ようこそ、アムステルダム国立美術館へ


★★★
笑い ストーリー

作品を観た感想 (5)

監督:ウケ・ホーヘンダイク レンブラントは誰の手に みんなのアムステルダム国立美術館へ
出演者:
アムステルダム国立美術館の館長、学芸員、警備員、修復家、建築家、他

あらすじ:
2004年、アムステルダム国立美術館の改修工事が始まった。 新しい「市民のための美術館」の理想を掲げる館長。 しかし地元市民の猛反対で、設計プランは変更を余儀なくされてしまう。 以後、たび重なる議論・変更・問題発生の繰り返しで工事は中断。 いったいいつになったら完成するのか…? オランダ史上最も大規模な文化施設の改築工事の舞台裏を描くドキュメンタリー。

モントリオール国際芸術映画祭審査員賞

何が「市民のため」なのかをめぐって大騒動が勃発。 市民団体も学芸員たちも議論好きでアイデアも豊富なのですが、船頭多くして工事進まず。 2008年に再オープンの予定が延期に次ぐ延期で、ヨーロッパ屈指のコレクションの大部分が長期間公開されず、保管庫で眠る事態になってしまいました。 「これは民主主義の悪用だ。」と嘆く建築家たち。 一番嘆いているのは収蔵品かもしれません。

【アムステルダム国立美術館(博物館)】オランダ最大規模の美術館。 1800年、ハーグの宮殿ハウステンボスに開かれたナショナル・アート・ギャラリーを基礎とし、現在の場所に移設されたのを機にオランダ歴史美術博物館が併合された。 国立という名がついているが、現在は財団として運営され、従業員は約400人。 レンブラント、フェルメールらオランダの黄金時代と呼ばれる17世紀の絵画を中心に、絵画、彫刻・工芸、オランダ史、版画、アジア美術の5部門に分類された世界に誇る芸術品がコレクションされている。

≪「アムステルダム美術館」シリーズ≫
『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』『みんなのアムステルダム国立美術館へ』

2008年製作 オランダ (117 min)
原題:HET NIEUWE RIJKSMUSEUM/THE NEW RIJKSMUSEUM

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