映画評「ジュピターズ・ムーン」
Excerpt(概要):★★★ 難民が準主人公であるし、色々な差別の描写もあるなど、ファンタジーとしては些かテーマが直截に扱われ過ぎて面白味が薄い。若者の能力の見せ方も同じようなことの繰り返しで変化に乏しく、かつ、具体性を欠くのも不満。
Weblog(サイト)名 : プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] / Tracked : 2018年12月13日
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『ジュピターズ・ムーン』('18初鑑賞10・劇場)
Excerpt(概要):★★★ タイトルの『ジュピターズ・ムーン』とは、木星の最大の衛星「エウロパ」のこと。SFというジャンルではあるが、描かれているのは、泥臭い世界。東欧の社会的雰囲気がにじみ出ているのかな。ワンカット固定カメラでのカーチェイス・シーンなど、新鮮な場面もあった。映像が、今までにない浮遊感でした。
Weblog(サイト)名 : みはいる・BのB / Tracked : 2018年2月5日
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『ジュピターズ・ムーン』 ヨーロッパにおける奇跡待望論?
Excerpt(概要):空中浮遊の撮影がまた幻惑的で、無重力空間を漂うようなアリアンをカメラそのものも彼の周囲をぐるぐる回りながら捉えていく。何が起こっているのかわからないままに展開していく“つかみ”の部分はとても素晴らしかった。このあたりだけでも「一見の価値あり」とも言えるかもしれない。アリアンの能力は空中浮遊だけではなく、重力そのものを操ることであり、その能力を神の戒めの如くに使い人を殺めたりするエピソードによって、アリアンの立場がどっちつかずなものに感じられてしまうところもある。
Weblog(サイト)名 : 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実 / Tracked : 2018年2月4日
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「ジュピターズ・ムーン」:ハンガリーの宗教的SF
Excerpt(概要):サスペンス、アクション、難民問題、差別、テロリズムなど多様な要素を取り込んだ作品なのですが、一番感じるのは「宗教映画」だという側面です。凄かったのは、ブダペスト市内でのカーチェイス・シーン。
Weblog(サイト)名 : 大江戸時夫の東京温度 / Tracked : 2018年1月30日
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ジュピターズ・ムーン
Excerpt(概要):マイナス要素の方が目に目立つもやさしさや希望が感じられるラストはそれなりに響くものがあったし、冒頭でアリアンがハンガリーに密入国に失敗し移民局だか国境警備隊だかに追われ逃走するエピと、重力操作によりある一室を360度回転させたエピ時のカメラワークによる臨場感と浮遊感は高くまるで追体験しているようですばらしい。
Weblog(サイト)名 : 風情の不安多事な冒険 Part.5 / Tracked : 2018年1月28日
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