『1987、ある闘いの真実』:民主主義=ひとりひとりの人権を認めるかどうか @名画座
Excerpt(概要):★★★★ 民主化運動側だけでなく、警察側組織もほぼ同じ程度の割合で描かれ、体制維持のためにトカゲの尻尾斬りにあう下級刑事などの処遇も見どころが多いです。民主主義=ひとりひとりの人権を認めるかどうか、ということを考えると、なんだか格差が広がってしまって、ひとりひとりの人権なんて認めていられないよ、というようなところまで来ているような感じがするのですが。
Weblog(サイト)名 : キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ... / Tracked : 2019年2月5日
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1987、ある闘いの真実
Excerpt(概要):★★★★ それぞれの死闘を通して、紋切り型の勧善懲悪で割り切ることのできない人間を描くことに徹したと言えるだろう。韓国映画界の人気俳優たちは、それをストーリーに自然に溶け込ませる。そこに束の間のラブストーリーが入り込む。看守の姪と抵抗運動に身を投じる大学生との恋は、始めはドラマ的な味付けのようにも感じられたが、実は一番重要な部分を担っていることが最後に分るのが素晴らしい。
Weblog(サイト)名 : 映画に夢中 / Tracked : 2018年10月19日
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「1987、ある闘いの真実」
Excerpt(概要):★★★★★ 史実に巧みにサスペンスや若い男女のラブロマンスといったフィクション要素も絡め、エンタティンメントとしても見事な出来になっている。うまい脚本である。1987年民主化闘争の歴史の真実を多面的な角度から正攻法で描ききった点は大いに評価したい。これも是非多くの人に観て欲しい秀作である。何より、韓国歴史の勉強になる。
Weblog(サイト)名 : お楽しみはココからだ〜映画をもっ... / Tracked : 2018年9月22日
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「1987、ある闘いの真実」
Excerpt(概要): 人物像というよりも、史実にのっとった形で彼らがどのような立ち位置におり、どのように行動していったかが中心に描かれているので、感情移入という点ではしづらい部分がある(ヨニとイ・ハニョルの淡い恋は、その中で殆ど唯一と言っていいほどの感情移入の場面であるが)。だが芸達者な役者に支えられ、20世紀の朝鮮史の中でも激動の時代であったこの1987年を見事に描き切った作品なのだと思う。
Weblog(サイト)名 : ここなつ映画レビュー / Tracked : 2018年9月14日
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