孤高のメス(テレビ録画)
Excerpt(概要):主人公の手術中のBGMが都はるみてのは面白い。また他の医療ドラマと違い緊張感が感じられないのだが 反面これらのシーンは淡々と進んでいく感じ。主人公が天才だから?
Weblog(サイト)名 : 単館系 / Tracked : 2012年5月4日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★ うーん、、最近、こういう医療モノが多いせいか、あまり特異性は感じられなかったように思います。当麻の描き方も彼を外から見た描き方で、彼の葛藤があまり感じられなかった気がします。浪子のモノローグで語られているせいかもしれません。夏川結衣さんと中越典子さんが綺麗でした。全体的に物足りなかった感がありますが、手術シーンは丁寧でしたね。血の気のなかった肝臓がピンクになって行く様は感動的でした。
Weblog(サイト)名 : 映画、言いたい放題! / Tracked : 2011年4月26日
|
【孤高のメス】目の前で苦しんでる人を見過ごせないのだ!
Excerpt(概要):物凄く繊細で難しい問題ですよね。移植をすれば助かる人がいる…亡くなってしまったけどその臓器で誰かを救える。誰かの体の中でもう一度命をつなげられる…様々な考え方があると思う。私は…焼かれて灰になってしまうものが役立つのならいくらでも使って欲しいとも思う。脳死という難しすぎる問題はどこか遠くの話の様に思えるのだけど、確実に医療は進歩していて、そういう問題を考える時間がこの作品を見ることでえられました。当麻という一人の医師の行いが誠実に描かれた暖かい作品でした。
Weblog(サイト)名 : ひばなのシネマの天地 / Tracked : 2011年1月23日
|
《 孤高のメス 》
Excerpt(概要):★★★★★ ある程度の法整備がされた今日でさえ、脳死感移植後に他界したことで問題として取り上げられてしまうデリケートな治療法を、当時、法整備どころか日本で前例のないという状況で遂行した当麻医師の純粋な決意に胸が熱くなります。とにかく、患者を第一に考えること、すなわち目の前の命を救うことに全力を尽くす彼の姿は、市民が医者に求める究極の理想像であり、実際にはそんな人は少ないのだと気付きつつも、素直に感動できる作品に仕上がっていました。
Weblog(サイト)名 : 映画 - K'z films - / Tracked : 2010年12月5日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):良かったな〜。普通医療系の映画というと、手術の場面があってもあまり実際の手術の様子は見えない事が多いけど、この映画は、手術している体を映していてすごいリアル。そんなのを映しているので、初めはちょっと…、という感じになるけど、それはだんだん慣れてくるかな。映画はフィクションとのことだけど、田舎の病院は医師も不足してるだろうし、事実に近いんだろうな〜。漠然と難しい手術はでかい病院でしか出来ないと認識はしているけど、医師のレベルとかもやっぱりあるんだね。後半結構ウルっと来たな〜。是非御覧下さいませ^_^
Weblog(サイト)名 : 欧風 / Tracked : 2010年7月4日
|
【孤高のメス】
Excerpt(概要):当麻のおかげで救われた沢山の命、触発されて今までのぬるいやり方を捨て踏み出していくスタッフたち。当麻のいた短い間で沢山の人たちのその後が豊かになっていった。いいなー当麻先生!沢山泣いちゃったなー。ドナーのお母さんとの会話はお母さんにしてみたら救われる気持ちだったと思う。真に迫っていてグッときちゃいました。ラストもちょっと出来すぎかなーとは思ったけど、やっぱりこういうのはいい!! 「繋がっていく」って言葉が何度も登場したけど、こうやって繋がっていくのはとても素敵なこと♪地味だし若干ベタかもしれないけれど、大好きな映画です!
