映画評「ふきげんな過去」
Excerpt(概要):★★★ 「存在と時間」あるいは実存という概念を表現した内容と思われる。実存哲学を専攻する大学生なら面白く観るのではないだろうか?幕切れは通常であれば、運河にいて死んだと思われたワニが実は生きていてそれが果子には面白く笑ったと考えられる。しかし、そうではないかもしれないと考えるのも面白い。
Weblog(サイト)名 : プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] / Tracked : 2018年10月21日
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ふきげんな過去 (2015)
Excerpt(概要):小泉今日子と、二階堂ふみ、という組み合わせだけで、見てみたい気になりました。淡々としたオハナシだったけれど、この2人と、高良健吾の存在感は抜群。
Weblog(サイト)名 : のほほん便り / Tracked : 2018年10月18日
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「ふきげんな過去」:オフビートな北品川映画
Excerpt(概要):二階堂ふみって、ある種の天才で、今回も異常にうまいなあ。不機嫌な顔に2度だけ生気がみなぎる、その表情の絶妙さ!作品はオフビートで素っ頓狂な笑いを積み重ねていきます。北品川映画でもあります。あの、旧宿場街の風情と退屈なほどの静けさとが、作品のトーンを決定づけているのです。昭和な作りの家屋や店舗も、役者同様にいい味出しておりました。
Weblog(サイト)名 : 大江戸時夫の東京温度 / Tracked : 2016年7月31日
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ふきげんな過去
Excerpt(概要): 一種のファンタジーでしょうから、例えば、展開の突飛さを楽しんでもいいのでしょうし、個々の会話の面白さを味わってもいいでしょうし、映画の持つ意味合いをあれこれ考えるのもいいのでは、と思われます。ファンタジーですから何が起きても不思議はないとはいえ、映画を見ながらクマネズミは、ミキコやヤスノリはカコの幻想の産物ではないかと思いました。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的 / Tracked : 2016年7月26日
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『ふきげんな過去』 東京の川でワニを探す
Excerpt(概要):かなりゆるい感じの作品になっている。果子役の二階堂ふみは『蜜のあわれ』みたいなテンション高い演技とは違い、若いときにありがちなふきげんさを自然に演じている。小泉今日子は相変わらず小泉今日子そのものだが、未来子というキャラをすんなり演じられる人は滅多にいないという気もする。カナ役の山田望叶ちゃんがふたりの大物女優を相手にいい味を出しているところも見物だと思う。
Weblog(サイト)名 : 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実 / Tracked : 2016年7月2日
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ふきげんな過去〜埴谷雄高「死靈」風
Excerpt(概要): 埴谷雄高「死靈」を重ねるような舞台設定だ。少女ぽさを抜け出た感じの二階堂は流石の名演技。と言うか、こんな難しい役柄演じられるのは二階堂しかいない気がする。ちなみに、キョンキョン、二階堂に焦点が当てられがちだが、その2人の仲介役的「本当の子供」カナ(山田望叶)も存在感が際立つ秀逸な演技だ。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録 / Tracked : 2016年7月1日
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「ふきげんな過去」(舞台挨拶つき)
Excerpt(概要):小さく、クスッと笑えるところが、ちりばめられているのですよ。すごく、いいわ、ふみちゃん。エンディングも気に入ってる。ストーリーを書いてみても、味は伝わらず。観てもらわないことには、どうにもなりません。
Weblog(サイト)名 : 或る日の出来事 / Tracked : 2016年6月29日
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「ふきげんな過去」ひと夏の冒険だ!
Excerpt(概要):“冒険映画”です。主演の2人は言うまでも無く輝いています!脇を固める曲者役者陣も、みんなイイ味出してます。この映画、なかなかに凄い!
Weblog(サイト)名 : シネマ親父の“日々是妄言” / Tracked : 2016年6月23日
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