蜜のあわれ (2016)
Excerpt(概要):かなり観る人を選びそうだし、好みも分かれそうですが、エロ可愛い、金魚の精に、二階堂ふみ、ハマり役!ショートヘアしか見た事なかったので、ロングヘアの真木よう子も、タイプの違う妖艶な魅力で、好バランスでした。高良健吾の芥川龍之介が、また凄くハマっていて、場合によっては太宰でもイイかな? 彼を作家役で1本、撮って欲しい気がしたのでした。耽美で幻想的で、映像美にあふれた、不思議な魅力のある作品でした。
Weblog(サイト)名 : のほほん便り / Tracked : 2017年6月22日
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16-266「蜜のあわれ」(日本)
Excerpt(概要):★★★ 老作家と赤子、ゆり子の3人の関係の行く末を、ちょっと滑稽で幻想的に描いたファンタジック・ラブストーリーのようである。ファンタジックな話ということで、その行き着く先は計り知れないところもあるが、赤子のキャラも際立ち、全体的に滑稽で面白い作品だった。ちょっと赤子の運命は呆気ない感じがしたけれども。
Weblog(サイト)名 : CINECHANが観た映画について / Tracked : 2016年12月19日
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蜜のあわれ
Excerpt(概要):★★★ 体当たり的演技を披露する二階堂ふみはダンスまでこなし実によくやっており、共演の大杉漣も堅実な演技を見せているものの、クマネズミにはどうも乗りきれませんでした。原作の小説はファンタジー的色彩が濃いにもかかわらず、本作はむしろいわゆる「私小説」的色彩を強めている感じがします。原作が映画『赤い風船』(1956年)にインスパイアされて書かれているとされていることもあり、もっとファンタジー色を強めた映画作りも考えられるのでは、と思ったところです。
Weblog(サイト)名 : 映画的・絵画的・音楽的 / Tracked : 2016年4月21日
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蜜のあわれ
Excerpt(概要):★★★ 二階堂ふみありきで、成立するかわいさです。様々な赤い衣装がどれも似合います。昔の言葉づかいも良いです。芥川龍之介役で高良健吾、金魚売りに永瀬正敏と脇を固め、官能的で文学的なファンタジーの世界でした。でも、ちょっと眠くなりました。時代設定もあり、テンポがゆったりしているせいなのかと思います。
Weblog(サイト)名 : Spice -映画・本・美術の日記- / Tracked : 2016年4月17日
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『蜜のあわれ』 官能と老残と
Excerpt(概要):二階堂ふみの円く柔らかなお尻が柔らかな光を受けている。この映画の通奏低音を見る者に印象づける素敵なショットだ。老残の作家が金魚の化身である少女と夕陽の当たる室内でダンスに興ずるシーンには深い官能性というより、生きながらえてしまったといういささかの滑稽味があった。かつて石井聰互の名で『狂い咲きサンダーロード』を撮った監督が、歳をくってこういう映画をつくったかと思うと感慨深い。
Weblog(サイト)名 : Days of Books, Films / Tracked : 2016年4月16日
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蜜のあわれ 監督/石井 岳龍
Excerpt(概要):★★★ ワンカット、ワンカット、凝った絵作り。とにかく二階堂ふみチャンがいい。金魚の衣装もよく似合ってる。金魚ダンス(?)も可愛い。一番の見どころは劇場の大画面いっぱいに映し出されるふみチャンのキレイなまぁ〜るいオシリ。オッサンの妄想話なんだけど、最後はちょっと哀しい。
Weblog(サイト)名 : 西京極 紫の館 / Tracked : 2016年4月13日
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蜜のあわれ
Excerpt(概要):★★★★ セミヌード(吹き替え?)や、お尻をふりふりする、エロティックでコケティッシュな動きの数々。宮崎あおいに似ているとよく言われますが、こうした小悪魔的な演技は二階堂のほうに軍配があがるかな。昭和20年代のセットや衣装の数々。真木の和服の着こなしも見事ですが、なんと言っても赤を基調とした二階堂のファッションは、一周回って現在でもおしゃれに見えるから不思議です。映画館という独特の雰囲気のなかで、幻想世界に酔えるという意味で、テレビではなく映画館向けの作品でしょうね。
Weblog(サイト)名 : 映画好きパパの鑑賞日記 / Tracked : 2016年4月12日
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「密のあわれ」文芸のかほり☆衣裳展でなりきる
Excerpt(概要):小悪魔的に老作家を翻弄する少女に、二階堂ふみがぴったり。紅い衣装が少しずつ変化していくことで、赤子が大人になっていく様子を表現しているなんて本当に素敵!健康的に見えてしまう真木よう子は、ちょっと幽霊には向かないと思うのは私だけ?イメージとしては宮沢りえあたりが適任のような…。ちょいちょいお迎えに来る芥川龍之介(高良健吾)がこの上もなくカッコイイ!
