パーマネント野ばら : 作品を観た感想トラックバック


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【映画】パーマネント野ばら
Excerpt(概要):★★★★ 終盤に差し掛かるまではちょっと微妙かなと思いながら見ていたのですが、菅野美穂が演じた主人公なおこのとある秘密が明かされてからは様相一変、今まで見ていた景色がガラリと変わる演出には、思いっ切りしてやられました!小池栄子、池脇千鶴が個性的でパワフルでした。江口洋介が、今回はいつにも増してカッコいいなと思いながら見てましたが、結末を見れば思わず納得でした。夏木マリが演じた母親がまたいい味出してましたね、そして菅野美穂の受けの演技も本当に素晴らしかったです。切なさたっぷり、でも優しさもたっぷりな良作映画でした。
Weblog(サイト)名 : ただただ映画を楽しんでる人のブログ  / Tracked : 2016年5月22日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):衝撃的なエピソードよりも、おばちゃん達の会話の方が面白い。 この映画、出て来る女性達が相当個性的です。モブキャラまで色々な恋愛(?)エピソードを持ってます。 あけすけでずばずばと物を言う彼女たちですが、根底には優しさが流れている。
Weblog(サイト)名 : 映画感想メモ  / Tracked : 2012年1月5日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):全体的にコメディタッチで進むものの、中盤すぎになおこの相手カシマのことがわかってくる。「なんでこんなに寂しい」の台詞のシーンは凄く良かった。"野ばら"に集まる女性陣たちは、きっとみんな分っていたんだろう、優しく癒される目線だ。また自分たちのダメな話をしつつもそれでお互い慰められてもいるのだろう。ここに集まる女性たちは、愛への飽くなき執念をもっている。そしてそれがどんなに儚く難しいかも知っていて、だからこそ求めずにはいられないのだろう。でも悲しみだけでは生きていけないから、笑うのだ。
Weblog(サイト)名 : いやいやえん  / Tracked : 2011年2月9日
『パーマネント野ばら』
Excerpt(概要):子供だった頃のなおこが母を睨んだその目と同じ目を今、娘のももが自分に向けている。同じ思いをさせている。みっちゃんの「(なおこは)大丈夫だよ」という最後のセリフ。それを受け、母まさ子が初めて相好を崩したやわらかい安堵の表情がひとつ。母だけでない、パーマ屋の常連客もみんななおこの秘密を共有していたんだと知る。みんなで彼女を見守ってきたのだと。フラッシュバックのようにこれまでの映像の断片を思い出し、なおこの秘密と彼らの優しさに切なくなる。ももの声がなおこを現実に迎え入れた。
Weblog(サイト)名 : シネマな時間に考察を。  / Tracked : 2011年2月3日
映画[ パーマネント野ばら ]優しさの余韻に浸る
Excerpt(概要):身近に血を分けた母や娘がいながらも、共有できない哀切さを一人胸に抱えているなおこ。それはひとりで異世界に住んでいるかのようだ。菅野美穂は近年稀にみる可憐さと、透明感のある女性を見事に演じきっていた。すべての謎が解けたクライマックスでは、彼女はヘビーな真実を知ることになるが、この種明かしにはとてつもない瞬発力がある。このシークエンスで心を奪われた観客も多いのではないだろうか。それは叙述トリックの巧さよりも、平凡にしか見えなかった世界が、じつは優しさに満ちあふれた世界だということに感動させられるのだ。
Weblog(サイト)名 : アロハ坊主の日がな一日  / Tracked : 2010年8月14日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):なんだか分かりませんでした…。菅野美穂さんがテレビの放送禁止用語が出てくると話があったので若干のエロを期待したのですが「ち○こ」だけでした。パンチパーマ…である必要性あったの?