Weblog(サイト)名 : 日々のつぶやき / Tracked : 2010年6月30日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★★★ 当麻鉄彦はとにかく格好良い男。前半は当麻先生の人となりと医師としての腕を存分に見せてくれます。そして後半からは、いよいよ本題である脳死肝移植の話が始まります。いくら他の人を助けるためとはいえ殺人と変わりはしないのではないか。そんな葛藤を抱きながらも、先生は信念を持ってメスを握ります。ここもまた格好良い!息子が脳死状態になった母親の苦悩もよく描けていました。オペ室でスタッフ全員が視線を向けた先にあるクーラーボックス。そこに入った肝臓、それを提供した少年も患者の命を救う仲間だと感じた時は涙が溢れました。
Weblog(サイト)名 : 5125年映画の旅 / Tracked : 2010年6月29日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★★ ストーリーは極めて単純ですが、そうなるのも、この映画では手術シーンがこれまで見られなかったほど回数多く詳細に描かれているためで、その結果、通常の映画ならば恋愛関係になったであろう主人公の医師と看護婦の関係などは至極アっサリとしたものになっています。背景理由については、観客の側で考えを巡らせればいい。手術のシーンがそれ自体において特筆されるべきであって、それが評価されるのであれば映画としても成功したことになるでしょう。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的 / Tracked : 2010年6月29日
|
「孤高のメス」 命を繋ぐ、志を繋ぐ
Excerpt(概要):命を繋ごうと脳死の息子の臓器提供を行おうとする母親、そしてその預かった肝臓で患者を救おうとする医師の姿は、孤高というべき意志の強さを持っています。その意志が周囲に与える影響、志を繋ぐということ。当麻の行動はまさにその信念によりしっかりと支えられている。強い志は周囲の人々を動かしていきます。まさに志が繋がっていくのです。これは医者でもなくても当麻の姿勢には見習うべきところがあります。周囲の反応に惑わされず、もの言わずに信念を貫き行っていく人が孤高の人なのでしょうね。
Weblog(サイト)名 : はらやんの映画徒然草 / Tracked : 2010年6月27日
|
『孤高のメス』
Excerpt(概要):★★★★ 当麻医師を演じる堤 真一は、無表情ながら的確でスピーディな処置と、医師としての命を最優先にする男を見事に演じている。監督との息もピッタシだろうし、回りのよき役者たちに支えられて、この役を上手くこなしていた。適当なナースだった夏川結衣も、当麻と出会って少しずつそのナースとして、また女性として、そしてひとりの母親としてもその生き方と向き合い方に変化が生れてくる。命の重さと考えると、日本の医学界においてもまだまだ理不尽な見えないベールで包まれた、簡単には触れることのできないタブーな法律の存在を感じざるをえない。
Weblog(サイト)名 : 京の昼寝〜♪ / Tracked : 2010年6月22日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):手術シーンがリアルでした〜。しかも、内臓がとてもリアル…。一番メインの手術、肝臓がこんな色になってしまうなんて…とビックリ。役者さんたちもみなさん頑張っていて、本当の手術に観えました。病院とは安心して人が頼りたい場所だと思うのに…と考えると、この映画に描かれている状況はあまりにも怖すぎました。病院は場所ではなくて医師の力でいい病院にも悪い病院にもなるのだなあと実感しました。治療は技術ではなくてシステムで決定しているのかな、でも、当麻みたいな医師がいたら、少しずつ変わって行けるのかも知れないと感じた1本です。
Weblog(サイト)名 : とりあえず、コメントです / Tracked : 2010年6月18日
|
『孤高のメス』 腹の中まで見てください
Excerpt(概要):この映画では、医師や看護師の苦悩と決断を観客に判らせる必要がある。観客が、劇中の医師や看護師と共に悩み、共に苦しみ、同じ気持ちを体験してこそ、その決断に至る心情を共有することができる。そのために成島出監督は、医師や看護師が目にしているすべてのものを、観客にも見せることにしたのだ。孤高とは決して孤独のことではない。本作で描かれるのは、患者のため、命のため、それを第一に考える当麻医師の気高さと、その気高さが人々に伝播する様子だ。そして伝播した人々によって、今度は孤高のメスが支えられていくのだ。
