(C)HYPE FILM, 2018
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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2018年製作 ロシア・仏 (129 min)
監督:キリル・セレブレンニコフ
インフル病みのペトロフ家
出演者:
ユ・テオ
パスト ライブス/再会
殺されたミンジュ
ローマン・ビールィク
イリーナ・ストラシェンバウム
T-34 レジェンド・オブ・ウォー
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あらすじ:1980年代前半、旧ソ連時代のレニングラードでは、西側資本主義諸国の文化は禁忌とされていたものの、アンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。 人気バンド「ズーパーク」のリーダーを務めるマイクのもとに、ロックスターを夢見る青年ヴィクトルが訪ねてくる。 2人は共に音楽活動を行うようになるが、マイクの妻ナターシャとヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた…。 音楽青春ドラマ。
カンヌ国際映画祭カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞、ヨーロッパ映画賞プロダクション・デザイナー賞、他受賞
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一世を風靡した西側のロックンロールは、見えない壁を通り越してソ連の若者たちにも届いていました。 熱気あふれるステージからも客席からも、自由を渇望する若い世代の心の叫びが聞こえてきます。 駆け出しのヴィクトルの勢いに惹かれていく、マイクの妻ナターシャのロックなキャラに脱帽。 何を聞いても動じないベテランミュージシャン、マイクの懐の深さにもシビれます。
実在の人物である、ヴィクトル・ツォイ(1962〜1990:ロシアの国民的ロックバンド「kino(キノ)」のヴォーカルで、朝鮮人の父とロシア人の母を持つ)と、マイク・ナウメンコ(1955〜1991:レニングラードのアンダーグラウンド・ロックで活動していたバンド「ザ・ズーパーク」のリーダー)をモデルにしています。 ヴィクトル役のユ・テオの劇中歌とセリフは吹替。 マイク役のローマン・ビールィクは、ロシアのロックバンド「ズベリ」のヴォーカル兼ギタリストで、本作の音楽も担当しています。
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