闇の列車、光の旅〜Sin nombre
Excerpt(概要):山あり谷あり、、、、、大人の方はもちろん、個人的にはカスペル達と同世代の10代の子達にも見てほしい、そんな作品です。見終わった後にきっと何か心に感じることが出来るはずですから。
Weblog(サイト)名 : 【ジャンル別映画・時々深夜アニメ】 / Tracked : 2012年1月25日
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闇の列車、光の旅/Sin nombre(映画/DVD)
Excerpt(概要):★★★★ 中南米の過酷な実情をあまりにも克明に描いた社会派ヒューマンドラマであり、深く考えさせられるのは勿論のことなんだけれど、待ち受けている現実もやはり過酷で重たいが故に心を動かされる。私達は本当に「命があることに感謝しろ」という感じなのかもしれない。生きることもまた「死」と同等に過酷なことなのである。「現実」というものを知る上でもオススメの一本!
Weblog(サイト)名 : 映画を感じて考える / Tracked : 2011年2月9日
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「闇の列車、光の旅」では素晴らしいという...
Excerpt(概要):この映画のサイラとカスベルの二人の愛の告白は何という素晴らしさであろうか!「私はどこにも居場所がない、どうでもいい人間だ」という言葉に対して「俺にとっては違う」「私について来る?」という言葉に対しては「もちろん」。決して明るいというわけではなく、むしろ絶望的な状況においてこれらの言葉がどれほど自らの存在をかけたものであり、お互いの心に刻み込まれるものかは見ていて非常によく判り、そこから受ける感動はあまりにも深い。この作品は、見事なまでにかけがえもない美しき愛の告白を見せてくれた。
Weblog(サイト)名 : 映画と出会う・世界が変わる / Tracked : 2011年1月3日
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闇の列車、光の旅 /Sin Nombre
Excerpt(概要):★★★ シリアスなドラマというよりやや娯楽性重視かな。[シティ・オブ・ゴッド]などでもまざまざと見せつけられた、中南米の子どもギャングが出てくる。貧困から生まれる暴力。アメリカに不法入国しようとする移民たち…。作品を撮るにあたって監督が取材した移民者も誰ひとり、「移民したから楽になる」と考えている人はいなかった、と。そうまでしても「移民する」と決意する。リスクを負ってまで、そうするほど追い詰められた状況であるということ。有名俳優たちをあえて使わずに撮ったところが良かった。
Weblog(サイト)名 : 我想一個人映画美的女人blog / Tracked : 2010年12月30日
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『闇の列車、光の旅』 (2010)
Excerpt(概要):誠実なだけでは伝わらないものも多々あります。映画としての特質を見極めたうえで、「監督の遊び」と解釈され誤解される事を承知の上で、この作品には何かインパクトのある仕掛けが欲しいように感じました。観客の目を、この作品に向けさせる何かが、必要だと感じました。[スラムドッグ$ミリオネア]や[プレシャス] をすでに観てしまっている私だからこんなことを思うのかもしれませんが‥。美しい自然、美しい映像。その美しさは誰も助けてはくれません、ただ美しいだけ。その美しさの先に見えるのは、きっと少女サイラの未来のはず…。
Weblog(サイト)名 : よーじっくのここちいい空間 / Tracked : 2010年10月10日
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闇の列車、光の旅
Excerpt(概要):明るい表情が出てくるのは、カスペルが恋人マルタと会っているシーンだけ。みんな未来が見えない毎日を送っていて、一様に暗い表情をしている、それは子供も同じ。不法移民のアメリカへの旅は本当に命がけ。見つかりそうになれば逃げなければいけない。ギャングたちは、縄張りを守るために敵がいないか見張り、見つければ命が奪われる。サイラがカスペルを信じて彼と共に行動しようと決めたのは、彼が彼女を助けたからなのか、それとも何かを感じとったのか。サイラがアメリカへ向かってからは描かれていない、、なんだか切なくなりました。
Weblog(サイト)名 : Diary diary! / Tracked : 2010年9月28日
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「闇の列車、光の旅」 ケイリー・ジョージ・フクナガ
Excerpt(概要):移民の問題は途上国と先進国の問題だ。豊かな暮らしを求めて、人は移動する。そこにはギリギリの<生と死>がある。そこにはドラマが生まれる。ホンジュラスなど中南米からアメリカへの移民をテーマにして作られたこの映画は、そんな<生と死>のドラマを<列車の屋根>という舞台を使って見事に描いている。そして純粋な若者たちの<眼差しの映画>になっている。未来を見つめる少女サイラの眼差し、死へと向かうカスペルの眼差し、そして組織の中で生きようとする少年スマイリーの眼差し、それぞれの眼差しの強さが、とてもストレートに心に響いてくる。
Weblog(サイト)名 : ヒデヨシ映画日記 / Tracked : 2010年9月24日
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「闇の列車、光の旅」 自分が求めるなら何処までも行け!
