密告･者:作品を観た感想(5)

密告･者
香港映画の全てのｴｷｽが凝縮されて極上のｴｯｾﾝｽとなった､それがこの作品｡黒社会､警察､密告者｡愛と裏切りとｶﾈと香港の夜景｡ﾆｺﾗｽ･ﾂｪｰがおどおどとした密告者になることがまた秀逸で｡でも彼のｲﾒｰｼﾞとは裏腹に泥臭くてｶｯｺｲｲ｡ﾆｯｸ･ﾁｮﾝは凄く上手くなったと思う｡本当に久し振りにひねりのない正統派香港映画に出会った気がする｡
ここなつ映画ﾚﾋﾞｭｰ
2012年6月18日

密告･者
★★★★ 密告者の･は何なのだろう.......面白かったです｡大好きなｶﾞﾝｱｸｼｮﾝあり､ｶｰﾁｴｨｽあり､ﾊﾞｲｵﾚﾝｽあり〜でかなりﾊﾃﾞにやってくれちゃってます｡それに､先が見えない展開で最後の最後までﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷものでした｡でも....観終わったあとはひたすら切なさが残ります...｡
新･映画鑑賞☆日記･･･
2012年6月13日

密告･者
香港映画界って､いまだにこんな､ｷﾞﾗｷﾞﾗとした粗削りで熱っぽいﾉｱｰﾙを撮る力があったのかと､びっくりしてしまいました｡ ﾉﾜｰﾙのお手本のような真っ黒な映画でしたが､観終わった気持ちは決して殺伐としたものではなく､しっとりとした哀しみが残るﾀｲﾌﾟの良作でした｡
ｷﾉ２
2011年12月7日

密告･者
汚れ役でも､ﾙﾝﾒｲめっさ綺麗！ｸﾞｲ･ﾙﾝﾒｲ目当てで観に行ったものの､手に汗握る展開のｸﾗｲﾑｱｸｼｮﾝで大いに楽しめた｡香港ﾉﾜｰﾙらしい濃厚な内容で個人的には大満足｡ﾆｺﾗｽ･ﾂｪｰのｻｲｸﾞｧｲも良かったんですが､それ以上にﾆｯｸ･ﾁｮﾝ演じるﾄﾞﾝから漂う哀愁が何とも良かった｡
だらだら無気力ﾌﾞﾛｸﾞ！
2011年11月14日

密告･者
★★★ 香港ﾉﾜｰﾙらしいﾊﾃﾞさとﾄﾞｽ黒さが渦巻く見応えたっぷりの作品だ｡捜査のために犯罪組織に密告者を潜り込ませる捜査官と､止むにやまれぬ事情で密告者になった青年､この２人の関係は最終的にどちらに転ぶことになるのか｡過激なｸﾗｲﾑｱｸｼｮﾝとあわせた２人の心情描写に否が応でも引きこまれたのだった｡本作に救いは無い｡双方共に己の人としての良心に従った結果､それが自身を破滅に導くのだから皮肉としか言いようが無い｡とはいえこの哀しい男の生き様が香港ﾉﾜｰﾙの魅力だ｡
LOVE Cinemas 調布
2011年11月1日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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