容疑者Xの献身:作品を観た感想(34)
容疑者Xの献身 (2008) Devotion of suspect “X”
★★★ ガリレオシリーズって観たことないんだよね。でも、これはこれだけで十分楽しめる。何とも奥行きのあるミステリアスドラマ。何度も観ようと思える良さというより、一発で満足できる映画。配役・演出・脚本共にベストな感じ。
鑑賞録
2010年10月27日
容疑者Xの献身
★★★★ テレビ版とはひと味違った渋い出来上がりになっています。福山雅治も当然主人公でいいのですが、それ以上に堤真一の存在感が凄かったです。ストーリーも中々良く、途中謎が判ってしまいましたが、それでも映像に釘付けで良かったです。謎解きも面白いけど周囲のキャスト、ガリレオの学生時代、心理的な描写など興味深い映画でした。
前向きに進みたい!!うつな自分
2009年4月24日
容疑者Xの献身
松雪泰子と堤真一のキャスティングが?という予想通りでしたが意外に楽しめました。ほぼ原作どおりでした。福山雅治と柴咲コウのキャラクターが加わるのはあまり気になりませんでしたね。堤真一扮する石神は原作ではさえない中年という感じなのですが、堤氏がやるのだから「おまえは若々しくていいなぁ」という自分の容姿を気にするセリフは成立しないと感じました。十分格好いいですから^^。
映画、言いたい放題!
2009年3月9日
実はラブストーリー 「容疑者Xの献身」
愛する人が犯してしまった罪、 彼女を守るために天才が練った完璧なトリック。 "その頭脳をもっと有意義なことに使ってほしかった" とトリックを見破りながらその友達は言うが、 愛する人を守るのは意義のないことなのか。 天才と言えど人間。 人生に絶望し、 愛する人の最後の行動を予測できなかったのだから。 彼のことを友達だと言った物理学者に対し、 天才はポツンと答える。 "俺に友達はいない"…堤が言うと、 これがまた寂しげなんだな。
シネマ走り書き
2009年2月12日
容疑者Xの献身
★★★★★ 主役は福山雅治じゃなくて、堤真一だと思った。非常によかったと思う。 見応えあった。 見返りを求めない愛が泣かせる。哀しい。
映画初日鑑賞妻
2008年12月30日
容疑者Xの献身
★★★★ 見終わった今では石神は堤さん以外あり得ない、と感じるほどぴったりはまっていました。ただ、今まで女性に縁がなかった…という部分への説得力は欠けていましたがねw。シリーズの主役って福山&柴咲なんだろうけれど、この作品の主役は堤さんという印象(笑)それでも作品としては十分だし、最後まで明かされない石神の{献身}、その{献身]がどういう形か知っていたんだけど…衝撃的でした。
しおんの気まぐれダイアりー 2
2008年11月4日
容疑者Xの献身(祝100作目を達成)
★★★★ 堤が主役&松雪が準主役で福山より目立ったし、柴咲&北村のWオマケの様に見えたけども真矢&品川の出番は可哀想なほど少ないよ。愛した石神VS愛を理解しない湯川の頭脳バトルも堤&松雪の演技は凄かったし、完全に引き込まれ、石神のトリックを見抜けなかったし上手かった。ドラマは全てで見たけど映画はドラマを見ずとも充分に満足が出来るね。堤さん圧巻で凄く満足。
別館ヒガシ日記
2008年10月30日
容疑者Xの献身 (福山雅治さん&堤真一さん)
"天才物理学者VS天才数学者"という触れ込みでしたが、事件のトリックそのものは、それほど複雑なものではなく、私のような文系の人にも容易に理解できるものでした。続きを観て行くうちに、この映画の見どころは、なにも天才数学者・石神が仕掛けた難問を解くことだけではないことが分かり、作品のタイトルの"献身"という名に隠された事件の真相が分かった時は、とても感動しました。
yanajunのイラスト・まんが道
2008年10月26日
『容疑者Xの献身』
福山雅治さん演じる湯川が進行役に思えたのも監督の巧さだと思いました。ストーリーも実におもしろい。頭の中で考える数学者と観察と理論で答えを出す物理学者の対決といいつつ、実はそれすらも観客を思い込ませる要素の一部なんです。石神を演じた堤真一さんは誰もが絶賛するように本当に素晴らしいです。孤独で社会に馴染めない存在感の薄い男を確実に観客の印象に残る存在感で演じるこの凄さ。
めでぃあみっくす
2008年10月22日
*容疑者Xの献身*
物理学者・湯川の方は明るくハンサムで地位もあります。そして数学者・石神は教師だけれどヒッキーといってもいいほど…光と影といってもいほどのふたりの対決はちょっとしたことでも見逃さず、ひとつひとつの事実を積み上げていく物理学者と、思考し、先を読んで積み上げていく数学者との対決で、とても見ごたえあるものでした。しかし…後半の展開はほんとよくできてますね。
Cartouche
2008年10月16日
「容疑者Xの献身」TVとは、別物!
