「ヴィクトリア」:全編1カットの衝撃
Excerpt(概要):上映時間=撮影時間なのです。フィルムからデジタルになって長時間の連続撮影が可能になり、カメラが小型化して移動が容易になり、暗所でもクリアな絵が撮れるようになったからこそ可能になった作品です。ヴィクトリア役のライア・コスタは、全編を通しての奮闘と変化が圧巻です。本作を観て思うのは、「2時間あれば、何でも起きちゃう」「人生はたったの2時間で、まったく別の地点に行ってしまう」ということです。
Weblog(サイト)名 : 大江戸時夫の東京温度 / Tracked : 2016年6月16日
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「ヴィクトリア」
Excerpt(概要):★★★★ 2時間20分の間、デジタル加工も行わず本当にワンカットで撮影した作品であり、実際の時間と上映時間もリアルタイムで一致している。ヴィクトリアを演じたライア・コスタの熱演も特筆ものである。140分間、メイクを変える暇もないのに、冒頭とラストでは明らかに表情が変わっている。途中では難しいピアノ曲も演奏している。見ごたえのある映画だった。全編ワンカットが売りではあるが、見終わってみれば、ワンカットであった事など忘れてしまうほど興奮させられた。
Weblog(サイト)名 : お楽しみはココからだ〜映画をもっ... / Tracked : 2016年6月2日
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「ヴィクトリア」
Excerpt(概要):正真正銘140分のワンカット撮影で、しかも物語を語るというのだからなかなかスリリングな体験だったと思う。ライア・コスタという女優はヴィクトリアという役柄に成りきったまま最後まで演技を続け、暗闇が支配する早朝4時ごろから始まった物語は、陽が昇り明るくなったベルリンの街が動き出すまでをノンストップで映し出していく。『ヴィクトリア』はベルリンの街を舞台にした一幕物の演劇をカメラが追い続けたようなものなのだ。
Weblog(サイト)名 : 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実 / Tracked : 2016年5月15日
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