バーダー・マインホフ 理想の果てに : 作品を観た感想トラックバック


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映画「バーダー・マインホフ 理想の果てに」
Excerpt(概要):ドイツ赤軍の連中ってエラいシャレてるんです。危ない高揚感を若干感じたことを白状します。怒濤の映像描写。自由奔放な自己主張が暴力へと転化していく様。些細な事象がきっかけで狂気へと変貌していく姿。釘付けです。気分悪いです。当初の理想とはかけ離れてしまい、凶悪犯罪に手を染めていく組織の末路はとても切ない。ファシズム論と全体主義論の狭間で、、、彼らが選んだ唯一の解決策は暴力であって、その先にあったのは破滅。グッタリします。ラストはテロリズムの継承を、終わらない狂気を暗示しているようで怖かった。
Weblog(サイト)名 : おそらく見聞録  / Tracked : 2009年10月6日
『バーダー・マインホフ理想の果てに』(2008)/ドイツ・フランス・...
Excerpt(概要):★★★★ マインホフもバーダーもグドルンも、結局、自分の中で壊れたものがあふれてしまった。あくまでも映画の中での描写であり、本当に本人たちがこのように考えていたのかとなるとまた違う見解も出てくるとは思うが、思い描いていた理想が崩されて包囲網が狭まってくる虚無感というのは出ていたように思う。当時の彼らの暴力に訴える行動は、決していいとは言えないが、抑圧的な権威に立ち向かっていった記録としてはこの映画は淡々とクールに、冷静に出来事をまとめていて、その点では非常に観客側も飾り気がなく鑑賞できたように思う。
Weblog(サイト)名 : NiceOne!!  / Tracked : 2009年9月18日
(今日の映画)バーダー・マインホフ 理想の果てに
Excerpt(概要):★★★★ 60年代から70年代にかけてのドイツ赤軍の動向がドキュメンタリータッチで淡々と描かれていて非常に興味深く観ることができました。盤のテロ活動のシーンなんかは妙に格好よくて、こういった集団に憧れる若者が出てくるのも無理はないなと思いましたね。それ故に、その理念よりも「格好よさ」に惹かれた第2・第3世代が暴走していくのが本当に良く理解できましたし、必要以上に神格化された第1世代の戸惑いや脆さが上手く映し出されていたと思います。
Weblog(サイト)名 : Kozmic Blues by TM  / Tracked : 2009年8月27日
バーダー・マインホフ 理想の果てに
Excerpt(概要):★★★ 彼らの思想に共感もしなければ理解するつもりもないのですが、面白かったのはバーダーたちを救おうとしたRAFの残党は、既にバーダーたちすら知らないメンバーだったということ。貧困などなく同じ宗教でも政治思想だけでテロリストは生まれてくるんです。邦刑事捜査局長のホルスト・ヘロルドが言った、「我々はテロリストをもっと理解しなければならない。」この言葉を今こそもう一度かみ締める必要があるのだと感じました。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布  / Tracked : 2009年8月1日
映画「バーダー・マインホフ 理想の果てに」を観た感想
Excerpt(概要):★★★ 何で学生運動が暴力とつながっていくのか、常々疑問に思っていた。この映画を見て、ちょっぴりわかったよ。暴力はアピールのための手段なのだ。言葉だけでアピールしても効果がなかったんだね。だからマインホフはジャーナリストから赤軍になった。ふーん、そーなのか。
Weblog(サイト)名 : 映画初日鑑賞妻  / Tracked : 2009年7月26日
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