(C)松竹株式会社
配給:松竹
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2013年製作 日 (70 min)
出演者:
中村勘三郎
やじきた道中 てれすこ
シネマ歌舞伎 法界坊
シネマ歌舞伎 人情噺 文七元結
シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒
片岡千之助
シネマ歌舞伎 女殺油地獄
九十歳。何がめでたい
近
わたくしどもは。
近
中村玉太郎
中村歌江
、中村吉之丞(中村万之丞)
、市川高麗蔵
、大谷友右衛門
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あらすじ:正月の鏡開きの行事が行われている江戸城の大広間。 小姓(若い女中)の弥生が余興に舞を披露することになった。 弥生は恥ずかしさに一度は逃げ出すが、観念して舞を披露し始める。 やがて祭壇にあった小さな獅子の頭を手にして踊り始めた弥生に、獅子の精が乗り移る…。 2009年(平成21年)1月「歌舞伎座さよなら公演」の舞台収録。
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前半は美しい女中が一心不乱にひたすら踊り続けます。 そして獅子に引きずられた後、再び現れたのは勇壮な獅子で、打って変わって迫力ある舞が始まります。 台詞はほとんどありません。 斬新な舞台で知られた勘三郎のもうひとつの顔、伝統的な歌舞伎俳優、舞踊家としての姿を見ることができます。
【勘三郎と春興鏡獅子】 華のある存在感と、明るく奔放な人柄で多くの人に愛され、昨年12月5日に逝去した十八代世・中村勘三郎(1955〜2012年:前名は五代目・中村勘九郎)。 「春興鏡獅子」は、勘三郎が祖父・六世尾上菊五郎から父・十七世中村勘三郎を経て譲り受け、二十歳の年に初演して以来17回演じ、自身が特別に大事にしていた演目と言われています。 本舞台が中村勘三郎最後の「春興鏡獅子」となりました。 (資料提供:松竹)
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