宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):序盤の語りから、ノーカントリーの殺し屋のような不気味さを漂わせて、ただ者じゃない感がひしひしと伝わってくる。ゴヤさんは、タイトル通り見てた。うん、でも何も出来なかったね。仕方無い。激動の時代を生きて、見て、描いてた。
Weblog(サイト)名 : 映画感想メモ / Tracked : 2013年1月29日
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宮廷画家ゴヤは見た(’06)
Excerpt(概要):スペインの波乱の歴史、カトリック教の旧体制〜フランスが進軍・改革〜その反発で、スペイン・英国・ポルトガル連合軍の逆襲(スペイン独立戦争)など、また絵画作品を上手く折り入れた人間ドラマ、とは思うけれど、正直、ゴヤ展に行ってなかったら、私はやはりあえて、という作品テイストではなかった、と。でも、特に宗教の名の元の密室性の怖さ、権力の暴走や儚さが滲み、ロレンソが象徴する人間の表裏、イネスの悲哀と一途さとか、前述のように、ゴヤモチーフの”切ない悪夢”のような後味でした。
Weblog(サイト)名 : Something Impressive(KYOKO?) / Tracked : 2012年1月15日
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【宮廷画家ゴヤは見た】ゴヤが家政婦ばりに活躍します
Excerpt(概要):面白かった〜。腐りきった教会の背景と、その犠牲になった美しい1人の娘。そして、彼女のために奔走する1人の男。それが、カルロス4世付きの宮廷画家ゴヤなのです。主になる人々は、ゴヤに客として関わっている人々です。しかし時折出てくる、ゴヤの画家としての物作りの描き方は非常に興味深く、面白い。この当時の宮廷画家の位置づけも思ったよりも卑屈でも偉そうでもなく、、。エンドロールでは、ゴヤの絵画も楽しめます。でも、どちらかと言うと、ゴヤの絵画よりも、サスペンスタッチの歴史ロマンに満足できます。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段 / Tracked : 2009年12月18日
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【映画】宮廷画家ゴヤは見た…ナタリーは微妙。スペインは怖い。
Excerpt(概要):★★★★ このストーリーの中で"ゴヤ"って重要なんですかねぇ!? 確かに主要なキャラクター達を結ぶ所にいるのは彼ですし、当時の風潮を後世に伝えている象徴的な人物でもあるのでしょうが、なんかムリヤリ感もあります。この映画での描写がどれほど正確なのかは知りませんが、この当時のスペインってのは随分と酷い状況が立て続けに続いちゃうみたいですね。酷い描写も多々です…ナタリー・ポートマンの特殊メイクだか演技だかも結構ショッキングですし…。
Weblog(サイト)名 : ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 / Tracked : 2009年9月11日
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mini review 09382「宮廷画家ゴヤは見た」
Excerpt(概要):★★★ ミロス・フォアマンは、この作品に何をこめたかったのだろうか。彼が経験した、ナチスの全体主義、あるいは共産主義社会による秘密警察などの存在と、異端審問所あるいはフランス革命やナポレオンの帝国主義にも内包されている恐怖政治を重ね合わせている面があるだろうことは、容易に推察できる。けれど、それだけではなく、ロレンゾという造形を通じて、一見強靭そうに見える人間のなかにある思想や倫理の脆弱さといったものを、描きたかったのかもしれない。
Weblog(サイト)名 : サーカスな日々 / Tracked : 2009年8月29日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):追ったフランスが今度はイギリスとスペイン人たちに追われる。こんな時代では自分のみを守るのに精一杯だったでしょう。話が二転三転、立場もまた変わり、本当に激動の時代だったのだとわかります。その全てをゴヤは見ていた。酒場に置いていかれた娼婦の赤ん坊を自分の娘と思い可愛がるイネスが哀れで仕方なかった。ラストのロレンソの手をとりながらあるいていく彼女の、ゴヤに呼ばれて振り返った顔は、とても美しかった。
Weblog(サイト)名 : いやいやえん / Tracked : 2009年5月13日
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「宮廷画家ゴヤは見た」(GOYA'S GHOSTS)
Excerpt(概要):★★★★ フォアマン監督は本作について、「ゴヤはすぐれた時代の観察者だった」 と語ったという。監督が最も主張したかったことは、人間の自由や平等などを学び取ったロレンソを通して、理不尽な圧制に対しノーを突きつけること、つまり強権に対する確執をかもし出すことが重要だ、ということではないか。
Weblog(サイト)名 : シネマ・ワンダーランド / Tracked : 2009年5月9日
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守れるか・・ 「宮廷画家ゴヤは見た」
Excerpt(概要):重苦しそうな映画を想像していたが、 全く違って面白かった。 18世紀末のスペイン…激動の時代に翻弄される人々の機微。 画家ゴヤの役割は傍観者。豚肉が嫌いというだけの理由で異端審問にかけられるイネス。 権力志向の神父ロレンゾの浮き沈み、 民衆解放の大義の下に侵攻するナポレオン、 最後にやってくる英国軍。 力の歴史であることをまざまざと見せつけられ、 過ぎ去った時代と笑うもよし、 この延長線上に現代があると嘆くもよし。
Weblog(サイト)名 : シネマ走り書き / Tracked : 2009年4月4日
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宮廷画家ゴヤは見た 私たちはどんな時代に生きているのか?