Weblog(サイト)名 : 単館系  / Tracked : 2010年6月30日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):★★★★ 過去の男に執着していながらも、現実には小さな娘を育てている女性という極めて難しい役柄を、さすがに菅野美穂はうまく演じています。小池栄子も、最近のどの映画にもまして力いっぱい「みっちゃん」の役を演じています。また、殴られたり騙されたりしながらも男に感謝してしまうという女性を演じる池脇千鶴も素晴らしい。漫画の持っている素晴らしく詩的なところが、映画の性質上、幾分説明的になってしまっているきらいがあるとはいえ、こうした配役陣に支えられて、感動的な作品に仕上がっているものと思いました。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的  / Tracked : 2010年6月20日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):女たちはみな激しく…とことん「男運が悪い」。それでも女たちはへこたれず「パーマネント野ばら」に現れる。そして、そんな彼女たちの話の相手をしながら、ただひとり順調な恋をしているかに見えたなおこが、「もう…理解できない」と、泣きじゃくる―。たぶん、女たちは町の人のことはお見通しなのだ。なおこの「秘密」も・・。だけど、恋して泣いて、諦めずにまた恋して―、この町で生きていく。ひなびた町で展開されるどの恋も少し痛くて少し可笑しい。いつも必死なのに、ほろ苦さも中くらいの描き方がかえって爽快。女たちの一途さと、可愛さ強さを味わう100分。
Weblog(サイト)名 : to Heart  / Tracked : 2010年6月17日
「パーマネント野ばら」
Excerpt(概要):★★★★ 素晴らしいのは、主人公を取り巻く脇の人物たちの個性の豊かさである。悲喜こもごもの人生を背負い、それぞれにドラマがあり、時には怒り、悲しみ、それでもおおらかにかつ逞しく生きている。男たちがどれも生活感がなく、ダラシないか、どこかぶっ壊れているのに対し、女たちはたくましく、生活力豊かに生き、そして男どもを強烈にリードする。人間という存在のおかしさと哀しみ、その底にある孤独感を見事に描き切った。吉田大八監督これまでの最高作。カシマのエピソード等を巧みに網羅し、再構成した奥寺佐渡子の見事な脚本も特筆しておきたい。お奨め。
Weblog(サイト)名 : お楽しみはココからだ / Tracked : 2010年5月31日
パーマネント野ばら・・・・・評価額1650円
Excerpt(概要):★★★★ 主人公のなおこを演じる菅野美穂がとても良い。どちらかというと受身のキャラクターなのだが、彼女の内面に隠された複雑で切ない葛藤は、細やかな演技によって不思議な浮遊感と共に表現されている。パーマネント野ばらに集まる女たちは、全てをわかった上でなおこを見守っている。かしましいだけに見えたおばちゃんたちも、自分の抱える苦しみを、なおこに聞いてもらう役回りに見えていたみっちゃんやともちゃんも、実はなおこの苦しみを分かち合っている。なおこだけじゃなく、おばちゃんたちまで愛しく感じさせられるキケンな魅力を持つ映画であった。
Weblog(サイト)名 : ノラネコの呑んで観るシネマ  / Tracked : 2010年5月31日
『パーマネント野ばら』(2010)/日本
Excerpt(概要):★★★★ ここに出てくる女たちの姿はさらっと淡白に描かれているけど、奥底に隠されたものは、愛への飽くなき執念に他ならない。どこまでもお互いに愛せる人を求めて人は歩いていく。そしてやっとたどり着いたかと思ったら、手にした幸せは砂のように掌からこぼれおちてしまう。自分の思い通りになることなんて、一体どのくらいあるのだろう。それが恋ならばなおさら。歩き続けるしかない悲しみを背負って生きていく。でも悲しみだけで生きていくにはあまりにも辛すぎて。だから彼女たちは笑う。全て笑い飛ばしていく。切ない想いなど初めからなかったかのように。
Weblog(サイト)名 : NiceOne!!  / Tracked : 2010年5月30日
*パーマネント野ばら*
Excerpt(概要):あ〜〜良かった!! …下ネタ連発!っていうかそれ以上で、寄るとさわるといかに男性をつかまえるかの話ばかり。どうやって"餌づけ"し"捕獲"するか、毎日それだけ考えて生きています。そんな中"すかしユリ"のようにすっくと清らかに生きているのが、なおこでした。この世界に馴染みつつ、みんなの悩みに耳を傾け親切にしています。後半は彼女にスポットが当たり、展開していくのですが、ああ...もう...お下品で見かけも…だったオールドガールズのみなさんとお母さんの温かさがふわ〜っとじ〜んと襲ってきます。たまらないわ。
Weblog(サイト)名 : Cartouche  / Tracked : 2010年5月28日
映画「パーマネント野ばら 」何度も、聞いたよ。大丈夫だよ
Excerpt(概要):★★★ 菅野美穂という女優の内に秘めた感情表現に打たれた。ラストを見終えるとそれまでの彼女の全てがグーッと立ち上がってくるのだ。ケバイ小池栄子に、まん丸顔の池脇千鶴、主演が透明で抑えた存在だったのでこの二人の存在は笑えたし、しんみりともさせられた。ささやかな幸せを描いた映画と思いきや、中盤から映画の緊張感が急に増してくる。ちょっと変わった映画だったが面白い体験が出来た。でもこういう映画はネタバレなしで見ないとラスト付近の感じ方が変わるだろうな。興味深い映画体験だった。
