私の優しくない先輩
Excerpt(概要):★★★ この映画は耶麻子から見た主観の世界なのです。そう思えば、予想以上にいけてないはんにゃの人の芝居も納得いきます。モノローグが多い作品は好きじゃないのですが、この作品は耶麻子の世界を作る効果になっていて良かったです。私は、とうに過ぎ去ったあの時代を懐かしくみました。今、彼女たちを見たら微笑ましく、懐かしいです。最後のプロ―モーションビデオもどきのエンドロールを含め、空想妄想溢れてたあの頃が懐かしかったです。創り手がどういうものを創りたいかがちゃんと出ている映画だと思います。
Weblog(サイト)名 : 映画、言いたい放題! / Tracked : 2011年7月1日
|
私の優しくない先輩
Excerpt(概要): 屋久島は雨だらけの島だが、火蜥蜴島は雨も降らない、と耶麻子が言ってます。ここでは雨というのはあの優しくないクサくてキモくてウザイ不破風和先輩の汗臭さと同じなんだね。映像がまた素晴らしく、素朴な離れ島がシュールな世界に変身し、数センチ現実とずれたシーン、耶麻子が喜久子を恋仇と悟った瞬間の豪邸の崩壊はまるで[インセプション]の夢の崩壊シーンのようだ。心臓病の耶麻子は生きている実感がない現実感が持てない女の子の隠喩。爽やかで楽しくて死ぬほど悲しい物語。勘の良い川島海荷と金田哲の演技が素晴らしい。
Weblog(サイト)名 : 佐藤秀の徒然幻視録 / Tracked : 2010年7月23日
|
私の優しくない先輩
Excerpt(概要): 参った。何コレ…。ずっと川島海荷のキュートな顔と声を聞き続けていれば満足な方、或いは金田哲のボケならどんなものでも笑える方のみおススメ。少なくとも1800円払ったら後悔します。川島海荷扮する西表耶麻子が唯一苦手としている不破風和(金田)。これがやたら熱い野郎。台詞やボケが信じられないぐらい面白くないにも関わらずオーバーアクションな芝居。観ていて哀れに見えてくるほど浮きまくっています。川島海荷はもうちょっと出る作品選んだほうが良いんじゃないかと思わされた作品でした。いやはや、久しぶりに参りましたよ、悪い意味で。
Weblog(サイト)名 : LOVE Cinemas 調布 / Tracked : 2010年7月8日
|