湯川先生ハジけてません!かなり抑えてます。そこが「実に面白い!」 天才・石神が実践した完全犯罪に、その明晰な頭脳で果敢に挑む湯川…この静かで緊張感溢れる対決は観ている者を決して飽きさせません。デキはともかくスケール的には「TVでも出来そう…(爆)」って、思っちゃいました。作未読でも充分理解出来ますので、変な予備知識を持たずにご覧になることをお薦めします。
シネマ親父の“日々是妄言”
2008年10月16日
『容疑者Xの献身』@日劇
★★★ 石神は数学オタクで結構暗く地味〜なイメージだったのですが、堤さんの配役は見事でしたね。かっこいいのにダサくて陰気な雰囲気を出せる俳優さんですから。福山さんの格好良さと、堤さんの演技の上手さはすばらしかったし、まぁそれなりに楽しめましたけど、重要な台詞がカットされてたりして、はっきり言って原作ほどの良さは映画からは伝わってきませんでした。
映画な日々。読書な日々。
2008年10月15日
容疑者Xの献身
★★★★★ 実に興味深かったのが、石神のキャスティング。堤真一さんってのが全然イメージできなかったんですが、あんなに石神にピッタリ…と堤さんの演技力に脱帽です。原作を読んだときは、結末を知りたいあまりマッハで読み終え放心状態になったんですが、結末を知っていながらも映像で観てみると、また一味違っていて楽しめました。そして、意外にも号泣してしまいました。。。
☆試写会中毒☆
2008年10月13日
容疑者Xの献身 を観たゾ
物語は原作まんまの流れなので安心してください。原作全てを映像化している訳でもなく、湯川と石神が雪山の登山の場面等オリジナルの脚色もありました。それもいい具合に違和感なく映画に溶け込んでいました。原作を読んでいた時もそうだったが、トリックを湯川が予想し石神に答えを問う場面には鳥肌が立ち、どんでん返しの展開には驚きます。
ヤジャの奇妙な独り言
2008年10月12日
容疑者Xの献身
★★★★ 軽妙なドラマとは逆に、笑いを控えめにした作りで映画として面白かった!細かなツッコミはあっても、福山雅治・北村一輝・柴咲コウ・堤真一・存在感ある役者が引っ張る事件の捜査は複雑な感情を背後に隠した一筋縄にいかぬもので、そこから行き違えながらも大きな愛の形が見えてくるクライマックスが見応え。観賞後,素直に「実に面白い」と感じさせてくれました。
Akira's VOICE
2008年10月12日
容疑者Xの献身
面白い映画でした。映画だけ見ても充分面白かったです。ドラマ見ていたほうが人間関係とか、よりよく楽しめるんでしょうが。堤真一と松雪泰子とキャストがいいですね。石神の靖子に対する無償の愛、なんか気持ち分かる。それにしても松雪泰子が綺麗すぎる。そら、あんな人が隣に住んでたら惚れてしまうやろ。自分やったら間違いなく惚れる。
だらだら無気力ブログ
2008年10月12日
☆「容疑者Xの献身」
★★★★ 美人は罪ねーー。でも、途中で花岡靖子に親切にしてきたダンカンとは、不釣合いだと思いまーす。ポイントは、科学で証明できない事象には、てんで興味なしの湯川が、その科学で証明できない「愛」に挑んだ点かなっ。いやー、実に面白いっ。「堤真一と松雪泰子が良かったね」
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2008年10月11日
【映画評】容疑者Xの献身
★★★ 推理モノとしてのトリックの全貌がわかったときはさすがに唸らされたけど、推理過程は観客を置いてけぼり。 ヒントなり、ミスリードなりを用意してくれないと傍観するしかない。別の言い方をすると、真相は予想できなかったにもかかわらず
未完の映画評
2008年10月10日
「容疑者Xの献身」 愛は割り切れない
物理学や数学では人の感情・愛情というのは割り切れないものであるということこそが本作のテーマであるわけなので、スパッと切れるような気持ちよさを演出で選ばなかったのは正解だったと思います。石神役の堤真一さんはほんとに演技がすばらしい。感情を押し殺しているように見えた石神が、溜め込んだ想いあふれたような嗚咽の場面は圧倒。堤さんが主役と言ってもいいくらいです。
はらやんの映画徒然草
2008年10月9日
『容疑者Xの献身』
