亡国のイージス
Excerpt(概要):原田芳雄という俳優は、出演しているだけで、その作品に重みを与えたように思える。本作では総理大臣の役で出演。事件発生の報告を受けたときの「なんで、俺のとき(任期中) に起きるんだ」という意味のことを、ある種投げやりに言い放つその口調は、原田芳雄だからこそ、作品の中で活きてきたのではないか。阪本順治監督作品の常連出演者であったが、主演ではなく、常に脇役で作品を引き締めていた。
Weblog(サイト)名 : 映画と出会う・世界が変わる / Tracked : 2011年7月24日
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亡国のイージス
Excerpt(概要):洋上/船/密室といった要素をうまく活かせれば良かったのだが。イージス艦である意味も薄く、洋上である意味も。あとは、キャラクターが多すぎるために心理描写が浅くなってしまって勿体無い感満載でした。でも真田・寺尾・勝地のコラボレーションは素晴らしく、観る価値がある。艦内と永田町との駆け引きは、緊張感と葛藤が見えて、なかなかに魅せる。主演はわれらが真田広之。正義感強く熱いオトコを気持ちよく演じている。真打・中井貴一は内に秘めた怒りや悲しみを表現し、安定した演技。
Weblog(サイト)名 : 猫の毛玉 映画館 / Tracked : 2008年10月17日
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「亡国のイージス」 (2005)
Excerpt(概要):原作の前半部分がプロットだけハイライトになっていて、かなりバッサリ切られている。その分後半の対日工作員、ヨンファとの対峙に勝負をかけている。 この選択はなかなか間違っていないと思う。出来るようで出来ないことだろう。 しかし、それゆえに描かれていない部分の残骸が残り、映画全体に意味を成していないのも目につく。 せっかく北○鮮という恰好の素材を使っているのだから、もっと日本人との対峙を克明に描けたのでは?
Weblog(サイト)名 : とりあえず生態学 / Tracked : 2006年1月25日
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『亡国のイージス』
Excerpt(概要):今回、ノーマークだった如月 行役の勝地 涼。 彼はまだまだ知名度もない若い役者だが、今回の存在感は素晴らしいものがあった。 映画は脚本だと思う。 今回の脚本はあの『ホワイトアウト』の脚本家長谷川康夫だった。 テンポと柔軟性のある重厚な脚本はこの映画を素晴らしいものに仕上げている。
Weblog(サイト)名 : 京の昼寝〜♪ / Tracked : 2005年8月9日
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