第七の封印:作品を観た感想(4)

「第七の封印」
★★★★ 戦いや伝染病で大勢の人間が亡くなっていく。神はいるのか。死からの救済はないのか。基本は、そういうあたりだと思うのですが。
或る日の出来事
2019年2月11日

『第七の封印』を新文芸坐で観て、
★★★なにがどう第七の封印なのか今回も分からんかった。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2019年2月11日

第七の封印(1957)
★★★★ 旅芸人の幻視の世界と旅芸人が演じる芝居とが通じていて、その中にアントニウスらもいるとすれば、アントニウスが見た死神は旅芸人の幻視の中で見たという、言わば神に疑問を持つ者=アントニウス、無神論者=ヨンスも、信心深い?旅芸人とが入れ子構造になっていることが読み取れる。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年1月17日

「第七の封印」:死神の魅力
本作には笑える場面がそこここに散りばめられていますし、そんなにこわい死神ではないんですけれどね。それにしても死神にチェスの勝負を申し込むあたり、あまりにウディ・アレン的で(と言うのもヘンな話ですけど)笑わずにはいられない感じでした。本作の魅力は、やはりこの死神の魅力に尽きるのです。野いちごとミルクの場面の幸福感とか、ラストあたりの詩的な浄化感が、作品を救います。
大江戸時夫の東京温度
2013年8月12日

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