Weblog(サイト)名 : 映画のブログ / Tracked : 2010年6月17日
|
【孤高のメス】折れないメス
Excerpt(概要):★★★★ 看護師・浪子の目線を通して描かれる。当麻先生がね〜。「俺が救ってやる!」とか「俺が、俺が」って人じゃないのよね。病気の人を助ける。医師に科せられたその使命を、ただ淡々と当たり前のように遂行する。医者になる事よりも医者であり続ける事の方が難しい…と語る当麻先生。権力や金や派閥や…そういう物に惑わされずに、ただ患者のために医者で居続ける。こういう世界では、それは難しい事なのかも知れない。でもね〜、、事の結末はちょっと悲しいなぁ…。浪子さんの息子が、この先どんな医者になるのか。それが予感できる温かいラストが好き。
Weblog(サイト)名 : 見取り八段・実0段 / Tracked : 2010年6月16日
|
【孤高のメス】医師であり続ける事
Excerpt(概要):当麻先生の最初の手術シーンから、なぜか感動…奇をてらった展開は無く、登場人物は淡々と患者の命と向き合う。言ってみればくそまじめな映画なわけだが、その堅さが心地よかったりする。堤真一さん、夏川結衣さんなど役者さんの気負うことのない本当に自然な演技と、手術シーンのリアリティのある映像、堤さん演じる当麻先生の柔らかい笑顔…それがこの映画を最高に魅力的に作り上げている。ステレオタイプの悪役も出ている事は出ているんだけど…そこを生瀬勝久さんが好演。テーマとしては目新しさは感じないけれど、硬質な物語になっていると思う。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段 / Tracked : 2010年6月16日
|
孤高のメス (堤真一さん)
Excerpt(概要):当麻は「外科医の仕事は目の前にいる苦しんでる患者を救うことだ」という信念を持つ男です。医師としてごく当たり前のことのように思えます。しかし、悲しいことにそんな当麻がヒーローに見える現状があり、物語でもそんな当麻の医療に対する純粋な想いに感銘を受け、浪子をはじめ周囲の人たちが変化して成長していきます。親と子の絆も印象的でした。命のバトン、命をつなぐ者としてのバトン等が表現されていました。多数派に流されることなく、あくまでも自分の信念を貫く当麻。そんな彼の生き方に共感と憧れを抱きました。
Weblog(サイト)名 : yanajun / Tracked : 2010年6月13日
|
「孤高のメス」 素晴らしい出会いが自分を豊かにする
Excerpt(概要):★★★ 見事な手術の処置を見てその場にいたスタッフの全員が感動した。その空気は確実に見ているこちらにも伝わり、こんな人と一緒に働きたいと部外者ながら同じ様に思った。大切な自分の時間を費やすのだから、出来たらキレイ事じゃなく誰かの役にも立ちたい。映画に描かれているのはかつての医療の先端を切り開いた医師の行動とそれを支えたスタッフだ。医師は言う「自分のしていることは編み物をしているようなもの」 実際に行われているのは華やかでもなんでもない、地味でいて、そして尊い作業の連続なのだ。
Weblog(サイト)名 : soramove / Tracked : 2010年6月13日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):堤さん、ちょっと普通っぽいブラックジャックがとっても良かった!観客もかなりレベルの高い外科手術に立ちあう事になります。当麻が魅力的なのは、その天才的技術と汚れのない医療への信念なのだけど、それを2倍にも3倍にも素敵にするのが、彼をリスペクトする浪子の想いであり、学閥の枷に苦しむ青木の存在なのだと言う気がする。人を救うはずのメスを手渡し、死に追いやっていた日々の苦しみからこの二人を救う当麻の存在が際立ちます。キャストは皆さん文句なしの適材適所。こみ上げてくるのは、嬉し涙だったのかも。今年の劇場鑑賞の上位決定です。
Weblog(サイト)名 : to Heart / Tracked : 2010年6月12日
|
映画:「孤高のメス」♪。
