初恋(2006)
Excerpt（概要）：★★ みすずは「大人になりたくない」という薄幸の少女。岸はそんなみすずの中に「まっすぐな心」を見出して惚れて、ある意味勝手に"同志"と思っているフシがある。岸の甘さは角材を振り回しても権力は微動だにしないと認識しながら三億円強奪は「権力に打撃を与える」と思うところ。もっとも、本気で思っていなかったろう。こんな金奪ったところで権力はもちろん微動だにしない。ただ、そう思いたいだけ、というか新機軸を打ち出すことで何かを振り払いたかっただけなのかもしれない。
Weblog（サイト）名 ： 佐藤秀の徒然幻視録 ／ Tracked ： 2011年3月31日
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初恋 (2006)
Excerpt（概要）：★★★ ちょっとだけ散漫。群像劇にしては個々のドラマが立ってないような気がしますね。三億円強奪の実行日はそれなりに緊張感がありましたが、割とサラッと終わってしまったような…。それでもラストの詩(?) を見つけて読むシーンはちょっとだけジーンときてしまいましたよw かなわぬ初恋とは少女だけのモノではなかった…と。60～70年代の雰囲気が良く出てると思います。恋愛・三億円事件・群像劇と比重が同じような見せ方だったのでもう少し的を絞って見せてくれた方が解りやすかったかもしれません。観終わった後はグッときたので結果オーライ！
Weblog（サイト）名 ： 肩ログ ／ Tracked ： 2010年2月16日
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初恋～3億円事件の犯人は女子高生だった～/FIRST LOVE（映画/DVD）
Excerpt（概要）：★★★ この映画、思ったよりも恋愛要素は薄いように思いましたね。まぁベタな展開はありはしましたけれども、ラブストーリーとかっていうほどのものでもない。そして、3億円事件に関しても、犯人は女子高生だったっていう発想は面白いけど、そこまでミステリーっぽく描かれているわけでもなく、犯罪映画と呼べるほどのものでもないし、60年代の青春映画って感じなんですかね？宮崎あおいが好きな人にはオススメ！恋愛ものだとか犯罪ものだとかミステリー系の映画を期待して観ると、個人的には失敗だと思います。
Weblog（サイト）名 ： 映画を感じて考える ／ Tracked ： 2010年1月26日
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３億円事件を背景にした「初恋」・「ルパンの消息」
Excerpt（概要）：３億円事件を題材にした映画[初恋]は、事件が起きた熱気や狂乱に満ちた1968年という時代への思いが描かれている。また、喪失の物語である。小説「ルパンの消息」ではその事件の時効が成立した1975年という時代を中心に描かれている。集団就職列車の最後の年であり、この年もまた日本の歴史のターニングポイントであったわけだ。
Weblog（サイト）名 ： 映画と出会う・世界が変わる ／ Tracked ： 2009年10月29日
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１２/２５ 初恋（’０６）
Excerpt（概要）：日本犯罪史上最大のミステリー、と言われる'68年の3億円強奪事件の実行犯は、女子高生だったという設定。その視点から事件までの日々、実行、その後を描いたミステリー。やはり実際の迷宮入り事件題材、そして宮崎ああおいヒロイン、とのことで気になってはいた作品。この事件自体は、グリコ・森永事件と共に時効になった謎の大事件、という伝説、の感触。劇中もあった指名手配のモンタージュ写真の印象はおぼろげに残っている。
Weblog（サイト）名 ： ＫＹＯＫＯⅢ ／ Tracked ： 2008年12月25日
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初恋
Excerpt（概要）："Ｂ"に集まる若者たちの人物像がいまいち描けてなかったような気がする。この時代の若者、岸がこの事件を起こした動機が、彼の中にあった社会への反骨精神が伝わってこない。"昭和の名刑事"平塚八兵衛は、この事件を単独犯の犯行として譲らなかったらしい。しかしこの映画では３人もの人間が関わっていることになっている。映画のラストでは"Ｂ"に集っていた若者たちのその後の消息が次々と出た。岸は消息不明…。
Weblog（サイト）名 ： ＵｋｉＵｋｉれいんぼーデイ ／ Tracked ： 2008年12月23日
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[ 初恋 ]もうじゅうぶん大人だよ
Excerpt（概要）：一緒に観た友達には「物足りなかった」らしい。 18歳の少女が実行犯という奇抜な発想には、僕の友達のように事件に及ぶまでのみすずの気持ちの変化(プロセス)より、犯罪実行の手口のほうが、興味関心がどうも高まってしまいがちである。犯行そのものにトリッキーさやサスペンス性は皆無に等しい。 宮崎あおいの笑顔や佇まいには“華”がある。この映画ではそのことが一番印象に残った。
Weblog（サイト）名 ： アロハ坊主の日がな一日 ／ Tracked ： 2006年10月30日
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「初恋」宮崎あおいが様々な表情を見せる
Excerpt（概要）：この映画は主演の宮崎あおいとこのストーリーの作者のものだ。 どんな役でも軽々とこなしているように感じる彼女は、今回も「ありえないな」と思わせる役に説得力を与えている。 そしてこの原作者の大胆な仮説と切ない「初恋」すごく良い。 みんな自分の居場所を探している、自分をどう表現したらいいかさ迷っている。 そんな時代の空気と不変の人間の感情を言葉少なに映す。 何かが解決したり勇気ずけられたり、すごく感動的であったり、そのどれもに当てはまらないが、そんなものを超越した何かがあった。
Weblog（サイト）名 ： soramove ／ Tracked ： 2006年6月13日
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