最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):使命・忠義・慈愛・愛。苛烈なまでの武士の忠義として、はっきりと明確な信念を持って育てた娘・可音。彼女の嫁入りという日本風情を感じられる設定もよかったのですが、間の取りかたが非常に上手い演出。主君の命を尊重する時代であったがために、自身の望みとは別の行動をとることになってしまった孫左衛門が選んだ最期は、最初から決めていたことだったのでしょうね。しかし花嫁行列に集まる赤穂の武士たちは、ちょっとやりすぎな演出だったかも。可音の恋に困惑する孫左衛門の葛藤、及びラストの幼い可音との生活を思い出すところの表情は良かったと思う。
Weblog(サイト)名 : いやいやえん / Tracked : 2011年7月5日
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【最後の忠臣臓】
Excerpt(概要):とっても良かったです!! なかなか出会わない二人の男、再会してからがグググーンと盛り上がります!時が過ぎても友達でも、主君の言葉は絶対だったんでしょうねー。全てを察した寺坂がやってきて一言だけ告げる、あのシーンはもう涙が溢れて溢れてとまりませんでした。役所さん、佐藤さん、さすがのお二人!お輿入りの道中の出来事も好き!ああいうのはもうツボです。純愛とか何とか謳われていたようですが…私は親子愛みたいなのを感じてしまいました。去年の時代作品でこれ一番好きです。とってもお薦めです!
Weblog(サイト)名 : 日々のつぶやき / Tracked : 2011年1月18日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★★ 武士であることの意味を直接的に表現しているものは、言うまでもなく瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門が大石内蔵助(片岡仁左衛門)から課せられた使命そのものということになるでしょう。寺坂は生きて真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助する。瀬尾は生きて可留と可音の親子を援助する。この二つの使命が果たされたとき、二人が生きて為したことが「大石への恩義」という目に見える形で報われていくというクライマックスは、確実に二人の武士の生き様と日本人の核心を表現するものだったと思います。
Weblog(サイト)名 : WEBLOG:e97h0017 / Tracked : 2011年1月16日
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最後の忠臣臓
Excerpt(概要):★★★★ この映画に我々が感動するのは、人が人を思い続ける、その心の大切さ、報われないと知りつつも、それでも思いを止められない、人の心の悲しさ、せつなさがきちんと描かれているからではないだろうか。浄瑠璃「曽根崎心中」の場面が何度もインサートされるのも、その物語が、思い焦がれつつも決して現世では成就出来ない恋人たちの、思いの儚さを描いているからだろう。これは瀬尾孫左衛門の美しくも悲しい物語である。日本人であるなら、そのサムライとしての凛とした生き様に涙を禁じ得ないだろう。これぞ本物の映画。傑作である。
Weblog(サイト)名 : お楽しみはココからだ / Tracked : 2011年1月9日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★ この映画はどうしても[十三人の刺客]と比べたくなってしまいます。主演がどちらも役所広司ですし[十三人〜]の脚本を書いた池宮彰一郎が、この映画の原作となる小説を書いているので。言ってみれば[十三人〜]の"動"に対して本作は"静"といったところでしょうか。一番の問題は、人形浄瑠璃「曽根崎心中」が挿入されていること。これは男女の機微を描き出している文楽の演目で、この工夫自体は素晴らしいアイデアと言えるものの、なんといっても"心中"物であり、孫左衞門と可音との関係を象徴させるには極端すぎるのではと思います。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的 / Tracked : 2011年1月9日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):これは本物の武士の映画です!16年間長々と説明するようなシーンはないのに、その長さと苦悩のすべてを感じる事の出来る演出を堪能しました。凄い空気感です。台詞ひとつないのに表情とかすかにうなずくその仕草で今までのすべての労をねぎらいそして理解する…もう号泣です。うち入りを経験し生かされた男と、うち入りの前に命を預けた男。2人の忠臣蔵の結末の大きな違いと、成し遂げたモノの大きさに深い感動と悲しみと武士としての生きざまを見せつけられました。今年見た時代劇の中で最高の作品だと思いました。