同じ大学出身で唯一湯川が天才と認める石神はもっと風体が堤 真一に比べ、野暮ったい感じ、それを2枚目半の堤 真一がどのように演じるかは興味があった。少し鼻につく部分もあったが、頭がキレるという意味では良かったのかもしれない。 花岡靖子を演じる松雪泰子も原作に比べると線が細いという感じもしたのだが、さすがに「フラガール」での説得力ある控えめな演技も評価されるものだ。
京の昼寝〜♪
2008年10月9日
容疑者Xの献身
いやいやいや、泣けるとは想定外でした!それにしても、この石神哲哉を演じた堤さん、凄いですよ!冴えない服装、ボサボサの髪、生気の無い顔、うつろな目・・・幾何と見せかけて関数の問題。今回は変人ガリレオがいつもする決めポーズも封印。彼の人間性を全面に出した感じの湯川だった。これはなかなか観る価値ありましたよ。
UkiUkiれいんぼーデイ
2008年10月9日
【容疑者Xの献身】孤独な数学者を生かしたもの
ドラマと違って重厚なストーリー。天才数学者の孤独が露わになり、その切なさに泣けてしまった。天才数学者を演じる堤真一の演技が、とにかく素晴らしい。この映画に関して、主役は堤真一であり、ヒロインは松雪泰子である。もちろん、湯川教授の論理では割り切れない人間の感情に対する葛藤も充分描かれているが…静かに終わったラストシーンから続くエンディングも余韻を残してくれた。
映画@見取り八段
2008年10月8日
[映画] ガリレオ 容疑者Xの献身 感想
落ち着いた、重厚な作品に仕上がってた。一番の見どころは、湯川VS石神、とにかく堤真一の演技が素晴らしく良かったです。この映画の主役だと言っても良いくらい。もう一人のメインキャラ・花岡(松雪泰子)も、ちょっとくたびれた役がなかなかハマってたと思います。湯川の口から犯人が行ったトリックの全貌が明らかになる驚きの展開など、ストーリーも面白い。サスペンス好きにもおすすめ。
THE有頂天ブログ
2008年10月7日
福山『容疑者Xの献身』舞台挨拶
感情移入しまくりでしたね、、、最後は、会場のあっちこっちから、すすり泣く声が…松雪さんと堤真一の最後の迫真の演技でウルウルですよ。最後は拍手がおきてましたね。あの伏線が読めなかったのも悔しかったな、そういうことかぁ〜って感じでまんまと最後までタネに気づかなかった。デートムービーにはオススメかと思います、原作ファンやドラマファンが楽しめるかはわかりません。
FantasisTaka
2008年10月7日
映画感想『容疑者Xの献身』 幸せな男
多くのキャラクターは、連続ドラそのままキッチリ描かれ、推理も含めて会話劇は健在。ただ、そんなキャラの描き込みとは別に、連ドラとは決定的に違う部分が存在する。天才石神の謎を解くと言うことも含め、コレまで表現されなかった"湯川の心の葛藤"が存在する、今までとは違う面白さは漂わせたドラマとなっている。連ドラを見ていなくても面白さは伝わるし、俳優も含めて全般的に面白かった。
レベル999のマニアな講義
2008年10月7日
容疑者Xの献身
不遇な数学天才、堤真一は、主演の物理天才福山雅治を押しのけて実質主演。殺人隠蔽のカラクリ自体は、かなり天才らしからぬツッコミどころあり。残った見所は不遇で絶望した孤独な数学天才をめぐる、ほのかな生きる希望の悲しき一人相撲の物語。物理天才福山雅治も過ちを犯した。数学天才堤真一も論理的じゃなかった。雪山のシーンは実際の登山というより2人の心象風景が表現されている。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年10月7日
【容疑者Xの献身】
とても良かった!!何と言っても石神役の堤真一さんがものすごく、とってもとっても良かったんです!!暗く思いつめた表情をの石神・・・巧すぎです!!福山さんと堤さんの濃厚な人間ドラマ…テンポがいいのに重厚で、原作でも感じた石神の思いには…本当に打たれます。そして泣けました、感動しました。薄幸の美人役、松雪さん似合いますね〜。
日々のつぶやき
2008年10月7日
「容疑者Xの献身」みてきました♪
福山雅治かっこよい〜。メガネもすてき! 堤真一やっぱ、演技うまいね。暗〜い天才数学者を見事に演じていました!結構悲しい話だった。…ただただ相手の事を思っていたよ〜。最後の真相にビックリ。それにしても、警察の動きを読めるなんて天才すぎる!