Excerpt(概要):脳死判定基準も明確ではない時代に決行した脳死ドナーからの肝臓移植。ドナー登録人口の少なさという問題が提起されているのを感じた。当麻の仕事への姿勢とそれをサポートする医師達や看護師、病院の人達等々。「命」への尊厳と人への「思いやり」の姿勢。清々しい気持ちになり、深く心に響いた。ラストが近づくにつれ、切なくなった。「君は素晴らしい看護婦だ」という当麻先生の言葉を胸に、ずっと働き続けた浪子の心の変遷はどうなったのだろう。自分の病院で倒れた職員を他へまわす姿勢からは、微妙な環境だったのか…。心地良い感動と考える機会を与えてくれた。
Weblog(サイト)名 : ☆みぃみの日々徒然日記☆ / Tracked : 2010年6月11日
|
どこの世界にも共通する事。『孤高のメス』
Excerpt(概要):★★★★ 表面的な部分だけを見ればサラリと許されてしまう明らかに理不尽な出来事は、どこの世界にも共通して存在する事なのかも。リーダーの資質が違うだけで周囲の人間のモチベーションは変わり、自分もそうありたいと願う気持ちが自分を成長させてくれるのも、どこの世界にも共通する事。お金では買えない大切な事は、目には見えない曖昧なモノなのかもしれませんが、目に見えないモノこそが人の気持ちを奮い立たせ、心を強くするのだと改めて感じさせてくれた本作は、道徳心を失いかけた世の中に、心正しくある事の意味を投げかけているかのような映画でした。
Weblog(サイト)名 : 水曜日のシネマ日記 / Tracked : 2010年6月11日
|
「孤高のメス」感想
Excerpt(概要):★★★★ 本作の中枢となる部分は、天才外科医・当麻の英雄然とした活躍を描いたものではなく、むしろ周囲の人々や環境にクローズアップされた物語だと思う。慣例より患者の命を最優先に考え、そのために法さえも恐れない、まさしく孤高の医師。ゆえに彼という人間には終始一切のブレがない。ただストイックに、一直線に目の前の命へと向かっている。そんな彼の言動、信念、一挙手一投足に感化され、再び医を志す者として再生していく病院関係者や周囲の人々、彼に疎み、貶めようとする輩。周囲が反応、共鳴していく事で、血の通った人間ドラマを形成している。
Weblog(サイト)名 : 狂人ブログ 〜旅立ち〜 / Tracked : 2010年6月10日
|
[映画『孤高のメス』を観た]
Excerpt(概要):力強く描かれた力作だった。スケールを大きくせずに、手術室の一点をいかにもリアルに描いて、物語全体を重厚に見せてくれた。私はこの作品をやや惰性に生きていたオペ看護婦・中村(夏川)と当麻との「純愛の物語」として見た。手術時の器具を手渡す、その間接的な接触がなんとも言えない「大人のプラトニック」を醸していた。クライマックスに向かって、中村の当麻への視線に宿る信頼が、私を非常に感動させるのだった。スケールの狭さは、登場人物のご都合主義的な「役割」を生み、瑕を感じてしまいそうに思えて、不思議とマイナス点にはならなかった。
Weblog(サイト)名 : 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 / Tracked : 2010年6月10日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):アメリカのピッツバーグ大学医学部に留学した医師が、北関東の市民病院にやってきて脳死肝移植に成功するまでを描いている。地味で静かな映画だが、患者の命を救うことだけに集中する情熱が熱い。堤真一の演技が見事な秀作だ。地域医療の問題の典型的な例として描かれていて、医療ミスを恐れる医者の極端さが強調される。でも、全体的に漫画的になっていないのは、静かな演出のおかげだろう。フィクションである小説が元になっているとはいえ、リアルな手術の描写から現実にあったことのように思えてしまう。
Weblog(サイト)名 : とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver / Tracked : 2010年6月8日
|
『孤高のメス』 試写会鑑賞
Excerpt(概要):★★★★ とても丁寧に作られたいい映画。オペのシーンはかなりリアルだったし、何より堤真一、余貴美子の演技が本当すばらしくて。当麻は医師として自分がすべきことは、患者を救うことだと、ただ自分の信念に従い続けた。邪心も野望もない。地位も名声も望まない。目の前にいる患者さんを救いたいだけ。結構重い題材を扱っていますが、脚本が良いのか、考えさせられるけれども重すぎず、笑いも適度に取り入れてとても巧い展開だったと思います。また沢山の家族愛が描かれていて、それがとてもよかったです。とても温かい気持ちになれる映画でした。