Weblog(サイト)名 : ひばなのシネマの天地 / Tracked : 2011年1月7日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★ いやーーやられました。ストーリーも感動し、また静かな京都の風景やら女性の美しい作法やら、人形浄瑠璃「曾根崎心中」やら男の生き様やら…本当にとっても感動してしまいました。忠義の厚さゆえ死ぬことを許されなかった2人の男がよかった。なんといっても役所広司、佐藤浩市の二人の演技がまたすばらしかった!! そして杉田監督の映像でしたね☆ 冬の風景、京都・大覚寺の竹林の美しさ映像美にうっとり、、。加古隆さんの音楽にも感動しました。いい映画をみたな〜ってあらためて感動しておりました。
Weblog(サイト)名 : C'est joli〜ここちいい毎日を〜 / Tracked : 2011年1月4日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):とっても良かったです!大好きな作品に出会えました。任務を果たしながらも、16年のやるせない息苦しさから抜け出れない心の欠落した吉右衛門、佐藤浩市さんに胸が締め付けられました。いつも主従関係を崩さない孫左衛門の脳裏に人形浄瑠璃が甦る時…お髭に白いものが目立とうとも、役所さんはとてもセクシー!迷い、悩み、怖れ、愛でる…全ての心情表現がビシビシ伝わってきました。女たちも、男たちも美しい、、。静かで、美しく、哀しい物語…。途中からぽとりぽとりと、泪が止まりませんでした。すてきな素敵な日本の映画です。
Weblog(サイト)名 : to Heart / Tracked : 2011年1月3日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):日本人の心に今も残る赤穂浪士の討ち入り事件の後日談という着眼点がすばらしい。瀬尾孫左衛門(役所広司)と、討ち入りとしても切腹を免れた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)の物語がいい。脚本がすばらしいので、是非映画館で見て欲しいと思う。人形浄瑠璃「曽根崎心中」が所々に挿入されている演出が、登場人物の心情を語らせていて憎い。可音と瀬尾の心の揺れ動く様子が大変丁寧に描かれている。
Weblog(サイト)名 : とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver / Tracked : 2010年12月30日
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「最後の忠臣臓」男の忠義、女の愛情
Excerpt(概要):現代でも「仕事が大事なの?私とどちらが大事なの?」とかをパートナーに言われる男性も多いかと思いますが、そのとき「仕事」を選んでしまうメンタリティを男性は持っていたりするんですよね。そういう男性に対して、女性のメンタリティについても本作は描かれていました。「男の命を繋ぎ止められるのは、女の黒髪だけ」まさにこれは至言で、女性は理屈を越えた愛情があるということだけで存在理由を見いだせる。こういう男、女それぞれの存在意義についてのメンタリティを、繊細にかつ情感深く描いた脚本、演出は素晴らしいなと思いました。
Weblog(サイト)名 : はらやんの映画徒然草 / Tracked : 2010年12月30日
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最後の忠臣臓・・・・・評価額1700円
Excerpt(概要):★★★★ 「最後の忠臣蔵」は、御馴染みの物語とはかなり違うが、これは別の意味で日本人の心の琴線に触れる物語だと思う。やや展開が偶然性に頼りすぎてる気もするが、杉田成道監督の演出は丁寧で、作りこまれたビジュアルも見応え十分。派手なチャンバラは控えめながら、武家として生まれたが故の様々な二面性の葛藤を描き、人間ドラマとしても切ないラブストーリーとしても一級品であり、一年の締めくくりに相応しい重量級の力作である。
