『ふたつの名前を持つ少年』映画@見取り八段
Excerpt(概要):原作はイスラエルの作家、ウーリー・オルレブによる児童文学『走れ、走って逃げろ!』ということで、なるほど世界で一番過酷な「母をたずねて三千里」案件だぞ、こりゃ… と思っていたわけだが、実話ベースだったとは驚いた。偏見を超えて救いの手を差し伸べてくれる人々と、身を隠してくれる森、川、崖などの豊かな自然に救われる。「2つの名前」の意味を知った時、この子に託された愛情と歴史の重みを感じる。人間の強さと逞しさを堪能する作品。
Weblog(サイト)名 : 映画@見取り八段 / Tracked : 2016年3月1日
|
映画「ふたつの名前を持つ少年」を見ました。
Excerpt(概要):★★★★ 本作は実話を基にした原作「走れ、走って逃げろ」を映画化。ダンカート監督は、アンジェイ&カミルという双生児をダブルキャストに起用し、性格の異なる2人をダブル・キャスティングすることによって、多面的なキャラクターを持つ1人の子供として描き出し、戦時中の重い現実と、自己のアイデンティティというシリアスになりがちなテーマを、あまり深刻にならずに観ることができる作品へと完成させている。逃亡劇があり、ハラハラドキドキがありながらも、作品全体に明るさや、子供の持つあどけなさを十分に発揮させる効果を狙ったことが、作品の成功に結び付いているように思える。「アウシュビッツ収容所解放70周年」の今年、必見の映画です。
Weblog(サイト)名 : みなと横浜みなみ区3丁目 / Tracked : 2015年9月16日
|
映画・ふたつの名前を持つ少年
Excerpt(概要):実話を基にした小説ウーリー・オルレブ「走れ、走って逃げろ」の映画化です。ユルクの苛酷な旅の出発点は本当に衝撃的です。希望を失わず生き抜いた少年の物語に感動する、などという美辞麗句では終わらない、とてもとても重いものを訴えてくる映画でした。
Weblog(サイト)名 : 読書と映画とガーデニング / Tracked : 2015年8月29日
|