Excerpt(概要):★★★★ 交わった二人の道、ギャングの報復の死を覚悟したカスペルは過酷な状況でも希望を失わないサイラに触れ、少し向こうの未来を信じて見る気になる。この希望の無い若者の世界は国の政策にかかっていることで、そう簡単に変わることは無いだろう。そして、誰だって自分の考える幸せというものを求めて生きていくうえで、自分の国を捨てなければならないというのはいかにも哀しい。映画はラストはこうしかないだろうなという結末が待っている。その事実を見つつも、映画には描かれなかった幸せな別の結末を祈った。人が普通に暮らす自由を思った。
Weblog(サイト)名 : soramove / Tracked : 2010年7月19日
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「闇の列車、光の旅」
Excerpt(概要):辛くも追っ手を振り切ったカスペルはサイラと共にアメリカに渡ろうと決心する。しかしその矢先…あのラストは悲しすぎる。サイラの未来は少しは開けたかな?と感じる大ラスにわずかには救われたが…。サイラたち不法移民の行動もスゴいが、リルマゴ率いるギャング団がこれまた凄まじい。あのような暴力が支配し、貧困が蔓延するメキシコ。平和ぼけ日本人には全く縁のない不法移民の姿を描いた秀作。出演者たちの迫真の演技からドキュメンタリーにも見えてしまう。少女サイラと少年カスペルの出会いと別れ。二人の姿が哀れで、悲しくて、魂を揺さぶられる。
Weblog(サイト)名 : ヨーロッパ映画を観よう! / Tracked : 2010年7月13日
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闇の列車、光の旅
Excerpt(概要):★★★★ 映画の中心は、自分たちを取り囲む高い壁を何とか乗り越えようとする若い二人。一人はメキシコのギャング集団から何とか逃れ出ようするカスペルで、もう一人は、ホンジェラスの首都の貧民窟から逃れ出てアメリカに行こうとするサイラです。興味深いのは、色々な出来事が複線的に描かれていることではないかと思いました。監督した日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ氏は弱冠33歳。無名の俳優たちを使いながら、初長編のこの作品を頗る感動的なものに仕上げたのは素晴らしいことだと思います。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的 / Tracked : 2010年7月11日
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『闇の列車、光の旅』 これは銀河鉄道ではない
Excerpt(概要):本作はは暴力と純愛を描いた作品である。名もなき不法移民たちと、抗争に明け暮れるギャングたち。暴力が激しければ激しいほど渦中の純愛が際立つ。もっとも主人公である少年カスペルと少女サイラは、純愛というほどの関係ではない。そこまで関係を深めることすらできないまま、2人は追い詰められていく。2人があまりにも無力なので、追手が迫るたびに観客も緊張するのだ。逃避行というサスペンスが物語をぐいぐい引っ張る力強さは、ただならぬものがある。現実には多くの不法移民が、このような旅をしている。
Weblog(サイト)名 : 映画のブログ / Tracked : 2010年7月8日
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『闇の列車、光の旅』(2009)/アメリカ・メキシコ
Excerpt(概要):★★★★ どこにも逃げられない人間たちの必死な叫び。それは普通の人たちもギャングも変わりはない。生きていくことだけに必死で、目の前のものにすがろうとする。運命の女神はそれぞれに異なる結末を用意していく。そうとも知らずに突き進んでいく彼らの姿だけがそこにある。素直な心にしたがって、命を落とすものだっているのがこの世の現実なのかもしれない。映画は、そんな運命の分かれ道を容赦なく描いています。全体に流れる淡々とした乾いたトーンが、より一層残酷さを強めていく。ラストシーンの表情が秀逸。まさに人間の正直な心を映している。