Weblog(サイト)名 : ノラネコの呑んで観るシネマ / Tracked : 2010年12月29日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★ 大石内蔵助も吉良邸討ち入りも、サラリとしか描かれていない。それでいて、悲しくて切ない武士道に生きる男の悲哀が見事に描かれているのだ。 大覚寺の竹林、人形浄瑠璃などの描写は、純邦画の時代劇よりも、さらに日本的美意識に拘っているように感じた。そして武士道についての究極な世界観にも揺るぎがない。余りにも完璧過ぎるというか、全く無駄や遊びがない。そして主役・役所広司さんの迫真の演技や、可音役の新人女優・桜庭ななみちゃんの清楚な美しさもよかった。
Weblog(サイト)名 : ケントのたそがれ劇場 / Tracked : 2010年12月28日
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【最後の忠臣臓・生き残った者たちの忠臣蔵】
Excerpt(概要):★★★★ もちろん、すっごく泣けた。けど、不満も結構ある(汗) それでも、役所広司さんはやっぱ素敵すぎだし、桜庭ななみちゃんは可愛すぎなのである。何が不満かって言うと、一番は可音が孫佐に礼を言って…そこで終わりじゃダメなの?‥って事。橋の上と下の緊張感と生き残った苦しみを伝える吉右衛門の独白は、すごく良かったんだけど。
Weblog(サイト)名 : 見取り八段・実0段 / Tracked : 2010年12月27日
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【最後の忠臣臓・残された者の人生】
Excerpt(概要):★★★★ まず、「忠臣蔵」を全く知らない人にはワケの解らないお話であります。討ち入りのシーンも回想程度、何で吉良邸に討ち入ることになったのか、松の廊下、赤穂浪士って何?とか、そんな事情は丸っきり描かれていないのだから。それでも「忠臣蔵」を知っているからこそウルっと来る物がある。2人の生き残りの苦悩が伝わる数々の描写には涙。父親としての孫左の気持ちに涙。法要の場で読み上げられる四十七(六)士の名前に涙…。総体的には良い映画でした。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段 / Tracked : 2010年12月27日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★ 使命を与えられた赤穂浪士の生き残りと聞き武士の物語かと思っていたのですが恋の物語でもありましたね、意外でした。勿論、武士としての部分も沢山描かれていました それは予想していたことでしたので私は、恋のほうが印象深く、余韻が残りました。
Weblog(サイト)名 : ☆試写会中毒☆ / Tracked : 2010年12月26日
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日本人の美学。『最後の忠臣臓』
Excerpt(概要):★★★★ そんな歴史に詳しくない私でも今回の映画には凄く泣かされてしまいました。それから16年後、孫左衛門は生き残っている事を罵られ、足蹴にされても自らを守るような言い訳は一切しませんでした。嗚呼…これが古き良き日本人の美学なのだと改めて思い知らされたような気がしたこの映画。
Weblog(サイト)名 : 水曜日のシネマ日記 / Tracked : 2010年12月26日
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映画「最後の忠臣臓・感想
Excerpt(概要):映画「最後の忠臣蔵」は「武士としての忠義のあり方」というものについて考えさせられる作品ですね。瀬尾孫左衛門にとっての主君は大石内蔵助だったようなので、瀬尾孫左衛門個人の忠義としては問題ないわけなのですが、肝心要の大石内蔵助による密命の動機が極めて個人的なものでしかない、というのはちょっとねぇ……。作品としては極めて悲劇的に描かれていて、爽快感とはおよそ無縁なのですが、それ故に日本人的な情に訴える感動的な物語に仕上がっています。「忠臣蔵」が好きな人なら観て損はない映画だと思います。
Weblog(サイト)名 : タナウツネット雑記ブログ / Tracked : 2010年12月24日
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『最後の忠臣臓』 最初のほうだけちょこっと忠臣蔵
