バッド・エデュケーション
Excerpt(概要):[抱擁のかけら]を観て,アルモドバルのあくの強さが影をひそめたなと感じた。ということで、いかにもアルモドバルらしい映画。"半自伝的な映画"と紹介されているが,どこの部分が"自伝的"なのか。ガエル君の女装がきれいだという評価が多いが,妖しげではあるが,とても美しいとは思えない。ジャケットからしてサイケデリックな感じで,映画の印象を端的に表現している。好きです。
Weblog(サイト)名 : EURISKO2005 / Tracked : 2010年2月17日
|
La Mala Educación / バッド・エデュケーション
Excerpt(概要):トランプでさ、1から13まで綺麗に並んでるわけよ。 「七並べ」が完成してるように見えるわけ。だけど、よくよく見たらクラブのところにスペードが混ざりこんでいたり、ハートのところにダイヤが収まってたり。 「あ、なによ、混ざってるんじゃん」って。 ‘トランプの色違い’に気づくのが、はぁ、遅かったこと遅かったこと! アルモドバルの高笑いが聞こえて来そうな、なんともアキメクラな観客でしたことよ、まったく。 アルモドバルの並べ方の巧いこと!
Weblog(サイト)名 : Reino de Reine / Tracked : 2007年3月26日
|
妖しいのか、安いのかギリギリ
Excerpt(概要):主演のガエル・ガルシア・ベルナルは器用な役者だ。暴力的な映画から今回の女装まで、様々な顔を見せてくれる。 伝えたい強烈な何かを見つけるというより、どう演じるかを見る映画。教訓めいたものや、人生の真実みたいなものよりは、スペインの太陽に焼かれた若さの熟れた欲望みたいなものを感じたい。
Weblog(サイト)名 : soramove / Tracked : 2005年6月3日
|
バッド・エデュケーション
Excerpt(概要):脚本に記述された過去を映像で見せていく前半、秘密が暴かれ事実が浮かび上がる中盤、そしてもう一つの視点が暴く事実と、さすが熟練監督のなせる技というか、非常によくできた構成です。同性愛描写もニュアンス的な表現に押さえ、一般作品では「ここまで」というツボを抑えています。「どこで結末を迎えるのか?」、物語の行方に思わず身を乗り出すことでしょう。圧倒的にうまいです。ペドロさんは。
Weblog(サイト)名 : エンタメ!ブレイク? / Tracked : 2005年4月6日
|