Weblog(サイト)名 : 映画な日々。読書な日々。 / Tracked : 2010年6月7日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):見応えある一本でした。ストーリーも分りやすく、テンポもよく最後まで見入ってしまいました。堤真一・夏川結衣・余貴美子の演技は本当素晴らしかった。正直、医師ってのは誰もがある一定レベルのオペ技術は持ってるもんだと思ってまして、難度が高くないオペなら誰が担当してもいいやって思ってました。だが、野本みたいな医師もいるんだと分かると、難度が低いオペでも患者に全力であたってくれる医者に診てもらいたいと思った。医師だけでなくマスコミや国民ももっと医療に関して勉強なり知識を得ないといけないと思う。夏川結衣のナース姿には萌えた。
Weblog(サイト)名 : だらだら無気力ブログ / Tracked : 2010年6月7日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★★★ 目の前の救える命が法律によって救えないというのは悲しい。たとえ自分の職を失おうとも一つの命を救いたいと移植を決断する当麻先生は素晴らしい人でした。手術シーンが吹き替え無しで撮影されているのに驚きました。しっかり全体が映っていてリアル感と緊張感がたまりませんでしたね。そういうわけでお話全体としても説得力ありました。もぉ〜堤さんが素敵でございましたわ。前半のちょこっとぬけてる所が笑えたりして、深刻すぎない所が良かったです。手術シーンでは手際の良さは自然で、いかにも演じてます!というふうには見えませんでした。素晴らしい。
Weblog(サイト)名 : 映画鑑賞☆日記・・・ / Tracked : 2010年6月6日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):とてもすばらしい映画でした。細部まで細かく作られていました。手術シーンが多かったんですが思わず手に力が入ってしまうほど"緊張感"や"迫力"が伝わってきました。手術シーンにも笑ってしまう所もあり少し肩の力が抜けますよ。役者の方たちの演技がすばらしかったです。堤真一さん、夏川結衣さん、余貴美子さんの演技にはとくに感動しました。ぜひ医療関係でお仕事されてる方々に見てほしい作品です。仕事とは何か?私は医療関係の仕事ではないですが自分の仕事のありかたを見つめなおそうと思えた映画でした。おすすめです。ぜひ見てください。
Weblog(サイト)名 : 映画大好き BLOG / Tracked : 2010年6月5日
|
『孤高のメス』
Excerpt(概要):メインで描いているのは医療に携わる人間より、「目の前の命を何が何でも救う」という医療に携わる者が持つべき純粋な想い。それを日本初の脳死肝移植に挑む当麻医師と関わる人たちの事情や想いとリンクさせることで、本当に混じりっけなしの純粋な想いとして見事に昇華させている。まだ顔の見えない100人の患者よりも目の前にいる一人の患者を何が何でも救う。それこそ本当に混じりっけなし、理屈なしの純粋な想い。医師だけでなく、病院に足を踏み入れた者全てが持つべき想い。堤真一さんと余貴美子さんの演技力と存在感に日本映画の底力を感じた映画でした。
Weblog(サイト)名 : めでぃあみっくす / Tracked : 2010年6月5日
|
『孤高のメス』
Excerpt(概要):主役の堤真一より、生瀬勝久によるオペが印象にのこる。ドタバタしてホラー映画よりこわい。堤真一もありがちな天才外科医ではない。仕事中にながすBGMは都はるみ。「演歌があうんだ」と、同僚に辨明するときの茶目っ気といったら! 夏川結衣は三四本目の腕となり医師をささえる。ただひたすら勤勉で忠実でうつくしい。一世一代の名演ではなかろうか。余貴美子は悲しい役どころ。今の邦画に君臨する女王はかわりない。観客はやすんじて感涙にむせぶことができる。役者と裏方の本気が火花をちらしつつ鎬をけづり、見るもの臓腑をはげしくゆすぶる傑作だ。
Weblog(サイト)名 : そのスピードで / Tracked : 2010年6月5日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★★★ 物語の中心は当時は違法であった臓器移植。手術中に医者やナース達が見ているものを映像にしたようなリアルさで緊張感の続く見所。オペ中の姿は、まさにコツコツ1針ずつセーターを編むようで、ありがちな天才外科医の神の手というようなものとは違っていました。この繊細で丁寧な手術は当麻の人柄そのもので、もう一つの見所となっている人の心にも通じていると思います。私はこちらに心を打たれました。世間が注目する大手術に挑んだスタッフ一同が堂々としていたのも印象的。重いテーマでしたが暗くないラスト。命の価値について深く考えさせられました。
