オフィサー・アンド・スパイ


★★★★
[ストーリー] 恐怖

作品を観た感想 (3)

監督:ロマン・ポランスキー チャイナタウン オリバー・ツイスト おとなのけんか 水の中のナイフ
出演者:
ジャン・デュジャルダン アーティスト 英雄は嘘がお好き アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲 プレイヤー

ルイ・ガレル グッバイ・ゴダール! 愛を綴る女 ドリーマーズ パリの恋人たち

エマニュエル・セニエ 告白小説、その結末 フランティック 毛皮のヴィーナス 母の身終い

グレゴリー・ガドゥボアエルヴェ・ピエールウラディミール・ヨルダノフディディエ・サンドル

あらすじ:
1894年、フランス。 ユダヤ系の陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告される。 ところが諜報活動の責任者に任命されたピカール中佐は、教え子でもあったドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見した。 上官に報告し対処を迫るが、国家的なスキャンダルを恐れた上層部は組織的な証拠隠滅を図る…。 歴史的冤罪事件「ドレフェス事件」の顛末。

ベネチア国際映画祭銀獅子賞、セザール賞監督賞・ 脚色賞・ 衣装デザイン賞 原作:ロバート・ハリス

長年アルザス・ロレーヌ地方の領有権争い等で対立していたフランスとドイツの巧妙なスパイ合戦の中で、ユダヤ系ではない新たな容疑者が急浮上! 本当のスパイはドレフェスではなくエステラジーなのか? ドレフェスは有罪か、無罪か? ユダヤ人への差別はナチス・ドイツ台頭以前の大昔から存在しており、カトリックが多数派だった当時のフランス国民のユダヤ人への嫌悪感も相当なものでした。 ピカール自身もユダヤ人は嫌いだと公言しており、当初は教え子ドレフェスを庇うこともなかったのです。 しかしピカールは先入観や損得を捨て、公正に判断しようとしました。 それは当然のこととはいえ、今も昔も難しい、特別なことなのかもしれません…。

【「ドレフェス事件」とは】
1894年、ユダヤ系のフランス陸軍大尉アルフレッド・ドレフュス(1859〜1935年)が、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で逮捕される。 軍籍剥奪の上、ディアブル島(悪魔島:南アメリカのフランス領ギアナに設置された監獄)へ収容された後も、彼は一貫して無実を主張し続けていた。 陸軍大学の元教官で後に情報局局長となったエリート軍人ジョルジュ・ピカール中佐(1854〜1914)は、当初はドレフェス逮捕に協力していたが、調査を進めるうちにフェルディナン・ヴァルザン・エステラジー少佐(1847〜1923)が真犯人である可能性が高いと報告するが、国家的スキャンダルを恐れた上層部は証拠隠滅を図る。 一方、1898年、作家エミール・ゾラ(1840〜1902)は『私は告発する(J’accuse:本作のフランス語タイトル)』というタイトルの大統領宛ての公開状を新聞紙上に発表し、ドレフェス事件の不当性を訴えたことで裁判沙汰となる。 ドレフェスは無実で逮捕はユダヤ人差別だと糾弾する反体制派と、あくまで有罪だと主張する軍部・カトリック教会を中心とした体制派が対立し、第三共和制下のフランスを二分する大事件となった。 (資料提供:ロングライド)

2019年製作 仏・伊 (131 min)
原題:AN OFFICER AND A SPY/J'ACCUSE

作品を観た感想 (3)

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