Excerpt(概要):ロケーションが最高です。絵的にはまったく文句のつけようがありません。役者陣では佐藤浩市、豪商役の笈田ヨシ、その息子役の山本耕史もよかったです。桜庭ななみもがんばっていました。・・ビックリするほど話が進まず、卒倒しそうなほど盛り上がらず。ときおり差し挟まれる浄瑠璃が「曽根崎心中」。今ひとつピンときません。可音が嫁に行くというだけのこの話、盛り上げようという努力は伝わってきますがいささか無理があるのではないでしょうか。あくまでも後日談であって「忠臣蔵」ではないと思います。
Weblog(サイト)名 : 23:30の雑記帳 / Tracked : 2010年12月20日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):昼行燈と言われ人望が厚かったとされる大石にしてはジコチュー過ぎないか。わざわざ孫左衛門を使う必然性が見えない。通奏低音のように時折挿入されるが、何のための人形浄瑠璃なのか、と思ってしまう。寺坂との再会も、似た境遇同士ならわざわざ説明しなくても互いに察し合えるはず。なぜ斬り合いになるのか合点がいかない。ラストに至っては大石への忠義に反してないか。可音を嫁にやればお役御免というのなら大石は余りに身勝手でイメージと合わなくなる。このストーリーには最後までちぐはぐ感があり、乗れなかった。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録 / Tracked : 2010年12月20日
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『最後の忠臣臓』 の販売戦略
Excerpt(概要):この映画は、忠臣蔵の後日談を描いている。討ち入りの12月14日より後の物語であり、興行を12月中旬〜1月中旬に行っても違和感がない。忠臣蔵人気と、稼ぎどきの正月第一弾ロードショーとを両立させられるのだ。本作は、元禄赤穂事件にかかわった人物の中でも謎の多い寺坂吉右衛門と瀬尾孫左衛門を取り上げ、なぜ二人が他の赤穂浪士とは行動を別にしたのか、その謎について一つの説を提示する。忠臣蔵が好きな人には、たいへん興味深いところ。作品の基底にあるのは、娘の結婚という普遍的なドラマでもある。
Weblog(サイト)名 : 映画のブログ / Tracked : 2010年12月20日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★ 人形浄瑠璃に人物の心情を代弁させすぎ。表面化した恋心。どないしたらええねん…。孫左衛門と可音のコミカルな戸惑いに笑う。生きてきた意味を押し上げる嬉しい泣き笑い。そこからの終盤,泣き通し。号泣せざるを得ない…。三者三様の16年間を背後にしっかり据えて,役者の演技,抑えた音楽,行き届いた景色の映像と衣装で台詞少なに葛藤のドラマを紡ぎ上げた本格時代劇。身の置き所を探す彼らの旅路に見入る。使命をまっとうする瀬尾孫左衛門を演じた役所広司が素晴らしい。忠義に殉じる侍の悲哀と覚悟を真正面から捉えた作品。見応え十分。
Weblog(サイト)名 : Akira's VOICE / Tracked : 2010年12月19日
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『最後の忠臣臓』・・・・16年後、完結の日
Excerpt(概要):長尺がまったく気にならないほどの見応え。生き恥をさらすという考え方が当たり前の時代にあって、死ぬことを許されなかった男たちの生き様が熱くも切ない。与えられた使命を全うしながら、その"時"を待ち続けた2人がついに幕を下ろす忠臣蔵。討ち入りから16年経ってようやく訪れる真の完結。本作は日本人の心の深いところに強く優しく訴えてくる傑作である。その琴線はいつまでも振れ続けるし、一度緩んだ涙腺はしばらくは戻らない。それほどに大きくて心地よい感動を多くの人がきっと味わえると明言したい。ぜひ劇場で。
Weblog(サイト)名 : SOARのパストラーレ♪ / Tracked : 2010年12月19日
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『最後の忠臣臓』
Excerpt(概要):脚本が思いのほかすばらしく、また杉田監督の「泣かせ上手」な演出が物語にうまく乗っかって、予想を超えた傑作になっていたのは、意外な驚きと喜びをもたらした。近松門左衛門の人形浄瑠璃、「曽根崎心中」がときどき場面の合間にはさみこまれ、物語の進行と同時に孫左衛門と可音とのユートピア的な世界の終りが近づいていることが示される。こんな面白い映画だとは予想もしていなかったので、日本映画もまだまだ捨てたものではない、と思った。見どころは、役所広司と桜庭ななみの演技やたたずまいの素晴らしさに尽きる。二人とも本当に良かった。