Weblog(サイト)名 : ノルウェー暮らし・イン・原宿 / Tracked : 2016年4月7日
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『蜜のあわれ』 人を好きになるということは、愉しいことでございます。
Excerpt(概要):原作ではこのあたりは官能小説風に読まれ、読者は好き勝手な想像を膨らませることもできる。けれど映画化となると会話からすべてを想像して世界を構築しなければならないわけで、これはなかなか厄介な映画化だったのではないかという気もする。この作品の二階堂ふみは原作小説が好きだったとのことで、難しい役柄を思い切りよく愉しそうに演じていてこの作品を牽引していたと思う。
Weblog(サイト)名 : 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実 / Tracked : 2016年4月6日
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ショートレビュー「蜜のあわれ・・・・・評価額1650円」
Excerpt(概要):★★★★ 満開の桜の下を流れる幻想的な夜の川は、現世と常世を隔てる三途の川のメタファーだろうか。エロかわいい金魚を演じる、二階堂ふみが素晴らしい。ギリギリのチラリズムも、この作品に関してはちょうどいい塩梅だと思う。赤で統一されたいくつもの美しい衣装も見どころで、金魚の尾びれを思わせるフワフワの布地が印象的。
Weblog(サイト)名 : ノラネコの呑んで観るシネマ / Tracked : 2016年4月4日
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「蜜のあわれ」:鈴木清順版が観たかった
Excerpt(概要):昭和30年前後が一番近いイメージみたいですが、特にいつと限定しない時代背景は、清順作品の大正ロマンともかぶってます。唐突でコミカルなミュージカル風場面ってのも、清順映画にありますしね。赤の使い方も清順風と言いたいところですが、この赤は金魚の赤なので、オレンジに近いんですよねー。その分、鮮烈さが足りないのが残念。本作はフィルム撮影ってことなんですけど、今一つヌケが良くないんです。高良健吾の芥川龍之介が、妙に似ていてちょっと笑えました。
Weblog(サイト)名 : 大江戸時夫の東京温度 / Tracked : 2016年4月3日
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『蜜のあわれ』 揺らめく哀しみ
Excerpt(概要):★★★★ 映像としての本作はとても工夫されていてまとまっていたが、それ以上に原作がどうなっているのかを期待してしまうくらい、想像を掻き立てられる作品になっている。二階堂ふみさんは実に赤がよく似合う。素材がオーガンジーだったりそうじゃなかったり、ドレスの丈が長かったり短かったり、デザインが少しづつ違う所で、赤子の心境の変化を表しているそうで、そのデザインの変化を楽しむのが面白い。同様に老作家の着物にもメッセージが込められているとのこと。これだけのモチーフを凝縮した作品、いろいろな場面を細かく見ながら深く味わいたいものである。
Weblog(サイト)名 : Nice One!! @goo / Tracked : 2016年4月2日
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蜜のあわれ〜生と死の赤
Excerpt(概要):★★★ 真木よう子が妖艶なロングヘア。一昔前の松尾嘉代みたいに見えることもあり、結構よく似合っている。ひょっとすると、金魚鉢って、実は尿瓶(しびん)の変身なのかと妄想してしまう。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録 / Tracked : 2016年4月1日
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