(C)Plymorfilms
配給:アップリンク
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2011年製作 ベルギー (65 min)
監督:フィリップ・ウィチュス、ヴァレリー・ベルトー
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あらすじ:パキスタンとの国境近くにあるインド北西部パンジャーブ州の都市アムリトサル。 シク教の総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ黄金寺院では、毎日10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。 1回に5000人が食事が出来る完全入替制の共同食堂グル・カ・ランガルや、全てが手仕事で行われる驚くべきキッチンの舞台裏を撮影した、ショートトリップ・ドキュメンタリー。
東京国際映画祭ナチュラルTIFF部門グランプリ
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この食事提供は、シク教の“宗教、カースト、肌の色、信条、年齢、性別、社会的地位に関係なく、すべての人々は平等である”という教義を守るために考案された、500年近く続いている習わしです。 今日においても、誰もが平等に食事できる唯一の場所だと言われています。 ある日のメニューは、豆カレー、チャパティ(薄焼きパン)、ライタ(ヨーグルトサラダ)、季節野菜のサブジ(蒸し煮、炒め煮)。 使われる材料は、小麦粉2,300kg、ダール豆830kg、米644kg、牛乳322kg等、燃料はガスボンベ100本以上、薪5000kg、お皿、スプーンは30万個が用意され、約300人のボランティアが作業を分担しています。 映像のみで説明等は一切ありませんが、黄金寺院の美しさ、途方もない人数の参拝者を捌いていくスタッフの、慣れた仕事ぶりに驚かされます。
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