Weblog(サイト)名 : 映画の感想文日記 / Tracked : 2010年12月19日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):これは素晴らしかった。主役二人の演技も良かったですが、脇を固めたベテラン勢のしっかりした演技も見応えあって良かった。その中でも可音役の桜庭ななみが素晴らしかった。難しい役柄を立ち振る舞いと表情でうまく表わしていたと思う。嫁入りの行列のところから、その後の孫左衛門のシーンで、ぐっと来て不覚にも涙がちょちょ切れてしまった。ただ、人情浄瑠璃のシーンはあんなにいるかな?その分、短くできたかも。それと討ち入りシーンで石橋の欄干がチャチくて残念でした。
Weblog(サイト)名 : だらだら無気力ブログ / Tracked : 2010年12月19日
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劇場鑑賞「最後の忠臣臓」
Excerpt(概要):今思い出しても、胸に込み上げてくるものがある…そんな作品でした。この作品は役所広司ありきとなっていて、彼のための映画といっても過言ではないほど、輝きを放っていました。さらに桜庭さんの演技は感嘆!"少女"から自分の運命を受け入れ"女"になっていく、表情や仕草が絶妙!! 無事に可音を嫁入りさせ、彼は"真の武士"になったんですね。忠義とは、これほどにも重いものなのか…?元赤穂浪士たちが集まってくるところは、本当に感動します。人の心の美しさ、日本の美しい自然を堪能しに行かれることをオススメする。
Weblog(サイト)名 : 日々“是”精進! / Tracked : 2010年12月18日
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最後の忠臣臓 古き良き時代劇
Excerpt(概要):自分にとっては無駄と思えるシーンが多くあったし、それに一つ一つのカットが長く、そして展開も遅く、ものすごく苦手な作り方だ。しかしラストに向けては、「忠臣蔵なんだから、ちゃんと期待通り泣かせてあげるからね〜」的な展開で、お約束通り武士の忠義心に心を打つようになっていた。しかし自分的には「しつこいよ〜やり過ぎや〜」やったな〜。大石内蔵助の隠し子、可音を演じた桜庭ななみ、彼女は見事な演技だった。台詞も動きも少ないので、顔の演技が重要な役柄、この子、ものすごくなるかも!
Weblog(サイト)名 : 労組書記長社労士のブログ / Tracked : 2010年11月21日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):★★★★ 日本を感じられる作品です。今のところこの秋の一連の時代劇の中では一番かもしれません。役所広司と佐藤浩市という二大俳優、実に上手いキャスティングだと感じたのが、2人の生き残りだけれどもその立場は違うということ。それぞれの生き方が顔に表れている、そしてそういう演技しつらえにしてあるという点が秀逸なのです。「瀬尾孫左衛門は武士でござる」武士の魂、武士の生き様。これこそが本当の「最後の忠臣蔵」でした。武士としての心のあり方の問題であり、日本人ならばそれは理解できるはずです。「最後の忠臣蔵」、心に染みる物語でした。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布 / Tracked : 2010年11月3日
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最後の忠臣蔵
Excerpt(概要):日本の風景の美しさと武士の高潔な生き様が、画面から真っ直ぐに感じられるような作品でした。ひとつひとつのシーンがまるで絵のように感じられて、シーンが移るたびに綺麗だなあと思いながら観ていました。また、その中で繰り広げられる人間模様もゆったりと細やかに描かれていて、瀬尾や可音、寺坂や夕の想いが胸に響いて来ました。もちろん武士を演じる役所広司さんと佐藤浩市さんの演技はさすがですし、安田成美さんも素敵でした。あと、可音を演じた桜庭ななみさんも凛とした雰囲気がぴったりで良かったです。お正月映画としてぴったりの作品です。
Weblog(サイト)名 : とりあえず、コメントです / Tracked : 2010年11月2日
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