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象のロケット技術センターでは、アルプス電気製プリンタのユーザーサポートを行っています。とってもささやかですが、とっても地球にやさしいエコロジープロジェクト
2010年5月31日にアルプス電気が10年以上前に世に送り出したプリンタの名機MDシリーズの最終モデルMD-5500の販売が終了しました。 しかし、インクジェットやレーザープリンタでは印刷できないゴールドやシルバーや白などの特色印刷、普通紙やフィルムなど印刷対象を選ばず色褪せない顔料系熱溶融インク、最新のレーザープリンタにも負けない鮮明印刷など、一度使った人には手放しがたいプリンタなのです。 しかも、時代の流れはペーパーレス。 たまにしか印刷されない方が増えています。 インクジェットでは頻繁にノズルクリーニングをしなければならず、レーザーでも定期的に印刷しておかないと高価なトナーカートリッジが使えなくなってしまいます。『ほんの数枚しか印刷していないのに、消耗品の購入金額がかさんでしまった…』と嘆くユーザーも少なくありません。 ところがこのMDプリンタは、5年以上前の使いかけの古いインクカセットがそのまま使用できます。 しかも消費電力は顔料系熱溶融タイプでありながらレーザープリンタの1/10。待機消費電力はゼロ。頻繁なメンテナンスとも無縁。使いたい時に電源ONで即座に鮮明印刷! 更に、高信頼性を誇るアルプス電気自社製電子部品がふんだんに使われている本機はその耐久性能も尋常ではなく、大事に取り扱えば10年、20年もの長期間に渡って鮮明な印刷を行ってくれます。 販売は終了してしまいましたが不思議にもこれからの時代にますますマッチした地球環境にとても優しいエコなプリンタなのです。 一方、社名に『地球環境を大切にしよう』というメッセージを込めている弊社では、『公共の交通機関を出来るだけ利用する。』、『無駄の電気を使わない。』など社内エコ活動を推進する中、更に一歩進めて、地球環境に少しでもプラスになる事業はないか、ユーザーの皆さんに直接提供できるエコロジー事業はないか、と模索していました。 議論を重ねた中で、一つの結論が、このMDプリンタのユーザーサポートでした。 前述のように製品そのものがとても優秀で、しかもエコであるこの製品を、更にメンテナンスしリサイクルする。 OSのバージョンアップについていけずに使い捨てがあたりまえのプリンタを始めとするパソコン周辺機器にあって、既に販売から10年以上が経過しているMDプリンタ群を、それを必要とされている方の元に元気な姿でお届けする。 また、損傷し元気をなくしてしまったプリンタを再び持ち主のもとで元気に働けるように修理する。 どこまで使い捨て文化と決別できるか! 象のロケットの一つの挑戦です! とことん、MDプリンタのユーザーの皆様のかゆいところに手を伸ばしながらサポートを進めます。 会社にとって利益を生み出すことは大事なことです。 しかしこのプロジェクトに関してだけは収支がマイナスにさえならなければよいと考えています。 2009年7月にスタートした『名機ALPS(アルプス)MDプリンタ』。 MDプリンタユーザーの皆様とコミュニケーションをとりながらサービス内容を拡大しています。 ご使用にならないアルプス電気製MDプリンタ(MD-5500/MD-5000/MD-1500/MD-1300/MD-1000)、沖データ製MICROLINEプリンタ(ML7050c)をお持ちの方は、処分される前に是非弊社技術センターまでご一報ください。 弊社にて再生利用いたしますので、着払いの宅急便で送付いただくだけで、出来る限り高く買い取らさせていただきます。 地球にやさしく! 是非ご協力ください。 |