(C)2008 ARS Film Production.
DVD \4,700(税抜)2010/6/25発売:マクザム
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2008年製作 台湾 (130 min)
監督:ウェイ・ダーション
セデック・バレ 第一部:太陽旗
セデック・バレ 第二部:虹の橋
52Hzのラヴソング
出演者:
ファン・イーチェン
52Hzのラヴソング
田中千絵
中孝介
シノ・リン
、レイチェル・リャン
、マー・ルーロン
、リン・ゾンレン
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あらすじ:ミュージシャンへの夢をあきらめ、故郷に戻った青年・阿嘉(アガ)は郵便配達の仕事を得る。 住所不明の小包を開けると、60年前のラブレターが入っていた。 そんなある日、阿嘉は日本人歌手・中孝介を招いて催される“町おこしライブ”の前座バンドに無理やり駆り出されてしまう。 メンバーは寄せ集めで練習もままならず、日本人女性スタッフともぶつかってばかり…。 ヒューマンドラマ。
台湾金馬奨最優秀台湾映画賞他6部門、ハワイ国際映画祭作品賞、アカデミー賞外国語映画賞台湾代表、他多数受賞
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小包の中身は、日本へ引き揚げることになった日本人男性教師が、台湾人の教え子(日本名・友子)への思いを綴った手紙です。 なぜ今頃見つかったのでしょうか?
“海角七号”とは、もう台湾の誰も知らない、60数年前の日本統治時代の住所。 日本は日清戦争で勝利(1895)してから、第二次世界大戦終結(1945)までの約50年間、台湾を支配していました。 敗戦後、日本人は帰国させられたのです。
町おこしバンドのメンバー、80歳のボーじいさんは片言の日本語が話せます。 世代や地域によっては、北京語しか話せない人、台湾語しか話せない人も存在する原因をたどると、揺れる台湾の現状が見えてきます。 しかしストーリーの中心は現代。 台湾の地方都市で暮らす老若男女の姿がイキイキとユーモラスに描かれています。 出演者のほとんどがミュージシャンです。
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