーター≫

ウォンカとチョコレート工場のはじまり

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原題：WONKA

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2023年製作米　（116 min）

監督：ポール・キング　パディントン2 　パディントン
出演者：
ティモシー・シャラメ　君の名前で僕を呼んで　 DUNE/デューン砂の惑星　 DUNE/デューン砂の惑星 PART2 　レイニーデイ・イン・ニューヨーク
ヒュー・グラント　ラブ・アクチュアリー　ブリジット・ジョーンズの日記きれそうなわたしの12か月　ウェールズの山　アバウト・ア・ボーイ
オリヴィア・コールマン　エンパイア・オブ・ライト　女王陛下のお気に入り　ファーザー　思秋期

サリー・ホーキンス、ローワン・アトキンソン、キーガン=マイケル・キー、パターソン・ジョセフ

あらすじ：一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町。　青年ウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなを虜にした。　彼の才能を妬んだ“チョコレートカルテル3人組”に邪魔されながらも、斬新なアイディアで人々を驚かせ続けるウォンカ。　しかし、宿屋の女主人に騙されて地下のランドリー工場で働く羽目に。　さらに、ウンパルンパという小さな泥棒がウォンカのチョコレートを狙っていた…。　ファンタジー。

原案：ロアルド・ダール

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ウィリー・ウォンカは、いかにしてあのチョコレート工場を作ったのでしょう？　どんな逆境にあっても夢を諦めず、魔法のチョコレートを作り続けたウォンカの青春物語です。

≪チョコレート工場≫関連作品
1971年製作のオリジナル作品：『夢のチョコレート工場』
2005年製作のリメイク版：『チャーリーとチョコレート工場』
ウォンカの青春を描く2023年版：『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

＜スタッフ厳選超お薦め映画作品！＞
★★★★★
もうすぐクリスマス＝甘～いお菓子の誘惑の季節。チョコレートには血液がサラサラになるというポリフェノールが含まれており、食べると幸せホルモンのドーパミンが分泌されるのだという。美味しいのにそんな効果もあるなんて魔法みたいで有難いが、食べすぎれば確実に体重は増える。

さて、本作は2005年公開のジョニー・デップ主演映画「チャーリーとチョコレート工場」の工場主の若き日の物語。主人公ウィリー・ウォンカ（ティモシー・シャラメ）は「いつか世界一のチョコレート工場を作る」という亡き母（サリー・ホーキンス）との約束を果たそうと、チョコレートの町へやって来た。金はないが夢はデカく自信満々。なんてったって彼のチョコレートは美味しすぎて、ホントにぶっ飛んでしまうのだから。

彼のチョコはたちまち評判になるが、町を牛耳るチョコレート組合3人組（パターソン・ジョセフ、マシュー・ベイントン、マット・ルーカス）と、彼らの息のかかった神父（ローワン・アトキンソン）、警察署長（キーガン=マイケル・キー）のひどい妨害を受けたり、宿屋の女主人（オリビア・コールマン）のぼったくりに遭ったり、小さな泥棒ウンパルンパに大事なチョコを盗まれたりで、全然うまくいかない。しかし、孤独な少女ヌードル（ケイラ・レーン）ら多くの仲間に応援され、再びチョコ作りに励む。

ウォンカ役のティモシー・シャラメは、端正な顔立ちでスタイル抜群。歌えるし踊れるし、愛嬌があって、もはや言うことないのである。美少年と思っていたのに、今や27歳の立派な青年。もちろん演技も素晴らしいが、スクリーンに映えるトップ・スターとなった。ウォンカはどんな逆境にあっても笑顔を絶やさない。妨害を受けても、何度でも立ち上がる。オルゴールのような可愛らしい製造機で作られるのは、みんなをハッピーにする魔法のチョコレート。チョコレートの町は煌びやかで、毎日がクリスマスのように美しい。それでも水面下では、ドロドロとした悪事が行われていた…。

家族との愛、仲間との友情、大きな夢と希望、すべてが詰まったウォンカの魔法のチョコレートを、ぜひ食べてみたいもの。普段なら買わないようなチョコレートを奮発して劇場に持ち込んで、ご一家でぜひご鑑賞頂きたい。誰もが笑顔になれる、美味しい幸せファンタジー。お薦め作品だ。

（象のロケット映画・ビデオ部　並木）

＜作品評価システム＞と＜高度マッチングシステム＞