Weblog(サイト)名 : soramove  / Tracked : 2010年5月27日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):★★★★★ 実は幼馴染2人はなおこの秘密を知っている。幼いころの思い出を共有しているから。タイトルの [パーマネント野ばら] はまさ子が経営するひどく古ぼけた美容院の名前なのだが、猥談に花を咲かせる3人のオバサンが常連だ。なおこの幼馴染3人組と偶然の組み合わせではないだろう。少女、成人女性、オバサンという3世代が同じ時空に生きているような風情がずっとする。「パーマネント」 の元々の意味は永久だから隠されたタイトルは時間が止まったような「永久の野バラ」であり「永久の野原」 という意味だろう。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録  / Tracked : 2010年5月26日
映画「パーマネント野ばら」を観た感想
Excerpt(概要):★★★女たちのスッタモンダが延々と描かれて、肝心の、なおこのストーリーが横に行っちゃった。だから、それで? 状態。ウルウルは来た。その気持ちもわかる。女の子だもん。でもだからって納得はしないよ。
Weblog(サイト)名 : 映画初日鑑賞妻  / Tracked : 2010年5月24日
「パーマネント野ばら」:木場三丁目バス停付近の会話
Excerpt(概要):映画に出てきた女たちはみんな、お世辞にも高速をスイスイ走るような人生は送ってない。みんな男に恵まれない低空飛行の女たち。映画ならではのギミックが仕掛けられていて、深い孤独感が露わになる。西原理恵子原作だけあって、監督は違うものの[女の子ものがたり]の続編みたいな趣が感じられ、情が沸いちゃった。観客を置き去りにしない、わかりやすくてツボを得た脚本だ。高速道路を走るだけが人生じゃないってことだな。歩くのも人生。バスに乗るのも人生。映画がはねたら都バスに乗ろう!…できすぎ。
Weblog(サイト)名 : 【映画がはねたら、都バスに乗って】 / Tracked : 2010年5月23日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):映画自体は面白く、菅野美穂が演じるなおこを中心にした群像劇ですが、出てくる女性達がどれも個性的で、観ていて楽しかったです。しかし出てくる女性のことごとくまともな男を捕まえられないんですが、まさこの旦那がそれは選んだ女が悪い的なことを言っていて、なんか納得してしまいました。他にもいろいろ面白いセリフがあって、最後まで大いに楽しめました。それにしても、終盤のあの展開にはビックリ!あんな展開になるとは露にも思わなかった。それだけに衝撃も強かったですが、その後に、全てのシーンで納得できてしまいました。
Weblog(サイト)名 : だらだら無気力ブログ  / Tracked : 2010年5月23日
[映画『パーマネント野ばら』を観た]
Excerpt(概要):大どんでん返しが、[シャッターアイランド]より私には驚きだった。なおこ(菅野)は、少女期に母親の姿を見て、母親の男関係に自分の人生が翻弄されることに不満を感じていた。故に自分の離婚に際し、次の相手を選ぶことが、男性関係の「無限ループ」を生むことを恐れ、自分の恋の一途を貫こうとしたのか。そんな母親の姿を見て、なおこの娘・ももは、おそらくなおことは異なる人生を歩むことになるだろう。それは個人の人生の中での「ループ」ではなく、血統の「隔世ループ」である。結末も含めて、非常にサッパリとした展開で、好感のもてる作品でした^^
Weblog(サイト)名 : 『甘噛み^^ 天才バカ板!』  / Tracked : 2010年5月22日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):★★★ 最後は切なかったけれど、なんだか少し優しい気持ちになれる作品でした。物語はちょっと変わった女性たちに起こった出来事を描きつつ、主人公なおこ(菅野)の切ない恋愛を描いて行きます。楽しいコメディドラマの流れの中にサラッと引かれた伏線の数々、私は最後まで気がつきませんでした。全てを解っていてなおこをみまもるまさ子やみっちゃんやともちゃん、オバちゃんたちの包み込むような優しさに心が温まり、母を迎えに行くモモちゃんの優しさに胸を打たれました。小池栄子がすごくはまり役だと思う。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布  / Tracked : 2010年5月19日
パーマネント野ばら
Excerpt(概要):主人公なおこ。彼女は恋を諦めているように淡々と日々を過ごしています。賑やかな人達に比べて、静かな聞き役のよう。周りのキャラクターとは違って地味な印象だなあと思っていたのですけど…ラストにやられました。彼女の恋の行方を観た時、この主人公を菅野美穂さんが演じたのも納得でした。全体的に哀しい恋ばかりなのですけど、それを感じさせないようなパワーが伝わって来ました。おしゃべりに忙しい近所のおばさんたちまでもがインパクトを持っていて楽しかったです。観終った時、この女性たちにはいつか本当の幸せに出会って欲しいと願った1本。
Weblog(サイト)名 : とりあえず、コメントです  / Tracked : 2010年5月15日
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