Excerpt(概要):この物語の中で大きな要素となる「異端審問」は、あの時代のスペインの出来事ではなく、その後も 「共産主義」「ナチスの時代」「反共の赤狩り時代」 そして現代の管理社会の中にも生きている。ロレンソのような人物は、いつの時代にも存在する。現在の日本の不幸はロレンソのような人物ばかりが指導者層にいること、そしてそのことを批判する勢力が不在であることではなかろうか。
Weblog(サイト)名 : 映画と出会う・世界が変わる / Tracked : 2009年1月2日
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『宮廷画家ゴヤは見た』
Excerpt(概要):めまぐるしい変化があった時代の波に飲まれた人々の不遇は、観ていてツライものがあります。宗教と絡ませた話が大部分を占めるので、信念や信仰といったものを考えさせられる作品です。ゴヤを演じたステラン・スカルスガルドは、主役の2人の存在感が強いので霞んでしまったような気がするのが残念。これだけの重厚な世界観を描けるミロス・フォアマン監督の才能はやっぱりすごいなーと思わされたのでした。
Weblog(サイト)名 : cinema!cinema!ミーハー映画・DVD / Tracked : 2008年10月26日
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『宮廷画家ゴヤは見た』@新宿ミラノ座
Excerpt(概要):★★★ 激動の社会情勢を背景に、イネスとロレンソ神父の数奇な運命を描いていきます。とても切ないです。正気を失っているとしか思えないイネスがロレンソの手を取って嬉しそうに歩く姿。聴力を失ったゴヤはその目で彼らの数奇な運命を見ていたのです。イネスの力になろうとする姿が紳士的ですごくいい人に思えました。ナタリー・ポートマンとハビエル・バルデムの演技がすばらしかったです。
Weblog(サイト)名 : 映画な日々。読書な日々。 / Tracked : 2008年10月26日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):これはロレンソ神父とイネスの物語。この時代の歴史背景しらないと、映画の中で年月の展開が早いので、スペインがナポレオンのフランスに占領されたり、イギリスが攻めてきたりとワケわかんないかもしれません。ロレンソ神父は聖職者なのに、かなり俗物です。見事なまでの変節漢ぶりを見せてくれます。そんなロレンソ神父を演じたハビエル・バルデムの存在感が凄いです。
Weblog(サイト)名 : だらだら無気力ブログ / Tracked : 2008年10月24日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):異端審問に、ナポレオン軍の侵攻・統治に、フランス軍撤退に、翻弄される人々のどうしようもなく悲しい物語。そしてその悲惨さを絵に残すゴヤ。興味深い複雑な人物は、神父ロレンソ。神父ではあるけれど、俗っぽさの抜けない、脆さが透けて見える人なのだ。そんなロレンソと奇妙に繋がっていく、天使のような美少女イネス。イネスのために最善を尽くそうと動き回るゴヤタンを観ていると応援したくなる。
Weblog(サイト)名 : 猫の毛玉 映画館 / Tracked : 2008年10月21日
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☆宮廷画家ゴヤは見た(2006)☆
Excerpt(概要):★★★★ ハビエル・バルデム、強烈なインパクトで嫌悪感さえも感じさせてくれました、本当に上手い!!ナタリー・ポートマン、まさか、あんな姿を見る事になろうとは思いませんでしたが、質的には三役でしょうか、素晴らしかったです。突然の過酷な運命を受けいれなければならなかったイネス、権力を手に入れようとして運命に翻弄されたロレンソ。スペインの歴史を見続けたゴヤの人間ドラマ。
Weblog(サイト)名 : CinemaCollection / Tracked : 2008年10月15日
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映画「宮廷画家ゴヤは見た」
Excerpt(概要):天使の微笑と美しさを讃えているかのようだったイネスの、あまりも惨めな変わりように一番驚く、それでも彼女のために娘を探し出して引き合わせようとするゴヤの執念には目を見張り、それぞれの時代があまりもタイミングよく変わるし、その度に立場がそっくり入れ替わる権力者達の姿はチョット滑稽だったりする。ゴヤが描いた本物の絵画とともに、なにか釈然としない余韻を残しながら、観終えた。
Weblog(サイト)名 : 茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声 / Tracked : 2008年10月12日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):★★★★ ナタリー・ポートマンの演技が凄い。見事に全く異なる三役?をこなしているのだから…。もう一人の主役、自己中心的で快楽だけを求め、己の出世のために風見鶏的人生に徹する「神父ロレンソ」、ハビエル・バルデムだが、いやらしさの中に滑稽さを交えた得意なキャラクターであり、独自の世界感を見事に表現していたと思う。感動というより切なさが、深く心に染み込んでくる重く暗い作品であった。
Weblog(サイト)名 : ケントのたそがれ劇場 / Tracked : 2008年10月11日
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☆「宮廷画家ゴヤは見た」
