(C)2004 UNTITLED 03 / STUDIOCANAL/UK FILM COUNCIL.
配給:東京テアトル
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2004年製作 仏・英・ニュージーランド (125 min)
監督:マイク・リー
人生は、時々晴れ
家族の庭
ピータールー マンチェスターの悲劇
ターナー、光に愛を求めて
出演者:
イメルダ・スタウントン
ピーターズ・フレンズ
フィル・デイヴィス
ウディ・アレンの夢と犯罪
家族の庭
秘密と嘘
ピーター・ワイト
家族の庭
ターナー、光に愛を求めて
秘密と嘘
エイドリアン・スカーボロー
、ヘザー・クラニー
、ダニエル・メイズ
、アレックス・ケリー
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あらすじ:1950年イギリス。 裕福でなくとも、愛する夫、息子と娘に囲まれて、病気で動けない人たちの世話をやき、家族団欒の時間にはいつも笑顔を絶やさないヴェラ。 そんな彼女は秘密に、女性たちの堕胎を“助けて”いた。 だが、ある日、その中の一人の体調が急変する…。 ヒューマンドラマ。 ≪すべてを赦す。それが、愛。≫ PG-12
ヴェネチア映画祭金獅子賞・主演女優賞、アカデミー賞ノミネート監督賞・主演女優賞・脚本賞、他
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感傷を排して描かれる、登場人物たちの生々しい感情の葛藤。 見ごたえ十分です。
≪ヴェラ・ドレイクを楽しむために≫ この時代のイギリスでは、人工妊娠中絶は法律で禁じられていた。 1861年に制定された“いかなる場合でも中絶は犯罪とされ、たとえ医療目的でも、3年から無期の懲役を科す”という厳しい法律が、まだ適用されていたのだ。 1929年に“妊娠・出産が母体の命を脅かす危険があると医師が診断した場合のみ合法とする”と改正されたが、手術費は高額で、貧しい人々は非合法の堕胎に頼るしかなかった。 ヴェラ・ドレイクは、自分の行いが法律を犯すものであることを十分承知していたが、そのような社会で“困っている娘さんたち”を、助けずにはいられなかったのだ。
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