チェ 28歳の革命


★★★★★
[感動] [恐怖] [ストーリー] 笑い アクション

作品を観た感想 (63)

監督:スティーヴン・ソダーバーグ トラフィック 恋するリベラーチェ ソラリス ローガン・ラッキー
出演者:
ベニチオ・デル・トロ トラフィック ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ ハンテッド snatch

デミアン・ビチル 死霊館のシスター ヘイトフル・エイト エイリアン:コヴェナント チェ 39歳 別れの手紙

カタリーナ・サンディノ・モレノ そして、ひと粒のひかり コレラの時代の愛 チェ 39歳 別れの手紙

エルビラ・ミンゲスサンティアゴ・カブレラロドリゴ・サントロジュリア・オーモンド

あらすじ:
1955年、メキシコ。 ラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいと南米大陸の旅を続けるアルゼンチン人の医師エルネスト・ゲバラは、独裁政権に苦しむ故国キューバの革命を志すフィデル・カストロと意気投合。 わずか82人で海を渡り、2万人のキューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に、参加を決意する…。 実在したキューバ革命のカリスマの誕生を描く闘いのドラマ。

原作:チェ・ゲバラ『革命戦争回顧録』 カンヌ国際映画祭主演男優賞

キューバ革命後を描いた『チェ 39歳 別れの手紙』と2部作になっているため、連続してご覧になることをお薦めします。(2009年6月12日発売のセルDVD『チェ コレクターズ・エディション』と『チェ ダブルパック』は共に2作品セットとなっています。)

【チェ・ゲバラとは】 (1928〜1967)アルゼンチン生まれ。 本名エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。 “チェ”とはアルゼンチンで「やぁ」「おい」「ねぇ君」など相手に呼びかける時の言葉で、ゲバラの口癖だったために、周囲の人々は親しみをこめて彼のことを“チェ”と呼ぶようになった。
裕福な家庭で育つが、幼い頃からの喘息の持病は彼を生涯苦しめた。 ブエノスアイレス大学医学部在学中、友人と原付自転車に乗って南米各地を放浪。 『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、この時の日記をもとにした青春映画である。 大学卒業後も再び南米を旅し社会主義に目覚める中、グアテマラで女性活動家イルダ・ガデアと結婚。 
1955年、メキシコで亡命中のキューバ人革命家フィデル・カストロに、カストロの弟ラウル・カストロを介して出会う。 妻と娘を残し、当初は軍医としてキューバ革命に参加。 明るい性格で兵士たちの士気を高め次第に革命のカリスマとなってゆく。 1959年の革命成功後はキューバ国籍を取得。 ゲリラ活動を共にしたアレイダ・マルチと結婚し4子をもうける。 キューバ政府の要人となり、来日時にはトヨタ自動車や広島原爆資料館を訪問。 
アメリカ合衆国の南米への植民地的政策を大きく非難する一方、ソ連共産主義も帝国主義的であると批判。 独自の理想的社会主義を志していたため、ソ連に頼らざるを得ないカストロやキューバ政府と次第に乖離してゆき、キューバを離れる。
1965年、独立したばかりのアフリカのコンゴ共和国の革命を試みるも失敗。 南米ボリビアへ渡り新たな革命を試みるが、独自の革命論はボリビア共産党に受け入れられず、苦戦を強いられた。
1967年、ボリビア・イゲラ村で捕らえられ射殺される。 ゲバラが反米、反帝国主義の象徴となり、墓が共産主義者の巡礼地となることが恐れられたため、埋葬場所は公表されなかったが、1997年、キューバとアルゼンチンの合同調査隊が遺骨を発見し、キューバへ帰還。 ハバナの革命広場で式典が行われた。
チェ・ゲバラは現在でも中南米では絶大な人気を誇るカリスマ。 冷戦が終わり、ソ連が崩壊した現在、アメリカでもゲバラへの認識が変わりつつある。 ゲバラの膨大な手記を読み新たにファンになる者もあるが、思想的なことは全く関係なく、単なるファッション性から彼の写真付きTシャツを身につける若者も多い。

2008年製作 スペイン・仏・米 (132 min)
原題:THE ARGENTINE

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