ホームランが聞こえた夏:作品を観た感想(2)

「ホームランが聞こえた夏」 コテコテのスポ根映画だけど気がつくと素直に感動してる
★★★★ 聴覚障害という彼らの負った障害を思うより、高校生として全力で校庭を走り回り、必死の形相で白球を追うその真剣な姿にやはりぐっとくる。何かに夢中になる姿はやはりいいものだ。素直に感動している。「心の底から声を出せ」。唸り声のような絞り出す声が響く。彼らが声を振り絞って叫ぶ時、それは自分の気持ちをも代弁してくれている気がして心熱くなる。作りは出来過ぎのストーリーで、もうひとつ気持ちがノレないが、それでも結構感動して劇場を後にした。ここまでストレートだとなんだかどこか気恥かしい。でもたまには良いかな。
soramove
2011年9月17日

『ホームランが聞こえた夏』
青春ものだから、シリアスさはそれほどないけれど、世代の異なる男たちが挑戦する姿が作品の中にある。暴力事件で球界を追われ、生徒たちがひたむきに練習する姿に初心を取り戻していく元国民的スターのコーチと、ハンディを抱えながらも芯の強さを見せながら高校野球の全国大会1勝を目標に懸命に練習する少年たち。どっちのサイドから観たとしても、そこにはちゃんとした感動の要素が詰め込まれていて、作品の半ばくらいからは涙があふれながら観てた気がする。夏にベタな作品を観て、ちょっとあったかい気持ちになりたいって人にオススメします。
Cinema+Sweets=∞
2011年8月1日

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