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『キャタピラー』'10・日
Excerpt(概要):戦時中に崇めていたものは、まやかしに過ぎず あっさりと失われる儚いものだった。
Weblog(サイト)名 : 虎党 団塊ジュニアの日常グルメ映画 / Tracked : 2011年12月12日
【キャタピラー】ある意味衝撃的な復讐劇
Excerpt(概要):とにかく衝撃的である。長い時間、身じろぎする事も出来ず、あっという間に終わった。ずっと眉間にしわを寄せて見ていた。この作中で描かれている事は、戦争のせいで起きたわけではない。もちろん、夫があんな姿になったのも、妻がお世話人生活を強いられるのも戦争のせいである。しかし、根本にある物は違うでしょう。私だったら、この映画の宣伝文句はこう書く。"DV男に苦しんでいる女性たちに捧ぐ。" 受賞した寺島しのぶの演技は、もちろん素晴らしかったけれども、夫役の大西信満の演技が本当に壮絶だった。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段  / Tracked : 2011年10月23日
映画「キャタピラー」 を観てきた
Excerpt(概要):戦地で四肢を失った傷痍軍人とその妻によって演じられるどろどろの愛憎劇を通して戦争の愚劣さを描き出した超ド級の反戦映画であり、妻役の寺島しのぶ、夫役の大西信満の演技が素晴らしかったことはあらためて言うまでもないことだが、この映画の魅力を語る上でどうしても外せない存在がゲージツ家・KUМA演じるところの「どのジダイにも是非いて欲しいバカ男」である。私は「良心的兵役拒否」という言葉が嫌いである。「良心的」であろうがなかろうが、兵役を拒否することはそれ自体として文句なしに素晴らしいことだと思っているからである。
Weblog(サイト)名 : サブカル雑食手帳  / Tracked : 2010年9月12日
キャタピラー
Excerpt(概要):★★★ 先の戦争の末期、考えられないようなむごい姿となって戦場から帰還した兵士とその妻との戦時中の生活が中心的に描かれ、以前の若松作品に比べたら随分とわかりやすく製作されています。また大層難しい役柄を、寺島しのぶはまさに体当たりで演じ切っていて、べルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したのもうなずけます。相手役の久蔵を演じる大西信満も、CGにもよっていると思われますが、手足のない男の役をうまく演じているなと感嘆しました。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的  / Tracked : 2010年9月12日
『キャタピラー』 (2010)
Excerpt(概要):監督の主張はハッキリしていても、映画に焼き付けられているのは反戦ではなく、人間の理不尽な思いと生き様であったりします。最終的には巡り巡って反戦という位置に還ってくる、そんな作品なのかもしれませんが…。寺島しのぶの存在感や演技が、テーマ以上のものを孕んでいる事は確かです。若松監督は、寺島しのぶを使う事によって、ある意味、映画を興行的には成功させたかもしれないけれど、寺島しのぶの発散する情念はハンパじゃなく、この作品を凌駕してしまっている気がします。別の意味で、彼女に食いつぶされてしまった映画なのかもしれません。
Weblog(サイト)名 : よーじっくのここちいい空間  / Tracked : 2010年9月11日
キャタピラー
Excerpt(概要):口も聞けない芋虫のような姿になって帰還した夫の介護をする主人公も勿論ですが、何度か挿入される女たちの竹槍やバケツリレーの訓練場面は、道化師役の篠原勝之を後景に、なんともいえない馬鹿馬鹿しさが表現されていて、ここからも銃後のしんどさが伝わってきます。ヒロインが夫に跨って動くお尻が「なんだかなあ…」という感情を見事に表現していて、寺島しのぶというのはお尻でも演技できる凄い女優だなあと感心しました。最初は夫に対して敬語だった妻が、徐々に虐待モードに入っていくにつれタメ口になっていくのがリアルでした。
Weblog(サイト)名 : 音次郎の夏炉冬扇  / Tracked : 2010年9月11日
「キャタピラー」CATERPILLAR(2010 若松プロダクション=スコーレ)
Excerpt(概要):思い起こしてほしい。映画とは、そもそもが不良向けの存在ではなかったか。漂白されたようなぬるい映画ばっかり観てちゃダメなんじゃないの!?…と、気負うような作品でも実はなかったのである。意外に、端正な映画でもあった。若松は"夫が戦地でしてきたこと""夫が戦地に赴く前に妻にしてきたこと"を告発することで夫婦の関係性の逆転を描ききった。このふたりのSとMがひっくり返るあたりを静かに描いていてすばらしい。かなりトリッキーなお話なので、並の女優だと絵空事になってしまう。さすが、そのあたりは寺島しのぶなのでした。