Weblog(サイト)名 : ☆試写会中毒☆ / Tracked : 2010年5月31日
|
『孤高のメス』お薦め映画
Excerpt(概要):★★★★ 改正臓器移植法が今年2010年7月17日より施行される。本作は20年前の臓器移植手術がテーマだが、先駆者たちが抱える危険と信念を真摯に描いたタイムリーな題材。臓器移植の他にも、医師不足、手術ミス、地域医療など、20年前にあった問題は今も解決できていないことがわかる。
Weblog(サイト)名 : 名機ALPS(アルプス)MDプリンタ / Tracked : 2010年5月27日
|
◇孤高のメス 80点
Excerpt(概要):★★★★ 当麻という存在が、あたかも聖職者のごとく穏やかで常に医師としての信念による真摯な姿勢で立ち向かう人物像は、理想的過ぎて現実離れしているかのように感じたりもします。だけど、その一方で、自分が病気になった時に、やはりこんな医師がいたら、誰もがどんな事をしてでも看てもらいたいと思うに違いありません。昭和から平成、まだ脳死が死と認められていなかった時代に、責任を一切自分でかぶるとし、肝臓移植を敢行しようとする孤高のメスが切り開く、確かな未来へのステップが描かれていました。
Weblog(サイト)名 : 明日も晴れ / Tracked : 2010年5月21日
|
孤高のメス
Excerpt(概要):★★★★ とても良く出来ていると言ってよい作品だと思います。早々に驚いたのが堤真一の演じる当麻鉄彦。原作から受ける印象は、律儀なほどに真面目な肥後モッコス。しかし、本作の当麻はちょっと無頼派っぽさがあるのが特徴。しかし堤真一の作り上げたこの堤当麻はこれはこれで実に味のある人間像を表現できていたと思います。今自分が出来る全ての事を患者に対して行う、それが医師であるという強烈な矜持に観ている私たちもいきなり引き込まれます。手術シーンも本作の素晴らしい点の一つ。実に硬派な医療ドラマです、原作と併せて観て読んでみてください。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布 / Tracked : 2010年5月12日
|
『孤高のメス』
Excerpt(概要):★★★★ 医師として果たすべき職務の心構えと人間である以上、命を大切にする気持ちの大事さを痛感するとても大切な話題の秀作。原作は大鐘稔彦で生肝移植のチームにいた体験をもとにしているため現場をリアルに表現している。作品に登場する医師・当麻。印象的なシーンで彼は営利でなく純粋なメスの持ち主で、そんな彼なら禁止されている手術をしても命を助けることが基本なら、ぼくも生肝移植を許せると感じた。
Weblog(サイト)名 : Mooovingな日々 / Tracked : 2010年5月11日
|
映画「孤高のメス」@よみうりホール
Excerpt(概要):これはとても良い作品でした。かなり駆け足の展開であるが、見せる所はキッチリ見せる潔い演出が好感触。当麻の無駄のない鮮やかな執刀に劇中の看護士達が感動するように、観客も同じように感動する構成が実に見事。手術が嫌でしょうがなかった浪子の心理と観客の心理が当麻の執刀を見てピタリとリンクする演出が上手い。本作のポイントは当麻を演じる堤真一の好演に尽きる。彼の無駄の無い手術シーンは今まで見た医療ドラマでもトップクラスの演技であろう。映画は全編通してかなり緊張を強いられる構成であるが、所々でガス抜き演出も上手い。
Weblog(サイト)名 : masalaの辛口映画館 / Tracked : 2010年5月6日
|
『孤高のメス』(2010)/日本
Excerpt(概要):★★★★ 本作は、メインの手術医だけではなくその周辺まできっちりと手を抜くことなく描いている。臓器の処理をチームでする所などもさりげなく背景に入れているあたり、仕事に対して真剣にやって行きたいという個々の意思を反映させており、好感が持てる。そして、その医療シーンの細かさが映画全体に緊張をもたらしていて、いい流れを作っている。真剣に1つの命に取り組むことの清々しさがそこにはある。例え孤高と言われたとしても、その信念が正しいものであるならば、場所や時間を超えて受け継がれていくものなのだろう。
Weblog(サイト)名 : NiceOne!! / Tracked : 2010年4月28日
|