(C)Finland Cinematic
DVD \4,000(税抜)2023/4/7販売:オンリーハーツ
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2020年製作 フィンランド・エストニア (122 min)
監督:アンティ・ヨキネン
出演者:
ラウラ・ビルン
ヨハンネス・ホロパイネン
クリスタ・コソネン
エーロ・アホ
、ピルッコ・サイシオ
、ヤルッコ・ラフティ
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あらすじ:1915年、フィンランド。 高齢の母親と田舎で暮らす女性ヘレン・シャルフベックは、いわば忘れられた存在の画家だった。 すべてが変わったのは、描き溜めた作品159点を見た画商ヨースタ・ステンマンが驚嘆し、大きな個展開催を決意してからのこと。 しかし真の転機は、画商が紹介した19歳年下の青年エイナル・ロイターとの出会いだった…。 ヘレン・シャルフベック生誕160年記念作品。
ファジル国際映画祭最優秀女優賞
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ロシア帝国の支配下にあったフィンランドが独立(1917年)と内戦を経て、大きく変貌を遂げつつあった時代(1915〜23年)が舞台です。 画家としての評価を得てからも、兄の庇護下に置かれる悔しさと、反りの合わない母親との暮らしに耐え、女性活動家との友情に安らぎを、年下の青年エイナルとの交流に希望を見出していたヘレン。 ヘレンとエイナルの強い絆は、愛だったのか、友情だったのか? 一見静かに見える彼女の絵や表情には、強い意志が現れています。
【ヘレン・シャルフベックとは】(1862〜1946) フィンランドのモダニズム画家。 そのスタイルは長い生涯において大きく変化する。 アカデミックな写実主義のややメランコリックな作品からスタートし、最後は、絵具そのものと不可解な描写が完璧にバランスを保つほぼ抽象的なイメージに到達した。 彼女の誕生日7月10日は、フィンランドで絵画芸術を祝う国民の日に制定されている。 (資料提供:オンリーハーツ)
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