Weblog(サイト)名 : 事務職員へのこの1冊  / Tracked : 2010年9月8日
『キャタピラー』(2010)/日本
Excerpt(概要):★★★ 当時の世相、戦時下とという状況、そして久蔵の容体などの条件があって、この一筋縄ではいかない話が生まれている。ただし、後半に流れてくる記録映画の部分など、「忘れない」 というのはわかるのだけど、それだけを語るには、夫婦の描写があまりにも濃すぎる。夫婦のことなのか、それとも反戦なのか。どっちもあって相乗効果というのもありですが、「極限の状況でも、欲に生きるのが人間である」という生々しさも十分に出ていたので、そちらに重きを置いた方が、スッキリとまとまったような気もしますが…。
Weblog(サイト)名 : NiceOne!!  / Tracked : 2010年9月4日
CATERPILLAR キャタピラー
Excerpt(概要):いやあとにかく圧倒、圧巻。爽やかな若者達の爽やかな戦争映画とはまるで違う。戦争の狂気。「軍神様」と崇められる事の無意味さ。四肢切断のために食欲と性欲しかない「軍神様」。残された妻にとっての勲章の無意味さ。介護や家事や農業の両立の大変さ。どこを切り取っても辛く悲しく思えてきた。寺島しのぶさん、骨っぽい若松孝二監督作品をこれからも追っていきたいと思う。
Weblog(サイト)名 : ゴリラも寄り道  / Tracked : 2010年9月3日
「キャタピラー」 若松孝二
Excerpt(概要):★★★ 若松孝二は、徹底して人間の醜さを前面に押し出して観客に見せてくる。食べ、排泄し、欲望し、セックスして寝るだけ毎日。そこには心の通わせ合いや愛情もない。快楽さえない。戦争という暴力と自らの暴力とに向き合わされる。寺島しのぶのノーメイクの体当たり演技はすさまじい迫力だ。その鬼気迫る演技に圧倒される。繰り返される男のフラッシュバック。彼を苦しめる戦地での強姦シーンがやや説明的すぎてしつこいのが残念。これは単なる反戦映画ではない。人間のグロテスクなまでの醜悪さ、暴力性やエゴや身勝手さと向き合う映画。だから気が重くなるのだ。
Weblog(サイト)名 : ヒデヨシ映画日記  / Tracked : 2010年8月28日
キャタピラー
Excerpt(概要):★★★☆ 低予算映画であるが、寒村の風景と芋虫のような久蔵の体付だけは、丁寧に映しあげている。だが本当気の毒な状況にあるこの戦傷者に対して、余り憐憫の情が沸いてこない。理由は彼の異常な食欲と性教。戦地に赴く前から妻を虐待、戦地でも中国人女性を犯しまくっていたことが「自業自得」という雰囲気を作り上げたからである。軍神と崇められた久蔵だが、敵国の女を犯しまくっていただけではないのか。それが戦争だと主張したいのだろうか。この映画は本当に反戦をテーマにしたのか、戦争という背景を利用したエログロなのか、私にはよく分からなかった。
Weblog(サイト)名 : ケントのたそがれ劇場  / Tracked : 2010年8月25日
「キャタピラー 」 自分の意志など求められない芋虫が這いまわる
Excerpt(概要):★★★ この映画は反戦映画とも見えるが、それより四肢を失って戻った夫を時にいたわり、時に乱暴に扱いながらも愛しくてたまらない気持ちを、セリフなしで演技で表現した寺島しのぶの映画といえる。四肢を失いまさに芋虫(キャタピラー)のように地面を這いずる姿は衝撃的。けれど時折挟まれる戦争の状況、広島、長崎の原爆のシーンなど劇中の出来事と直接的に関係ない映像はなんだかちぐはぐな印象も受ける。国家の決めた戦争という行為を前に、ひとりひとりの人間はまさに四肢を失ったただの生き物となるのだろう。そんな無念な気持ちは強烈に感じた。
Weblog(サイト)名 : soramove  / Tracked : 2010年8月25日
「キャタピラー」
Excerpt(概要):★★★★ 寺島しのぶが素晴らしい。裸身も惜しげなく晒し、体当たり演技で戦前の"銃後の妻"になりきっている。彼女以外にこの役を演じられる女優はいないだろう。ベルリン国際映画祭最優秀女優賞も納得。人間の根源は、支配と被支配である。妻を支配していた男が、犯した罪におののき、やがて妻に支配されてしまう。本作は、のどかな風景が広がる農村を舞台に、人間が生きて行くという事の根源(食べる・SEXする)を見つめつつ、国家と人間、支配と被支配の関係性をアイロニーを込めて描いた、反戦映画に留まらない優れた人間喜劇であるとも言える。秀作である。
