『おもひでぽろぽろ』を早稲田松竹で観て、
Excerpt(概要):★★★★面白いのは小5Verで表現力が半端ない。大人Verは古びて恥ずかしい。子供の場面が愛くるしくて良い。決して「良い子」ではないのだけど、ダメな部分が「あるある」で刺さる。もちろん男女の違いはあるが、みんな通ってきた道だ。この子供パートの延長で、大人パートが続けられるのがある意味しんどい。外見は変わっているが、主人公のメンタリティーは割と甘えん坊の子供のままだ。高畑勲の子供の表情の表現に対するこだわりには尊敬の念を禁じ得ない。面白いし、リアルだし、ずっと見てて楽しい。
Weblog(サイト)名 : ふじき78の死屍累々映画日記・第二章 / Tracked : 2022年5月19日
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【映画】おもひでぽろぽろ
Excerpt(概要):★★★★ 昭和の香り漂う作風に、妙にホッとさせられたと言うか、回想シーンなんか私は全然生まれていない時代なのに何故か懐かしいと思わされたりで、とても心安らげた作品でした。ラストシーンもエンドロールも良かったなぁ、ジブリ作品では地味な扱いの本作ですが、子供の時は何とも思わなくても大人になってからもう一度見てみたら、きっとまた違った感動を得られる作品だと思いました。
Weblog(サイト)名 : ただただ映画を楽しんでる人のブログ / Tracked : 2016年8月15日
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おもひでぽろぽろ
Excerpt(概要):地味ですがとても大人な作品です。誰でも抱く何かよくわからない焦燥感のようなものが感じ取れ、揺れる心の機微がきちんと映し出されているのが素晴らしい。主人公の少女時代と現在が交錯するストーリーは、自分も知らないはずの、心の田舎風景のよう。読書感想文・兄妹喧嘩・初潮・ホームルーム・パイナップルの味・分数の割り算・知らずに噂された男の子とか、どうでもいいような些細な1コマが自分の事のように心に焼きつく。忘れかけていた思い出から発起する自分探し。私もどこかに自分を落としているのかもしれないな、と思った。
Weblog(サイト)名 : いやいやえん / Tracked : 2010年7月7日
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