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『ホテル・ルワンダ』
Excerpt(概要):虐殺の映像をスクープした白人ジャーナリストにポールが感謝の意を述べる場面がある。この映像が西欧のニュースで流されれば、彼らはこの国を助けに来てくれるからと。しかし白人は悲しげに告げる。すまないポール。誰も来やしない。彼らは「怖いね」と言うだけでそのままディナーを続けるだけだ、と。この会話に身が強張る。恐ろしいほどにそれが現実だからだ。できることはといえば、自分を恥じることしかない。それが悔しくて、悲しい。ポールがホテルの全従業員を集め、自分の知りうる限りの外国人に電話をかけさせる場面が印象的。援助を求めて差し出された、無数の手が伸びている。
Weblog(サイト)名 : シネマな時間に考察を。  / Tracked : 2010年10月29日
【ホテル・ルワンダ】電話を通して相手の手を握る
Excerpt(概要):紛争が起き、フツ族は次第に軍に焚きつけられ、熱気に踊らされて、ツチ族に刃を向ける。一何かの目的に向かって、ワケも解らずに踊らされて行く人間の心理の恐さ。ポールはフツ族、彼の妻はツチ族。目に次々と救わなければならない物が見えてくる。気付くと彼はホテルに人々を匿い矢面に立って戦う人になっていた。ポールは引き上げていく外国のマスコミに、この事態を海外でもっと映し、テレビで流してくれ、そうすれば何処かの国が自分たちを助けに来てくれるだろう、と頼む。…恥ずかしいね、、。まさにその「テレビの前の人」だっただろう。。。ストーリーの重さと共に、何か重い物を背負わされた気がする映画。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段  / Tracked : 2009年9月30日
完成! 「ホテル・ルワンダ」
Excerpt(概要):この大量の虐殺死体を目の当たりにして慟哭するポール・ルセサバギナのありさまは、ホテル支配人としてのポールの役割など遂行できずに、一個の「命」として恐怖におののく "ルセサバギナ"のむき出しで無防備な姿。ポールの外観的な側面から"ルセサバギナ"の生々しい側面に移行するためには、Yシャツやネクタイというポールの"よろい"を脱ぎ捨てる必要があったのでしょう。ルワンダで、全世界で、そして一人のアフリカ人の中で、2つの相違する要素が併存することによって生じる「葛藤」「区別」「差別」というものを深く考えさせられた。
Weblog(サイト)名 : ポータブルDVDによる 車内鑑賞... / Tracked : 2009年9月15日
ホテル・ルワンダ
Excerpt(概要):★★★★ 私は、他人に殺されるって事を身近に感じた経験は無いですが、それでも、その恐ろしさが、ひしひしと伝わってきました。 この映画は、憎悪と狂気の大量虐殺の話。実話との事。 大量虐殺をテーマにした話と言うと、ラストキング・オブ・スコットランドが
Weblog(サイト)名 : 極私的、格付け!映画ガイド  / Tracked : 2007年5月21日
『ホテル・ルワンダ』
Excerpt(概要):残酷な現実を映像に焼き付けることは比較的容易であるが、でもその場所で必死に生きる人間のパッションを映画に焼き付けることは難しい。 主人公の必死のサバイバルは極上のエンターテインメントとして仕上げられ、僕らはこれに後ろめたくも娯楽映画としての興奮を感じてしまうだろう。だがそれだけではない。 エンターテインメントという発射台は、すさまじい貫通力で僕らにパッションを刻み付けるのだ。
Weblog(サイト)名 : HELLOGOODBYE  / Tracked : 2006年12月18日
「ホテル・ルワンダ」無力感を持って暖かい家に帰ろう
Excerpt(概要):★★★★ 今これを見てどうしたらいいのだろう。 僕には何も語れない。 快適な生活をし、不足ない毎日を送っている。 こんな安全な状況で何が言えるのか。 明日、殺されるかも知れない状況を目にしてこんな遠く離れた場所から、「怖いね」「何とかしたいね」言うのはたやすいが結局何もしないのだ。 だからこの真実の告発の映画も映画として見るだけだ。 情けない無力感はあるが、それこそが真実。
Weblog(サイト)名 : soramove  / Tracked : 2006年3月26日
『ホテル・ルワンダ』 テリー・ジョージ監督
Excerpt(概要):★★★★★ 実際、確かにこの映画だけでルワンダの内戦を語りきることはできません。 また、正直いって欧米的な視点から描かれた作品ともいえます。 しかし同時に、商業的な打算や偽善を退けた「誠意」が熱くビシビシと伝わってくるのです。 この作品の最大の価値はそこにあるような気がします。
Weblog(サイト)名 : 帝国見聞録 / Tracked : 2006年2月12日
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