Weblog(サイト)名 : お楽しみはココからだ / Tracked : 2010年8月21日
*キャタピラー*
Excerpt(概要):前半はあの勲章は誇りだったかもしれません。でも後半あの火事の光景がたびたびフラッシュバックされると、自分のしたことに対してもらってしまった勲章が重荷になった。またそういう国家に対してギモンも生じてきたと共に、終戦になったら自分が軍神さまでなくなるとも思い…となったのかもしれません。ダンナさんはかなり暴君だったようですが、こうなるとすべてのことを妻を頼らなくてはいけません。こんな身体になってしまっても久蔵には性に対する執着もあり、それが生につながっていました。ラスト。ある日のふたりがとても鮮やかに描かれていました。
Weblog(サイト)名 : Cartouche  / Tracked : 2010年8月21日
キャタピラー
Excerpt(概要):日中戦争に出征した夫は無事に帰るが、手足を失って胴体だけで戻る。顔半分は火傷でただれ、聴覚を失っていた。つまり、口がきけない。夫を迎えたシゲ子(寺島)は、食べて寝るだけの彼の世話をする。夫の要求をなんでも受け入れていた妻は、軍神となった彼の存在に戸惑いや怒りを感じる。夫も妻の反応を見ているうちに、自分が戦地でしてきたことにうなされる。映画が終わりに近くなると、戦争の真の姿が明らかにされる。壮絶な映画だった。これは究極の反戦映画だ。
Weblog(サイト)名 : とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver  / Tracked : 2010年8月19日
『キャタピラー』 私たちが拝むのは?
Excerpt(概要):戦争のために四肢を失い、話すことも聞くこともできない久蔵は、軍神さまと祭り上げられる。旧知の村人も軍神さまになった久蔵に手を合わせて拝む。ついこの前まで同じ村人だった者を拝むなんておかしなことだが、日本ではそれほど奇妙ではない。戦争によって神になった彼には、戦争が必要なのだ。日本が勝利し続ける戦争が。本作が描くのは、神の誕生と没落だ。軍神さまとして村人から拝まれた久蔵の内実は、食べて寝て、女の体を求めるだけの存在だった。彼があがめた聖書も十字架もイコンも、同じように中身がなかったのかも知れない。
Weblog(サイト)名 : 映画のブログ  / Tracked : 2010年8月19日
キャタピラー
Excerpt(概要):見終わった後、胸が苦しく切なくったんですがなんて言葉で現せばいいのだろうかと思いました。そこには普通の家族の戦時中のありのままの姿を映し出したもの。だからこそ余計に胸が熱くなり言葉に詰まってしまいました。やがて久蔵は戦場での出来事を悪夢として見るようになる、シゲ子はその事を知らないから久蔵に怒りをぶつける事で心の均衡を保とうとする。戦争がもたらす悲劇、これは戦争を知らない私たちはどうやっても表現しきれない。だからここうしてその惨劇を伝える映画などは目をそむけず真正面から真摯な態度で見て行きたいと思っています。
Weblog(サイト)名 : Diarydiary!  / Tracked : 2010年8月19日
[映画]キャタピラー
Excerpt(概要):全然反戦でもないし、狂気でもないし、肩透かしではある。ある面、人間というものを真摯に描いているとは思うけど、もっと禍々しさみたいなものを覚悟してたからなー。見てはいけない物を見てしまったという見世物小屋的感覚、そのレベルの認められ方しかしてないんじゃないだろうか。寺島しのぶが半狂乱になりながらも、きちんと冷静に危なくないように走って田んぼに入って半狂乱の演技をしてる姿を見てゲンナリ。世間によくある夫婦の意思の不疎通と夫婦喧嘩とダメ夫を持った妻の苦労とプライドにしか見えない。その端緒は戦争被害であっても。
Weblog(サイト)名 : NOW HERE  / Tracked : 2010年8月19日
『キャタピラー』
Excerpt(概要):四肢はなくとも未だ衰えぬ食欲と性欲。久蔵はその身体でなおシゲ子を征服しようとする。食べて、寝て、食べて、寝て。そんな夫の下の世話まみれの毎日に、ふとみせたシゲ子の逞しさ、、わらで編んだカゴに夫を乗せ、手押し車で村を練り歩く。すれ違う村人は手を合わせて夫を拝み、献身的なシゲ子を讃える。これがシゲ子にとってのせめてもの<自尊心>、ここに彼女の強さをしかと見た。戦闘シーンは出てこないし、シモの描写の連続だ。でもこれもまた在りし日の戦争の真実、残酷な事実。哀しい過去であり、恥ずかしむべき歴史である。
Weblog(サイト)名 : シネマな時間に考察を。  / Tracked : 2010年8月18日
キャタピラー