+++turbo addiction+++
2008年10月6日
容疑者Xの献身
実に面白い。これはいいね!どうもテレビドラマの映画化というと、面白いは面白い。でもそこそこ、っていうのが多いけど、これはホントに素晴らしい。映画版はかなり真面目な感じでしたね〜。ま、こういう話だし、それはそれで良かったかな?原作をまだ読んでない人は、先に映画を観た方が、いいんじゃないかと思います。とにかくオススメです!
欧風
2008年10月6日
映画 「容疑者Xの献身」
映像として、引っかかるところはすべて謎を解く手がかりです。それらの引っかかった所を"別の角度"から観ることで、私たち観客が"謎"に対して"仮説"をたてることができ、その答えは劇中の答えと近いものになるでしょう。そして、動機にある愛とも感謝ともとれる感情は涙を誘います。もう、主役は堤さん演じる石神です。観た後に「おもしろかった」っと思わせてくれる映画だと思っています。
どうしても書きたくて・・・。
2008年10月6日
「容疑者Xの献身」堤真一と松雪泰子が魅せる
クールな湯川が感情を激しくあらわす場面があり、テイストもかなり違う。堤真一はそこまで陰気なキャラにせんでもと思ったけど、これは終盤に生きる。松雪泰子が陰のある美人を好演。柴咲コウと福山雅治はいつも通り。二人とも不器用なんでしょうね。それで良いと思えるか、もの足りないと感じるか、分かれるでしょう。番の泣かせどころで、堤真一と松雪泰子が魅せてくれる。
ももたろうサブライ
2008年10月6日
容疑者Xの献身
湯川と内海の会話も今回は大学の同期でもある草薙も加わってさらに面白くなってました。石神の花岡に対する愛情は、原作でも涙が出そうになりましたが映画では堤さん達の渾身の演技もありさらに感動的になってました。ドラマからの引き続きのキャストはドラマどおり、湯川演じるは今回は親友と警察への協力という板ばさみになっておりその切なげな表情が出てました。
Diarydiary!
2008年10月6日
「容疑者Xの献身」映画感想
映画の冒頭はドラマのノリに近く、不安は募るばかりです。しかし、石神が出てくると雰囲気は一変、花岡靖子もイメージ通りでした。ミステリー好きには騙されて嬉しいトリックが効いている作品でした。登山シーンの必然性を感じられなかったことも有り、ちょっとマイナスに。堤真一と松雪泰子の演技も良かったかったので、原作好きとしても充分合格点の出来でした。改めて役者って凄いなぁ、と感じた。
Wilderlandwandar
2008年10月5日
『容疑者Xの献身』を見ました
湯川VS石神の知恵比べの色合いが濃く、さらに石神と言う人物にスポットを当てた犯罪ドラマに仕上がっています。作品の雰囲気が変更されているのでシリーズ未見の方でも理解できないことは無い。非情に印象的なのが堤真一です。うだつの上がらない天才数学者・石神をこれだけうまく演じるのは、彼ならでは。「刑事コロンボ」のような、謎解きドラマとしてみると面白い作品だと思います。
それ行け!シネマPeople at 21st Century
2008年10月5日
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