アクト・オブ・キリング
★★★★★
[ストーリー]
恐怖
作品を観た感想
(5)
監督:
ジョシュア・オッペンハイマー
ルック・オブ・サイレンス
レ
出演者:
(アンワル・コンゴ、ヘルマン・コト、アディ・ズルカドリ、他)
あらすじ:
1965年、インドネシアではスカルノ大統領の親衛隊の一部がクーデター未遂事件(通称9・30事件)を起こした。 事態の収拾に当たったスハルト少将(後の大統領)らは、100〜200万ともいわれる人々を、事件を起こした“共産党関係者”だとして虐殺した。 監督は、罪を問われず普通に暮らしている虐殺の実行者たち(一般人)に、当時の様子をカメラの前で演じて欲しいと依頼。 彼らは嬉々として殺人の様子を再現してみせるが…。 ドキュメンタリー。
確たる証拠もなしに殺されてしまった被害者たちの家族は、今も声を上げられない状態であることがわかります。 自分たちは国を救った英雄だと信じて暮らしている加害者たちにとって、映画撮影は過去の栄光を再現する楽しいものになるはずでした。 しかし演じることによって、被害者やその家族への理解が深まってゆきます。 前代未聞の手法で加害者が殺人者だったことを自覚してゆく、衝撃の映像です。
≪インドネシア大虐殺に迫る、対となるドキュメンタリー≫
『アクト・オブ・キリング』
、
『ルック・オブ・サイレンス』
2012年製作 デンマーク・ノルウェー・英 (121 min)
原題:THE ACT OF KILLING
作品を観た感想
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