Excerpt(概要):★★★ 過激な親だねー。神を信じてれば、拷問にだって負けずに真実を語れる…という神父の信念を曲げさせる荒業。スペインの時代劇モノは嫌いじゃないので楽しめた。いろんな国に攻め込まれたり、王室が各国と血縁だったり…グチャグチャしてるのも、歴史を見る側からすると、面白いし。相変らずヤラシイ演技が魅力のバルデムでしたぁ。そして、ナタリー・ポートマンの演技の幅の広さを感じる事が出来た作品。
Weblog(サイト)名 : ☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆ / Tracked : 2008年10月11日
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「宮廷画家ゴヤは見た(GOYA'S GHOSTS)」映画感想
Excerpt(概要):異端審問をしていたロレンソ神父(ハビエル・バルデム)はやっぱり見た目不気味だったけど、上手いですね。ナタリー・ポートマンも美しい少女が拷問と投獄で、見も心もボロボロになって行く表情で鬼気迫るものがありました。もう一つの演技も。激動の時代と共に、教会や王室や革命の欺瞞を見せられた映画。ゴヤが描いた戦争の絵や宗教画などを使ったエンディングが余韻を持たせてくれた。
Weblog(サイト)名 : Wilderlandwandar / Tracked : 2008年10月11日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):天使のような少女イネスと、巧みに時の権力に取り入るロレンソ神父は、共にゴヤのモデルだが、時代の荒波に飲み込まれ、2人の運命は激しく狂っていく。宗教の狂気とフォアマンが経験した共産主義の暴挙に、異なる時代の共通性が見える。哀しく歪んだ愛を体現するバルデムとポートマンは共に名演。ラストに振り向くイネスの複雑な笑顔でラブ・ストーリーの香りを残す演出が見事だ。
Weblog(サイト)名 : 映画通信シネマッシモ☆プロの映画... / Tracked : 2008年10月11日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):この時代ヨーロッパにおける宗教弾圧は理不尽で惨い。神に仕える身でありながら、狡猾、破廉恥な行い、偽善者の横暴振りは増長され、純真なものは見捨てられる腹立たしい時代。ナタリー・ポートマンが流石の演技で拷問がどれほどのものだったのかを一瞬で知らしめます(涙) 混乱の18世紀初頭に、その美しさから無実の罪で投獄された、恋さえ知らない少女の運命を辿る物語。いわれのないない仕打ち、怒りと痛み…
Weblog(サイト)名 : to Heart / Tracked : 2008年10月7日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):★★★★★ ゴヤは話の中心ではない。ロレンソ神父と美少女イネスの関係。さすがハビエル・バルデム。もう、こんな役ばっかじゃん!はまり役。あやしくて、いいねぇ…でも、今回はナタリー・ポートマンに感動した。少女時代の美しさもさることながら、後半の変わり果てた姿が何より素晴らしかった。すごい女優さんだと思った。
Weblog(サイト)名 : 映画初日鑑賞妻 / Tracked : 2008年10月6日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):ハビエルが神に仕える身いうのがこれまたいっそう不気味さ漂わせていました。それが異教徒弾圧という背景と重なって心理的にもけっこう恐ろしさを感じました。ナッタリー・ポートマンにはびっくりしました!いつまでもロレンソを追って行く姿、彼女にとって幸せなのか不幸なのか…見ていいるこちらは、胸の内はなんともいえない重苦しい感じが残りました。もう〜ほんと動乱の時代。
Weblog(サイト)名 : Lovely Cinema / Tracked : 2008年10月5日
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宮廷画家ゴヤは見た/GOYA'S GHOSTS
Excerpt(概要):ハビエル・バルデム、濃いお顔で今回もかなりのインパクトの神父ロレンソ。さすが、うまい!憎たらしい! ナタリー・ポ−トマンは二役!演技力ではこちらも決して負けてない。異端尋問で運命が狂わされた少女を演じる。第三者としてゴヤの目線で2人の人物の姿を描ききってるのがさすが巨匠監督の手腕。極端な展開というか、ドラマティックになりすぎる部分もなく抑えめな演出も良かった。
Weblog(サイト)名 : 我想一個人映画美的女人blog / Tracked : 2008年10月5日
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宮廷画家ゴヤは見た
Excerpt(概要):★★★ ☆ルイ16世の処刑やナポレオン。激動の時代ですねぇ。異端審問所に監禁、侵攻と占領とあわただしい。ただ居酒屋で豚肉が嫌いなために食べなかったことからユダヤ教徒と疑われ、不当な理由で異端審問所に捕らえられた娘を取り返すため、父親をはじめ兄たちの行動にはビックリ。今回イネスと娘アリシアの2役のナタリー・ポートマン。健気なイネスを演じた彼女は素晴らしい演技でしたー。
Weblog(サイト)名 : 映画鑑賞☆日記・・・ / Tracked : 2008年10月5日
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