Weblog(サイト)名 : NiceOne!! / Tracked : 2010年6月25日
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闇の列車、光の旅
Excerpt(概要):★★★★ 彼らはアメリカに密入国しようとしていた。この物語の構成として面白いのは、元々カスペルとサイラは何の関係もないこと。ですから最初のうちはカスペルのギャング団メンバーとしての生活と、サイラたち列車の旅は完全にパラレルに描かれています。物語はあくまでも冷徹な現実を私たちに突きつけてきます。そこには自分が生きるために他人の犠牲など顧みている余裕のない現実がありました。結局どれだけ願おうと叶わぬ事があり、救われぬことがあるのだということ、クライマックスでのサイラの必死の叫びは私たちの耳に悲痛にこだまするのでした。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布 / Tracked : 2010年6月24日
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*闇の列車、光の旅*
Excerpt(概要):追われてるカスペルはサイラのことを巻き込みたくないですしイザというとき単独の方が動きやすいですから、連れていきたくありません。でも彼に恩を感じ、ついてくるサイラ。いつしかふたりに淡い恋のようなものが芽生えてくるのがいいですね〜。ああ・もうラストはたまりません。悲しいですが、でも一縷の希望もあり、全体に暗すぎないところが救いです。・・あのMSの少年たちは好き好んであの組織に入ったのではないのかもしれない。彼らは自力で生きていかなければなりません。そう考えるとより辛く、悲しい…。
Weblog(サイト)名 : Cartouche / Tracked : 2010年6月23日
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映画* Sin Nombre
Excerpt(概要):描かれるのは北へ北へと向かう旅する若者ふたり。中米ホンデュラスの少女サーリャ。もう一人のウィリーは、南メキシコのチアパスのギャングメンバー。彼と一緒に列車強盗する幼い少年スマイリーも重要な登場人物。この映画では不法侵入する移民たちの体験や気持ちを、私たち観客に触れさせてくれます。法律は守るべきもの。それを敢えて破るのは社会規範に反する。不法滞在者を黙認していては、社会の制度は混乱するというのはその通りなのですが、一概に彼らを悪者と決め付け、強制送還すればそれでよいのでしょうか。とても新人監督の作品とは思えませんでした。
Weblog(サイト)名 : 有閑マダムは何を観ているのか / Tracked : 2010年5月30日
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Sin Nombre / 闇の列車、光の旅 [メキシコ映画]
Excerpt(概要):面白いです。是非。とても佳い作品であるのはたしかだけれども、私の好き嫌いを言うなら、苦手といえば苦手ジャンル。人が絶望したり死んだりする絵図は見ていればそれは悲しいものでしょう。私だってこの映画の何箇所で泣いたかしれない。この映画で映し出される移民がかわいそうに思えるということと、現実に我が国に在る不法外国人がかわいそうなのかどうかというのは全く別モノであるということ。そこのところはハッキリと自分の中で分けておきたい。そういうのはうっかり混ぜちゃダメなの。
Weblog(サイト)名 : Reino de Reine / Tracked : 2010年2月14日
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