敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜:作品を観た感想(2)
映画『敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜』...
★★★ インタビューに混じって冒頭にバルビーの娘であるウーテ・メスナーの映像では、父クラウスが「リヨンの虐殺者」と世間から呼ばれている人物像とはかけ離れていて「とても優しくて、思いやりがあった」と語っている。マクドナルド監督は、被害者や関係者で語られるバルビーの虐殺者としての一面も、娘が語る父の家庭での様子もバルビーの一部を語る上で欠かせないと判断したのだと思う。それとも、冒頭で娘のインタビューを流すことで、バルビーの2面性を強調しているとも思えるが、いずれにせよ戦争は一人の人間の人格を変えてしまう怪物であることは間違いないようだ。
KINTYRE’SDIARY
2010年1月2日
敵こそ、我が友~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~
★★★ こういう人物が長年のうのうと生き延びたことに驚いてしまいました。蛇の道はヘビと言いますが、よくもまあ、受け入れ先がたくさんあったものです。戦犯も仕事だったからと言ってしまえばそれまでですが、長年自由でいた上に、結局は終身刑だなんて、ユダヤ人には納得できないことでしょう。
玄米遊女夢映画
2008年12月22日
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