Excerpt(概要):★★★★ 時々挿入されるフラッシュバックから推察すると久蔵がなぜこんな体になったのかおよそ想像できる。とんだ食わせ者の軍神様なのだ。シゲ子も最初は甲斐甲斐しく夫の要求に応じるのだけれど、文字通り皮膚感覚で次第に感じ取っているのが分かる。立場は逆転し、もはや夫を尊敬しなくなったシゲ子は逆レイプまでする。それは久蔵からすれば、妻に復讐されているというより、あの娘が突然妻に憑依して復讐されているような恐怖と屈辱だったろう。終戦の日、シゲ子は万歳三唱する。久蔵はその瞬間から軍神でなくなり、ただの芋虫になってしまう。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録  / Tracked : 2010年8月16日
乱歩NO.86…映画「キャタピラー」(主演:寺島しのぶ)を見た
Excerpt(概要):性器と胃袋が元気な夫は、最早、男として機能しているのはアレのみなのだ。そしてこの夫婦の睦事の向こうの風景には、勲章や「軍神」と崇められた新聞、天皇の写真が見えている。事情はどうであれ、環境で左右される(特に戦争は環境を大きく変えてしまう!)人が生きていくことの悲しみや苦しさを、寺島しのぶがおくすることなく体当たりで演んじ、この映画は<映画>として成立しえたのだろう。それほど彼女の存在感が光っていた。映画は同時に、夫が戦地で何をやってきたかがフラッシュバックのように挿入される。加害者は被害者にもなりえるのだ。
Weblog(サイト)名 : 飾釦  / Tracked : 2010年8月15日
『キャタピラー』
Excerpt(概要):言葉を失う映画。生ける軍神、化物、黒川久蔵。軍神の妻、貞操の鑑、黒川シゲ子。その全てに込められている「忘れるな、これが戦争だ!」というメッセージ。これはもはや単なる反戦映画ではなく、日本人として絶対に見るべき、いや世界中の人間が見るべき映画です。なぜなら「正義の為の戦争などない。戦争は人殺しである」のだから。まるで化物のような軍神・久蔵の旺盛な食欲と性欲に戸惑うシゲ子。その姿は「建前」と「言えぬ本音」の狭間で苦しんできたこの時代の多くの方の姿そのものではないかと思うのです。
Weblog(サイト)名 : めでぃあみっくす  / Tracked : 2010年8月15日
キャタピラー
Excerpt(概要):★★★★ 手足を失った肉の塊のような夫を最初に見たときには叫び声をあげて逃げ出したシゲ子が、やがて銃後の妻の鏡、軍神の妻として誇らしげな顔になり、次第に出征前に夫から受けていた精神的・肉体的虐待を思い出して、立場を逆転させていくプロセスが恐ろしいほどだ。あくなき食欲と性欲をみせる久蔵の姿が異様なら、五体は満足でもシゲ子の精神もまたいびつに歪められている。21世紀になって戦争の悲惨を実感しない現状に、この物語を作らずにはいられなかったに違いない。戦場を直接描くことなく、戦争の愚かな本質が痛いほど伝わる静かな力作だ。
Weblog(サイト)名 : 映画通信シネマッシモ☆渡まち子HP / Tracked : 2010年8月14日
キャタピラー
Excerpt(概要):★★★ 寺島しのぶの演技は流石に素晴らしい。難度の高い役を演じた大西伸満の好演も見逃せない。一方で脚本としてはどうかなと思う。久蔵は正しく生まれたばかりの赤ん坊のようなもの。シゲ子と久蔵の内面的な苦悩を前面に押し出したストーリーはひたすら重く、何処かで抜くような部分があれば、観ている側のガス抜きにもなるし、もっとメリハリがでたはず。恐ろしかったのはシゲ子の精神状態。淡々と笑顔で残酷な行動をとる人間の方がよほど怖いということ。彼女をそこに追い込んだという意味で、直接的戦争ではないものに戦争の悲劇は感じることが出来た。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布  / Tracked : 2010年8月14日
映画「キャタピラー」上映会(舞台挨拶付)
Excerpt(概要):江戸川乱歩の短編小説「芋虫」をモチーフにしている。太平洋戦争で四肢を失い戻ってきた大西信満演じる夫・久蔵に献身的に尽くす寺島しのぶ演じる妻・シゲ子は、空虚な思いが募り、気持ちがだんだんと乱れていく…。シゲ子の、性欲の塊になった夫との絡みのシーンが何度も続くがその渾身の演技が素晴らしい。クマさん(篠原勝之)が演じた、狂ったふりをして徴兵逃れをする人が当時はどこにもいたとのことで、戦争が終わったことを喜ぶシーンがとても印象的。四肢がない夫の映像は最後のシーンがCG以外は、ほとんど特殊メークでとてもリアル。
Weblog(サイト)名 : Serendipity !  / Tracked : 2010年7月29日
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